2011
「ROCK☆」
歌も踊りも今日だけのもの
朝なのだ
昼なのだ
夜なのだ
電車だ
階段だ
エスカレーターだ
鳥だ
飛行機だ
いや・・
歌はikkikaseiに飛び跳ねて
リフのリズムは音符となって
.
1/23 22:07
○
「スナルカム」
わたしたちの背丈の成長は
樹氷のような
鍾乳洞のような
意志
.
2/2 19:43
○
「白菜ヘアー」
年をとるって白菜みたいだよね・・
年寄りって
何に寄って
何によって?
イエズスのみ名によって
あなたたちって・・
白菜みたいだよね☆
.
3/5 21:29
○
「ある警備員の歌」
廊下に立たされてばっかりの僕は大人になって路上に立ちました。
ある日、見たことなかった先生がやって来てボール紙を一枚くれました。
そこには絵が描いてありました。子どもたちが手をつないで
鳥がとんでいます。
僕は美術室に行ってぬり絵をしました。青い服の女の子
グリーンピースのカウボーイ
野良着の坊主はレモンのヘアー
日本和装の少女は淡い桜のぼたんでしとやかに
ウズベキスタンのインディアン、ハンナは裸でしたので
でべそにしちゃいました
赤ずきんちゃん
鳥は南国風でしっぽが空色だったのです。
僕は技術室に行って組み立ててみたら募金箱でした。
僕は用務員さんにドリルで穴を開けてもらい
給食おばさんのとこに行って
あいさつしたら
ぐー・・ という音がしました。
僕が入れた10円玉は死んだ死体の音が
ポト。
無口な僕は音楽室に行きました。
音楽をやってました。
音楽が産まれました。
僕たちは
パキスタンやウズベキスタンの子どもたちが廊下にしっかり立つことが出来るよう
じゃがいもをおくりました。
Tokyo snow viewー
雪も水なのだ
夏は氷
冬はお湯
春と秋には
雪降り積もる
六本木
ビニール傘越し
空見て歩いていると
上野の桜の木の下歩いてるみたい
空を見ていると
クリーム色の
親のよう
夏には氷を
冬にはお湯を
春と秋には
プレゼントを
.
3/10 22:23
○
「Good by childfood」
さようなら
たまごの殻
たまごの皮
たまごの白身
たまごの黄身
だって
僕はゆでたまごじゃない
.
4/6 21:49
○
「11聖木曜日」
あれやこれやを
あれやこれやと
あれやこれやを
見えるのはつむじだけ
その風はつむじ風
を一掃する
冷たい風を
目を覚ます
まぶたに
ひんやりと
暖かな
風よ
.
4/21 22:05
○
「ピカリ」
輝け小鳥とともに
pipipipipi
風が吹く
小鳥喜ぶ
私走る
小鳥とともに
pipipipipi
.
5/16 21:47
○
「越境ライン」
緑の葉
風が吹き
渡り鳥
飛び出して
いけどもいけども飛んでいく
いけどもいけども飛んでいく
.
6/7 21:40
○
「男のRomans」
罪で茎とか葉とかに雨 哀れな涙のようだけど
成長しよう イエズスと
聖人になろう
.
6/17 21:45
○
「Wonderful nature」
川に水が流れていた
鳥が鳴いていた
黙ってた
川に水が流れていた
鳥が鳴いていた
話してた
.
※文法、
ウィズダム英和辞典 第2版に、
the beauties [beauty] of nature. (!×beautiful nature とはいわない)
とあります。wonderfulの場合もそういうことあるかもしれません。この詩では気にしませんでしたが、受験生等のみなさんは要注意でお願いします。
8/2 21:48
○
「fragrance」
植物の白
胚の白
伸びる緑のグラデュレーション
輪郭は茎
頬をなでてごらんよ
等角で
.
8/23 20:31
○
「せみフライ 」
蝶のように
せみのように
そんな
羽のように
ぷかぷかで
ぽかぽかな
夏休み
せみフライ
バタフライ
飛んでいる
.
9/7 20:46
○
「ナナコロビナオキ ー 純潔の薔薇 」
※子供が大人になるとき
この世にては
イエズスの聖性の身丈に
のちの世にては
永遠にあなたがたを賛美することが出来ますように
純潔の薔薇を
.
10:12 21:51
○
「教訓」
そこからは
太鼓のリズム
息せききって話してる
応援してる
わかるか?
わかったか?
読めたか?
聞こえたか?
そこからは
太鼓のリズム
息せききって話してる
応援してる
.
10/27 21:30
○
「ポンポコ」
風が吹く
岩ダヌキ
風を待つ
ぽんぽこ
ぽぽぽぽ
ぽんぽこ
.
11/18 20:09