P.P.P.(Prose Poetry Pencil / プロース・ポエトリー・ペンシル)
役割: ソフトグッズ・マイスター(船内秩序調和主任的な内装担当)。宇宙船のクッションや布地などの修理・仕立てを担う。
特徴: 眼鏡をかけたクールで知的な職人の女性。知的でリズミカルなトーンで話し、「P」で始まる英単語を多用する。お茶目な一面を持つ。
C.C.C.(Cynical Concrete Critic) / アカシヤさん
役割: 突撃隊長。ハードグッズ・ハンマラーとして金属部分の修理も担う。
特徴: スキンヘッドの男性で、額の右側に小さい絆創膏を貼っている。ガチガチの現実主義者で「C」で始まる英単語を多用する。かつてチャプレン・ハーロックとお笑いコンビ「W Peanuts(Wはげちゃんズ)」を組んでいたボケ担当であり、桁違いのユーモア能力を持つ。ヤンキースのジーターのような頼もしいカリスマ性を持つ。
M.M.M.(Moderate Mercy Mediator) / チャプレン・ハーロック
役割: 牧師(チャプレン)。争いを仲裁する調停者。
特徴: ユダヤ人の白人男性。スキンヘッド。かつてお笑いコンビ「W Peanuts(Wはげちゃんズ)」を組んでいたツッコミ担当。宇宙の倫理と信仰のジレンマ、そしてお笑いの情熱という葛藤を抱え、「M」で始まる英単語や「まあ、まあ」と曖昧な言葉で場を和ませる。
カムカムイ船長(S.S.S. / リス船長)
役割: 宇宙船「フンペ・エト号」の船長。
特徴: 50代〜60代で、ロシア・ユダヤ・アイヌのルーツを感じさせる顔立ち。眉毛が繋がっているように濃く、髪型はソフト鍾馗様。グレゴリー・ペレルマンのような世俗を超越した知性を持つ。高倉健のような寡黙な威圧感があるが、「S」で始まるシンプルな単語で究極の天然な回答(ボケ)をする。アイテムはムックリ。
ファーティマ
役割: 宗教調和主任(スペースパトローラー / 通称:おっとりパトローラー)。
特徴: おっとり系ムスリマの女性。ヒジャブを着用し、足元はローラースケート。厳格な倫理と秩序の支柱であり、相棒のフクロウ「ブーマ」を右肩に乗せている。必殺技は「シュクラン・ジャジーラン(どうもありがとう)」から名付けられた強烈な蹴り「ジャジーラン」。
ドップラー(通称:ミッキー)
役割: 音響統括(音のチャンピオン)。
特徴: 30代〜40代のアフリカ系男性。ミッキーマウスのような白い手袋(ハイスペック集音器)をつけている。サンプラーで動物の音を出したりする。「悪役ぶりたい」が憎めない存在。
チャップリン
役割: 宇宙船付パントマイム芸人/エンターテイナー。
特徴: アジア系の純真な若者。中国の庶民が被るようなキャスケットと、白い足袋シューズを着用している。喜劇王チャップリン好きの祖先を持つ。
イグペンローズ
役割: 化学者 兼 幾何学アーティスト。
特徴: 30代〜40代でメガネをかけている。宇宙の構造に潜む矛盾と美をアートとして探求する情熱的な学者。
モンブラン
役割: 料理長。
特徴: 「魂の味」を追求する、食を通じた倫理と喜びの独裁者。
ルーミー
役割: スタッフレストラン見習い兼名目上の医療主任。ハンコ係。
特徴: 失敗しても前向き。「無我のセマー」という旋回舞踊を行い、船を「空っぽ(セラ)」に導く役割を持つ。
玉ねぎ博士
役割: 感情と涙の担当。
特徴: 「涙のカタルシス・ミスト」をプッシュプッシュと噴霧し、クルーを浄化する。
テトラ
役割: 清掃女性チームのトップ。
【小噺:修理か、廃棄か】
C.C.C.:「おい、P.P.P.。このフィルターはもう駄目だ。Clog(詰まり)が酷すぎる。Clean(洗浄)しても無駄だ。Cut(切断)して、新しい回路に Change(交換)するぞ。古い機能は Cancel(取り消し)だ」 P.P.P.:「待って、アカシヤ。それはあまりに Painful(痛ましい)わ。この機械にも Past(過去)があるのよ。ここにあるのは汚れじゃない、Protection(保護)の膜かもしれない。あるいは、私たちを閉じ込める Prison(監獄)の壁……? Paradise(楽園)と紙一重ね」 M.M.M.:「Maa, Maa, Maa...(まあ、まあ、まあ)。お二人とも、Mental(精神)を落ち着けて。機械の Memory(記憶)も、神の Mystery(神秘)の一部です。もしかしたら、その詰まりは、機械なりの Message(メッセージ)、あるいは……Mistake(間違い・過ち)としての愛かもしれませんよ?」
【劇的ワンシーン:不器用ですから】
C.C.C.:「おい、S.S.S.(石像)! あんたも船長なら何か言ったらどうだ。どっちの色が Correct(正解)なんだ? どうせまた、Silence(沈黙)を決め込むつもりだろうがな!」 P.P.P.:「(息を呑む)……Suspense(サスペンス)だわ……」 船長:「……Simple.(シンプル)」 一同:「…………!!」 C.C.C.:「……チッ。Simple(単純)、か。素材のままが一番強いって言いたいのかよ。……へっ、Surrender(降参)だ。今日はあんたの勝ちでいいぜ」 P.P.P.:「ああ……なんて Sharp(鋭い)で Strong(力強い)一言……! Splendid(素晴らしい)わ!」 M.M.M.:「ン〜、これぞ Supreme(至高)の調停ですねぇ……」
【暗黒星雲の正体】
P.P.P.:「ああ……あれは宇宙の Pain(痛み)。星々の涙が凝縮された Poetry(詩)だわ……」 C.C.C.:「バカ言え。あれは高濃度の Carbon(炭素)ガスだ。Crash(衝突)したら船は大破だぞ。おい、S.S.S.(Super Serious Statue / 超真面目な石像)! あんたの直感で判断しろ。回避か、突入か?」 船長:「…………Soup.(スープ)」 P & C & M:「は?」 船長:「……Seaweed.(ワカメ)」 M.M.M.:「ン〜、船長は……あれがワカメスープに見えて、お腹が空いたとおっしゃっています……」 C.C.C.:「(ガクッ)……Starving(飢餓)かよ! S.S.S. は Super Starving Senior(超腹ペコ老人)の略か!」
【未知との遭遇】
C.C.C.:「これは高度な Cipher(暗号)だ。侵略の Countdown(カウントダウン)かもしれん」 P.P.P.:「いいえ、これは Prayer(祈り)よ。魂の Pulse(鼓動)を感じるわ」 C.C.C.:「おい船長! あんたには何て聞こえる? 敵か味方か?」 船長:「…………Stomach.(胃)」 一同:「え?」 船長:「…………Stress.(ストレス)」 P.P.P.:「宇宙人の声じゃなくて……自分の胃の音を聞いてたの!?」 M.M.M.:「まあまあ……船長の Stomach(胃)は、宇宙一 Sensitive(繊細)ですから……」
【究極の選択】
C.C.C.:「右は Collision(衝突)のリスクがあるが、Calculation(計算)でなんとかなる!」 P.P.P.:「左の闇に飛び込むのよ! Perish(滅び)の中にこそ Pure(純粋)な救いがあるわ!」 C.C.C.:「ふざけんな! おい S.S.S.! 決断しろ! 右(Right)か、左(Left)か!」 船長:「…………Sleep.(寝る)」 一同:「今!?」 船長:「……Sunday.(日曜だ)」 C.C.C.:「今日は火曜だ!!!」 M.M.M.:「ン〜、船長の中では、今日は Sunday(安息日)……つまり、Stop(動くな)という神託ですね……」
【謎の巨大な赤い球体】
C.C.C.:「おい船長、見ろよこの Color(色)! まっ赤だ。これは Crisis(危機)だぞ。俺の Calculation(計算)じゃ、これは新型の Cannon(大砲)か、爆発寸前の Core(核)だ。今すぐ Crush(破壊)すべきだ!」 P.P.P.:「野蛮ね、アカシヤ。あれは Planet(惑星)の赤ん坊よ。見て、あの Perfect(完璧)な丸み……宇宙の Passion(情熱)が形になった Pearl(真珠)だわ。Protect(保護)して、名前をつけましょう!」 M.M.M.:「Maa, Maa, Maa...(まあ、まあ、まあ)。Calm(冷静)になりましょう。あれは神からの Message(メッセージ)かもしれないし、ただの Mirage(幻)かもしれません。Mystery(神秘)は、そのままにしておくのが Mercy(慈悲)ですよ……」 C.C.C.:「ええい、うるせえ! おい、S.S.S.(船長)! あんたが決めてくれ! あれは一体何なんだ!? 破壊か、保護か!?」 船長:「…………Strawberry.(ストロベリー)」 C.C.C.:「はあ!? Strawberry(イチゴ)だと!? おい、ふざけるなよ S.S.S.(Super Silly Senior / 超・おふざけ老人)! この非常事態に、Sweets(お菓子)の話か!? それとも何か、あれは『イチゴのように表面に種(地雷)がある』っていう Strategy(戦略)的な警告か!?」 P.P.P.:「ああ……なんて Sensational(感覚的)な表現……。そうね、あれは宇宙という野原に実った、一粒の Sweet(甘い)な果実……。私たちの Sentiment(情緒)を刺激しているのね。さすが船長、Sense(センス)があるわ」 M.M.M.:「ン〜、確かに色は Similar(似ている)ですが……。しかし船長、あれがイチゴだとしたら、あまりにも Size(サイズ)が Super(巨大)すぎますよ……」 C.C.C.:「うわっ! 見ろ! 何か出てきたぞ! 白い Slime(粘液)だ! やっぱり生物兵器だ! 船体に Stick(付着)したら溶かされるぞ! おい S.S.S.! まさかあれも『イチゴの果汁』だって言うんじゃねえだろうな!? あの白い液体……正体は何だ!?」 船長:「…………Sorry.(ソーリー)」 C.C.C.:「Sorry だと!? 船長、まさかこの System(システム)の故障も、あの Slime(粘液)の放出も、あんたのせいだって言うのか!? ふざけるな! 今は自己批判してる場合じゃねえ! Save(救出)か、Shoot(撃破)か、Simple に答えろ!」 P.P.P.:「Akashiya, Shut up! 船長は私たちに代わって、Sorrow(悲哀)を背負ってくださっているのよ! 宇宙の Spirit(精神)に対して、人間が犯した過ちを詫びているの! なんて深い Sigh(ため息)……なんて崇高な Sacrifice(犠牲)……」 M.M.M.:「Maa, Maa, Maa...。Sorry は、魂の浄化に欠かせない Service(奉仕)です。船長が謝罪されたことで、この空間は一瞬、Sacred(神聖)になりました……。ですが、あの白い液体が Sweet(甘い)のか Salt(塩辛い)のか、判然としませんね……」 C.C.C.:「な、なんだこの匂いは!? あ、甘い!? この匂い……どこかで嗅いだことがあるぞ……。船長、まさかあんた……最初からこれが何だか知っていたのか!?」 P.P.P.:「この Smell(香り)は……! 懐かしい! 船長、あなたのあの2つの言葉……Strawberry と Sorry……あれは一体何を意味していたの!?」 船長:「…………So sweet.(とっても甘いな)♪smile〜」 C.C.C.:「Sweet だとォ!? ……つまり、あの赤くて丸い物体は、ただの巨大なデザート!? そして、俺たちが大騒ぎしてた間、あんたはただ『甘そうだけど食えないから残念だ(Sorry)』って思ってただけか!? 俺の Calculation(構造計算)を返せ! Crazy(気が触れてる)! この Crumb(クズ)め!」 P.P.P.:「Pathetic(哀れ)……。宇宙の真理だと思ったら、ただの Pudding(プリン)だったとは。でも、待って。この Perfection(完璧さ)……。これも宇宙の Poetry(詩)なのかもしれないわ!」 M.M.M.:「Maa, Maa, Maa...。船長の『Strawberry』『Sorry』『So Sweet』……全ては『食べたい』というMundane(日常的)な欲求からのMessage(伝言)だったのですね。Mystery(神秘)は解けました。さあ、みんなで Meal(食事)にしましょう」
【アフタートーク(例)】
C.C.C.:「くそ、今回は船長の Comedy(喜劇)に引っかかっただけだ! 次は絶対に Complex(複雑)な問題で勝つ!」 P.P.P.:「アカシヤ、違うわ。船長は私たちに、Purity(純粋さ)と Pleasure(喜び)が一番大事だと教えてくださったのよ」 M.M.M.:「Maa maa, Material(物質)的なものは放っておきましょう。次の Mission(任務)は、もっとMind(心)の問題になりそうですよ……」
【マシュマロ鏡のパラドックス】
カムカムイ:「つまり、マシュマロたいな鏡じゃな。」 クルー:「さすが船長。パラドックスのようですが、言い得ています。」 カムカムイ:「わかった。わからんが。君はわかっているのか?」 クルー:「わかりません。わかったと思いました。」
【イグペンローズのセリフ(シミュレーション)】
イグペンローズ:「キャプテン!見てください!これは五本の線でできているのに、頂点は10個あると言えるし、五角形の中にいるのに、外側にもいると言える!これは『全体と部分』の概念が崩壊しているんです!」 イグペンローズ:「これは、『規則正しいものは美しく、矛盾はない』という宇宙の常識に対する、宇宙からの挑戦状なんですよ!」 イグペンローズ:「チャプレン・ハーロック艦長!この自己交差多角形を見てください!これは単純ではない形でありながら、自己言及パラドックスの性質を完璧に例証しています!」
【チャプレンの最終説教:「空洞のバンスリ」】
チャプレン:「...皆、泣き笑ったね。これで少しは、腹の奥に溜まっていた、『重いもの』が流れたかな?」 チャプレン:「我々は今、惑星ピンポンという『鏡』に向かっています。あの鏡に映り、跳ね返るには、船全体が『ピンポン玉のように空っぽ』にならなければならない...それは、クルーの皆さんも知っているね。」 チャプレン:「私はね、このバンスリをいつも見ている。この笛が、なぜ宇宙で最も美しい音色を奏でるのか。なぜ、聞く者の魂をナーダ音へと導くのか。」 チャプレン:「答えは、シンプルだ。『空洞』だからだ。」 チャプレン:「この笛の中には、何もない。所有物がない。詰まった矛盾がない。ただ、通り抜ける『風』を受け入れるための、完璧な空っぽの空間があるだけだ。」 チャプレン:「我々の抱えてきたものは、重かった。船長の哲学、矛盾。リゲルの罪悪感。ベテルギウスの恐怖。そして、個々人のエゴだ。これらは全て、私たちを『重く』する。重くなれば、惑星ピンポンの鏡は、反射せずにその重さを吸い取ってしまう。」 チャプレン:「笛は、『私』という自我がないから、宇宙の音楽をそのまま受け入れられる。」 チャプレン:「私たちが今すべきことは、この笛のように、『私自身』を完全に手放すことだ。『無我』になることだ。仏教で説かれる『空(くう)』の境地だ。『空っぽ』になれば、私たちは、船体のノイズではなく、宇宙の真の音を響かせられる。」 チャプレン:「これから、ルーミーのセマー(舞い)が始まる。そして、アカシヤの拍子木が鳴る。その時、皆は、自分の体と心が『空洞』になったことを信じてほしい。」 チャプレン:「そして、ファーティマの『シュクラン・ジャジーラン』の蹴りが、ボールを空に吸い込ませる『一瞬の静寂』。その瞬間こそが、詩篇で詠われる、究極の『セラ』だ。」 チャプレン:「ただ静かに、空っぽになろう。」 チャプレン:「私たちは、『私』の物語を終え、『宇宙の音』が響くための、完璧な空洞になれる。」 アカシヤ:「長いわ!」