諸星先生の「風景ジオラマと鉄道模型」という朝日カルチャーの講座を
初めて受講したときの第一作目がこの作品です。
Bトレインショーティーの電車キットとスタイロフォームの土台や
草に使う緑色のパウダーや小石などと2つ選択できるストラクチャー
一式を教材としてセットで購入しました。
最初の1日目は、レイアウトを考えることでまるまる費やしました。
この作業が一番大事といわれたことが、今でも生かされています。
レイアウトにはトンネル、滝、池、川、橋、火の見櫓、紅葉の山
を組み込むことにしました。それぞれの工作を教えてもらえたことが
後の作品にも生かされています。
この作品は製作過程を記録することはなく、がむしゃらに
作っていましたので、完成した作品の気に入ったシーンを
ご紹介したいと思います。
鉄道作業員が線路のチェックに来ています。線路脇には取り替え
用の線路が置かれています。
山の中腹にある農家の庭の様子です。鶏や豚が放し飼いされ、
奥さんが餌をあげています。縁側には農作業を終えた皆さんが
休憩しています。ゆったりとした時間が流れていきます。
水が山から滝となって流れ込み、池に注がれています。
池では釣り人が大きな魚を釣り上げようとしています。
池の澄みきった水が輝いています。
朝日カルチャーでの記念すべき第1作が完成しました。
紅葉のスポンジをそのまま使うと非常に明るくなってしまい、浮いてしまうことに
気がつきました。薄めた黒のアクリルガッシュでトーンダウンさせました。