風立ちぬ風ジオラマの情景-4

風立ちぬ風ジオラマの情景-4は名古屋の路面電車のシーンです。

アニメに登場する名古屋駅とオレンジ色の路面電車。

駅前のカブトビールの看板から連想するビール工場の建物も入れることにしました。

港と近くの大通りの商店街を路面電車が走るシーンを入れました。

今回の線路配置は八の字型のクロッシングレールを使ったレイアウトです。

高低差があまりないのですが、海側の建物と海を1段ずつ下げることにしました。

製作期間:2017.05.14~2017.07.22

最初にレイアウトプランのイメージ図を描きます。

次にトミックスのクロッシングレールセットとKATOのフレキシブルレールを

組み合わせて8の字のレールを組みます。

フレキシブルレールとの高さの調整のため、3mmのバルサ板をフレキシブルレールの下に

敷きます。ジョイナーはトミックスのものを使いました。レールの接合は

半田付けでしっかり固定します。

路面電車を走らせるので、道路面と同じ高さに調整します。

方法としてはスタイロフォームを削り、レールを埋め込む方法と

スチレンボードを重ねてレール周りに貼り重ねる方法があります。

今回はレールのゆがみを最小限にするため、後者の方法をとりました。

レールの間は石粉粘土で埋めて車輪の通る部分をナイフの背で彫り乾燥させてから

取り除き、平滑にします。試験車両を走らせて、特にカーブ部分で

引っ掛かりが無いように調整します。(ここがポイント!)

レイアウトプランのイメージ図のように、スタイロフォームで

建物を並べてみました。2017.05.18

建物をプラ板で実際の模型の形に成形しました。この段階では

外観だけ。 6/9

建物の製作は6月一杯とかなり時間が必要でした。6月中で、何とか形ができてきましたが

商店はまだ未塗装です。(6/29)

やっと建物の塗装が終了したのは、7月に入ってからとなりました。7/8

建物に電飾を組み込み、夜景もきれいになりました。7/14

建物の看板、のれんと周囲の草木を植える作業を行いました。


港の一部を切り取った情景を最終段階で製作しました。7/21

タクシーのキット組み立てで完成。7/22


完成写真をご覧ください。