ターンテーブルを動力とした鉄道模型などのジオラマを作ります。
写真が不十分でわかりにくいとは思いますが、ご容赦ください。
ターンテーブル側の加工
(有)プラッツさんの ソーラータイプかバッテリータイプのターンテーブルを
購入します。バッテリータイプは電池ボックス、スイッチがついているので
新たに部品を購入する必要がありませんが、本体から取り外して
加工は必要です。
今回はソーラータイプのターンテーブルを購入しましたので
この加工から紹介します。ソーラーパネルは外して装着されていた部分を
カットしました。
14cm角の3mmべニア板を2枚と単3電池2本用の電池ボックス、コネクター、
スイッチ、20mm厚のタイロフォームを用意します。
1枚のべニアの中央にターンテーブルを両面テープで固定します。
ターンテーブル本体と電池とスイッチを半田で接続し固定します。
スタイロフォームは幅10mmでカットし、2枚を貼り合わせ、
高さ40mmとしてべニア板の周囲に貼りつけます。
これで、動力部は終了です。
上部の加工
まず、円形の線路の製作です。この大きさに合致した
市販品がないため、自分で作ります。簡単な線路を曲げる道具
を使い、直径が10~12cm程度となるように加工しておきます。
次に、5mmのドリル刃でちょうどレールとレールの間となる位置に
穴を全周に開けて、穴同士をニッパーでカットします。
カッターナイフとやすりで幅を整えます。
両面テープを貼ったプラ板(約30mm×50mm程度の大きさ)4枚を
用意しておきます。
次にレールを内側のべニアに貼り付け、固定します。
乾いたら、外側のレールを固定します。
べニア板とレールが固定できた状態で、用意したプラ板で
裏面で外側と内側のべニア板に橋渡しさせて一時的に固定します。
線路の外側にバラストをまき、木工用ボンドを水で希釈した液をしみこませ
線路とともにバラストを固定します。
べニア板の内側の部分は枕木を切断するので、外側とアーチ状に
固定する必要があります。今回は、トンネルの足と手前のは工場で
線路をまたぐように固定することにしました。
このようなレイアウトで製作を開始します。
トンネルと工場を木工ボンドでべニア板に固定します。
十分乾燥させます。
山に石膏プラスターを塗り付け、乾いたら着色します。
余談ですが、この過程でNHKの取材を受けて、プラスター塗り
の作業をVTR撮影することになりました。(2月下旬)
その間に工場を製作しました。
線路と線路の間は溝があり、ここをターンテーブルにつけたロッドが通ります。
電車の底にはロッドが刺さる穴が開けてあります。電車をロッドに
刺してからレールの上に乗せます。
山には木々を置いて、滝を描きました。工場の付帯設備や電柱、自動車や
人形を配置して、電車をセットして完成です。
動画のリンク ターンテーブルライン-1