場所はパズーの家。朝のラッパから始まります。
鳩が家の周りを回っています。
ドーラ一家の子分に追われ、町を通り、蒸気トラムの走る線路に
向かって木の橋の上を走ります。
オートモービルに乗ったドーラ一家はパズーたちを追いかけます。
下には鉱山の工場群が隙間なく立ち並んでいます。
アニメでは出てこないのですが地上には石炭を運ぶグリーンの
蒸気トラムも走らせることにしました。痛快な冒険とアクションなので
名場面は多く、いろいろなシーンを都度追加してきました。
空からロボット兵が落ちてきたシーン、
廃工場に落ちていく2人のシーンでは飛行石を発光させる
ギミックも取り入れ、土台にはオルゴールもセットしました。
初期製作期間:2012.08-2012.12
製作過程をご覧下さい。
まず、レイアウトの構想を紙に書きます。
スタイロフォームで大まかなレイアウトを仮組みしてみます。
橋桁の上に線路を乗せて下の線路を固定します。
線路敷設の前に川を作り、色を塗り、グロスメディウムで艶を出します。
手作りの橋脚です。釘の頭をシャープペンの芯で表現しています。
追加変更してパズーの小屋から坂道を下り、
町を作ることにしました。
まだ建物や工場群が未完成の状態です。壁ができたので
より具体化してきました。
壁の工場群はとてもユニークでしたので紙にイラストを描いてから、
それを参考にしてプラ板でフルスクラッチしました。
屋根に使った細かいピッチのプラ板はレア品だったので、
先生から分けていただきました。
なかなか進まなかった工場群も下塗りの段階まできました。
配置もほぼ決まりました。
固定前の塗装した工場を集めてみました。
蒸気トラムは橋の上を走る赤いトラムと
石炭の貨車を引っ張る緑のトラムを
作りました。いずれも電池駆動です。
空から畑に落ちてきたロボット兵を作りました。
プラ材を加工して色付けしました。
パズーがラッパを吹いています。家の上空には鳩が旋回しています。
ドーラ一家が町の人たちに追われ逃げていきます。
このオートモービルはフルスクラッチです。
すべてプラ材の加工です。
シータとパズーが木橋を逃げていきます。
蒸気トラムが壁の工場群をすり抜けるシーン
飛行石は市販されているペンダントを分解し、
ケースの土台部分に埋め込みました。
飛行石は2つの端子を同時に指でこすると
1分間光るようになっています。
真上から見たジオラマの一部:ロボット兵、蒸気トラム、工場群、
飛行石と並んでいます。
ほぼ完成したラピュタ風ジオラマで
2013年のJAMコンベンションに出展しました。
2014年も展示することになり、手を加えてみました。
フラプターの導入です。バンダイのプラモデルの設計図から、
スチレンボードを積層して胴体を作り、羽は透明プラ板を使いました。
空中に浮いているように見せるため、煙突の穴や壁にピアノ線を
差し込んでいます。
また、バックヤードも電飾とトラムの修理部品保管エリアを
作りました。
2014年JAMコンベンションに出展した時の完成写真です。