千と千尋風ジオラマ

海の中、水しぶきを上げて海原電鉄の電車が走っています。

入り口の時計塔、大きな油屋、不思議の街、銭婆の家などの

建物は全て自作してレイアウトに納めました。

時計塔から出てきた荻野家の人々、

油屋に向かう道には神様の行列、橋のたもとに千尋が、

そして、橋の上にはカオナシがいます。

たらい船を漕いでいるリンと駅のホームにたたずむ千尋と

ネズミにされた坊たちが電車を待っています。

銭婆の家の前には元気になった白龍と千、カオナシ、銭婆がいます。

そして白龍に乗った千尋は昔のことを思い出しました・・・

映画に出てくる名場面を小さなB4レイアウトの中に表現して見ました。

製作期間:2013.12-2014.07

レイアウト構想:黄色の部分を水没させるように低く作り

左手前のコーナー付近は透明プラ板を予め

接着しておきます。

レイアウトをスタイロフォームでより具体化して配置や

建物の大きさを確認します。手前の線路がを長くしたのは

もしかして、映画のように水しぶきを上げてくれるのでは

と思い、助走区間を長く取り、傾斜も付けました。

石膏でつなぎの部分を固め、地形の高低差を付けました。

不思議の町の一部と海原電鉄、時計塔の製作を開始しました。

不思議の町、時計塔、銭婆、海の中の家が完成しました。

不思議の町のお店の正面看板はキットの箱からコピーです。

残りは油屋です。

電車を自作しました。先頭車にモーター、2両目が電源車です。

1.5VのLR44を直列で繋いでいます。3Vで動かす理由は

スピードを出すためです。

塗装後の海原電鉄の車両の完成写真です。

一番遅くなってしまった油屋の製作を開始しました。

屋根からのスタートでした。塔の部分はシャープペンの先を

使いました。電飾で透明部分が光ります。

まだ、下回りが完成していない状態で、完成した屋根を乗せてみました。

油屋の製作は最上階から少しずつ進んできました。

荻野家の人々が時計塔から不思議な町に進んでいきます。

油屋の製作は更に進んでほぼ完成に近づきました。

完成した油屋の4面写真。土台は8cm角、高さは約20cmです。

たらいに乗って千を送ってくれたリンと

千と一緒に駅で待つネズミに変身させられた坊。

銭婆の家の前では許された白龍に千が近づき、

「無事で良かったね」と話しています。

周りには銭婆とカオナシが見ています。

千は昔のことを思い出しました。

ハク、あなたの本当の名前は・・・

油屋や他の建物も完成です。乾いた草原を電車が走ります。

メチレンブルーを水で薄めて流し込むと深みのある海になりましたが、

期待した電車の水しぶきは残念ながら立ちませんでした。

2014年のJAMコンベンションでは、実際にジオラマに水を張り、

電車を走行させています。