風立ちぬ風ジオラマ 情景-2

風立ちぬ風ジオラマは2作目となりました。

今回は関東大震災の後の東京のシーンです。

実際の映像は数秒と短いシーンですが、すべての個体を1コマごとに動かしているそうです。

このシーンでは路面電車が登場します。そのため、敷石も張り付ける作業や

非難する人は非常に多く最低でも200人は必要になります。、

荷車、馬なども多いシーンです。大通りですので建物の数も非常に多く、

20軒以上を製作することになります。

製作期間:2-16.09~2017.03

スタイロフォームでのレイアウトの構想

レールは呉尾律波さんプロデュースのものを80%程度使っています。

予めレイアウトにマッチするように加工しておきます。

レールと建物の配置

最初の構想から建物を多く設置するようにレイアウトを変更し、

山側の部分を縮小して、削り出していきます。

レールの外側、内側ともに紙付きスチレンボードを張り付け

併用軌道仕様です。

レールの敷石張り付け作業

スチレンボードの上に敷石を張り付けていきます。作業は2週間かかりました。

建物の組み立て

建物はすべて手作りです。0.5mmのプラ板でパーツごとにカットして、建物を作っていきます。

建物の数は22棟です。次は屋根の加工です。瓦、棟、鬼瓦を乗せていきます。

すべての建物の屋根を葺いた状態です。

建物の色付け

プラ板で建物の形を作ってから、全ての建物の外観の色付けが終了するまでは

3か月ほどの期間が必要でした。(ほかのジオラマの製作や旅行のため)

電車の製作

電車はBトレインショーティーの路面電車を更にショーティー化してポールをつけて

塗装します。動力はKATOの動力台車をばらしてモーターと台車を使い

ボタン電池で走らせます。

大通りに面している建物は更に内部の加工や看板、のれん、日よけなどを取り付けます。

建物の電飾加工

建物に電飾を入れました。クリスマスシーズンに入手しやすいツリー用のLEDを使いました。

200円で最大20個のLEDを点灯させることができます。

今回は22棟の建物の内、18棟を光らせています。

LEDは両側から光が出る構造のため、1つのLEDで1階と2階で色を変えることができます。

木々の製作

山や周辺部に木を植えこみました。木々の製作は色々な素材や市販品を使い

種類を変える楽しみがあります。

馬車、大八車、荷車の加工

荷物はスチレンボードを細かく切って色を塗り、馬車は手作り、大八車と

荷車は市販のものを使っています。この後さらに馬車を追加しています。

通行人の加工

市販の1/150スケールの人形を少しずつ毎月購入して、最終的に200体以上を

ストックしました。荷車や大八車などの製作ののち、人形の加工を3回に分けて

行いました。初期に170体を配置し、さらに隙間を埋め込むため

追加を行い、最終的には205体を配置しました。

完成

人形の配置が終わるとようやく完成となりました。

隙間が全くないほど込み合っている大通りの情景

震災で倒壊した建物を入れようと考えていましたが、今回は見送ります。

着手:2016.08.28 完成:2017.03.03 (約6か月)

バージョンアップ加工 2017.04

まだ隙間があったので、人形の数を増やしました。 数えてみたところ 256人でした。

街路灯を5本追加して、電飾を入れてみました。

動画のリンク