「YKK AP ドアリモ 浴槽ドア 折戸 アタッチメント枠 四方枠」施工の説明書を理解するための覚書です。
注意
・施工は所定のねじを使用し、最後までしめつけてください。
・商品周辺の防水処理は必ず行ってください。
・取付開口部の水平、垂直、対角寸法およびねじれのないことを確認してください。
・シーリング材は防カビ入りを使用してください。
・電動ドライバー、エアドライバーを使用する際は、締めすぎると空回りするおそれがあります。
・電動ドライバー、エアドライバーを使用する際は、適正トルクでねじ留めしてください。
2.0~2.5N・m ( 20 ~ 25 kgf・cm )
・清掃は中性洗剤溶液(1~2%水溶液)を使用してください。腐食するおそれがあります。
・折戸パッキン損傷防止のため、折戸は横置きまたはパッキンが上になるよう縦置きしてください。
1) 既設障子の取り外し
1. 既設障子を持ちながら、浴室側へ倒して取り外してください。
2. 既設枠に付いているストッパー、錠受け、丁番などを外してください。
3. 部品を取り外したねじ穴にシーリング材を充填してください。
4. 既設枠に付いている水密材を外してください。
5. 水密材を外した後、既設たて枠と上下枠の接合部にシーリングをしてください。
6. 新設上下枠の固定ねじと既設上下枠の上下レールが同じ位置の場合は、
ねじが固定される部分の上下レールを切り欠いてください。
上下レールが同じ位置でない場合は作業不要です。
7. 既設枠を中性洗剤(1~2%の水溶液)で清掃してください。
2) スペーサーの取り付け
既設枠レールとスペーサーが干渉する場合は、スペーサーを切断して調整してください。
転倒防止のため、ねじ穴溝にバランスよくスペーサーを貼り付けてください。
レールの転び防止のため、見込み方向にもスペーサーを貼り付けてください。
1. 既設下枠を基準にし、上下枠アタッチメントにスペーサーを貼り付けてください。
下枠の垂れ下がり防止のため、下枠中央部にスペーサーを貼り付けてください。
2. たて枠アタッチメントに、スペーサーを貼り付けてください。
2) アタッチメントの仮固定
1. アタッチメントを既設枠に仮固定してください。
2. たて枠アタッチメントを下枠アタッチメントとすき間がないように既設枠に仮固定してください。
たて枠アタッチメントは、切り欠きが大きいほうが上になります。
3. たて枠アタッチメント間の寸法位置を調整してください。
規定寸法を超える場合は、たて枠アタッチメントをいったん外し、
必要箇所にスペーサーを追加してください。
4. 上枠アタッチメントを、たて枠アタッチメントとすき間がないように既設枠に仮固定してください。
5. 上下枠アタッチメント間の寸法位置を調整してください。
上下枠アタッチメントのレール間寸法を3箇所確認してください。
レール間 = DH + 11 ( +2 ) を超える場合、障子脱落のおそれがあります。
DH + 11 ( -2 ) より小さい場合、障子が吊り込めなくなるおそれがあります。
既設寸法を超える場合は、上枠アタッチメントを一旦外し、
必要箇所にスペーサーを追加してください。。
荷重を受ける箇所のため、下枠アタッチメントにはスペーサーを追加せず、
上枠アタッチメントで調整してください。
6. 上下左右のアタッチメント間および上下左右のAT材間にすき間がないことを確認してください。
7. 設置した新設枠の取り付け寸法が、枠の取り付け制度の寸法 ( -2 ) になるよう
スペーサーで調整してください。
上枠アタッチメントのレール部分が、手で押してもたわまないことを確認してください。
障子を開閉した際、上部ラッチがかからなくなるおそれがあります。
3) 取り付け穴位置のけがき
1. アタッチメントのねじ穴位置から既設枠に、けがきを入れてください。
2. 上下枠アタッチメント、たて枠アタッチメントを取り外してください。
4) アタッチメント枠の取り付け
アタッチメントのAT材が傷付かないよう、アタッチメントを一旦取り外してから下穴加工してください。
枠の見付け部の本固定は、必ずシーリングを併用してねじで締めつけてください。
電動ドライバーで最後まねじを締めないでください。
枠がへこまないように、最後はドライバーで手回しで締めてください。
ドリルと水密材が接触しないように、指で水密材を抑えながらねじで固定してください。
1. 既設枠へ、けがいた位置に、ドリルで Φ 3.3 ~ 3.4 の下穴をあけてください。
穴が躯体まで貫通しないようにしてください。漏水のおそれがあります。
2. 既設下枠にシーリング材を充填してください。
水漏れの原因となりますので、必ず、行ってください。
3. 下枠アタッチメントのねじ穴にシーリング材を充填し、既設枠に取り付けてください。
4. たて枠アタッチメントのねじ穴にシーリング材を充填し、既設枠に取り付けてください。
5. 上枠アタッチメントのねじ穴にシーリング材を充填し、上枠アタッチメントを取り付けてください。
6. はみ出したシーリング材をきれいに拭き取ってください。
5) シーリング
シーリング材をAT材に付けないでください。AT材が切れる原因となります。
ヘラなどを使用して浴室側・脱衣室側の既設枠とアタッチメントの枠間の四方枠のすべてに
シーリングをしてください。漏水の原因となります。
1. 枠のねじれ、対角ずれ、フクレ、ツヅミのないことを確認してください。
2. 既設枠とアタッチメント枠間にバックアップ材を入れてください。
3. 浴室側・脱衣室側の既設枠とアタッチメントの枠間にシーリングをしてください。
たて枠下部はすきまなくシーリングしてください。
排水のため下部両端部20mmの位置から20mmすき間をあけてシーリングをしてください。
4. たて枠アタッチメントのねじ穴にシーリング材を充填し、既設枠に取り付けてください。
5. 上枠アタッチメントのねじ穴にシーリング材を充填し、上枠アタッチメントを取り付けてください。
6. はみ出したシーリング材をきれいに拭き取ってください。
6) 障子の吊元交換(右吊元で使用する場合)
商品出荷時には、浴室側から見て障子は左吊元になっています。
右吊元で使用する場合は、吊元交換作業が必要となります。
1. 上枠アタッチメントのストッパーを取り外し、反対側の切り欠きに取り付けてください。
ストッパーが取り付けられていることを確認してください。
取り付けていないと障子が外れるおそれがあります。
2. 障子下部の戸車を引き抜き、吊元側と可動部の差し替えをしてください。
7) 浴室側引手の取り付け
1. 引手の勝手を確認してください。
2. ホルダーを引手にねじで取り付けてください。
3. 裏板をたて框(かまち)の加工穴に入れてください。
4. 引手全体を軽く手前に引きながらねじを締めつけてください。
5. ホルダーと裏板にすき間をガタつきがないことを確認してください。
6. キャップのツメをホルダーに挿入し、ひっかけた状態でたて框側を押し込んでください。
7. 吊元側のたて框に穴塞ぎキャップを取り付けてください。
※引手の取り付け後にキャップを取り外す場合
マイナスドライバーなどの先端にウエスなどを巻き、部品にキズをつけないようにしてください。
1. ホルダー内側の溝にマイナスドライバーなどを差し込んでください。
2. キャップの根元側を広げるように、マイナスドライバーなどを回転させてください。
3. 同様に下側も取り外してください。
※アタッチメント枠 四方枠 ガスケット仕様の場合
1. 裏板を稼働側の中桟(なかざん、かけはし)引手の溝に入れ、回転させてください。
2. 引手を引手ホルダーにはめこんでください。
3. 引手をたて框に接するように可動側の中桟に固定してください。
8) 脱衣室側引手の取り付け
1. 浴室側の引手と同様に、裏板をたて中框の加工穴に入れて下さい。
2. 引手全体を軽く手前に引きながら、取付用ねじを締めつけてください。
※ガスケット仕様の場合
脱衣室側引手の取り付けはありません。
9) 障子の吊り込み
障子の吊り込みは、上下の戸車を正しくセットしてください。
障子がはずれるおそれがあります。
1. 上部ラッチの向きを確認し、上部ラッチ(ツメ部分)が浴室側へ向いている場合は、
脱衣室側へ向きを直して下さい。
上部ラッチ(ツメ部分)が浴室側へ向いたまま使用すると、障子が締まりきらない場合があります。
2. 吊元側の下戸車をレール端部の切り欠きにはめ込み、
下戸車が確実にレールにかかっている事を確認してください。
3. 可動側の下戸車をレールにはめ込んでください。
4. 浴室側から上戸車の向きを確認してください。
上戸車は回転させることで吊元側と可動側を変更できます。
上枠の吊元側にストッパーがついていることを確認してください。
5. 吊元側の上戸車をレール端部のストッパー内にはめ込み、
下戸車が確実にレールにかかっていることを確認してください。
6. 障子を10゜以下に開いた状態にしてください。
7. 可動側上戸車を回転させ、レールにはめ込んでください。
8. 障子の開閉確認をしてください。
10) 調整
1. 障子を10゜以下に開いた状態にしてください。
2. キャップをあけ調整ねじをゆるめてください。
3. ラッチとレールのかかり代を調整してください。
レールとのかかり代が大きすぎると開閉が重くなります。
開始が重い場合は、再度調整してください。
障子を開いた状態で下部ラッチの調整を行ってください。
開閉が重い場合→ねじ位置を上部へ
開閉が軽い場合→ねじ位置を下部へ
※ガスケット仕様の場合
上ラッチの開閉が重い場合→ねじ位置を長穴下部へ
上ラッチの開閉が軽い場合→ねじ位置を長穴上部へ
下ラッチの開閉が重い場合→ねじ位置を長穴上部へ
下ラッチの開閉が軽い場合→ねじ位置を長穴下部へ
4. 開閉に支障が出ないようにラッチケースがレールに干渉しないことを確認してください。
5. ゆるめた調整ねじを締めつけ、キャップを閉じてください。
脱衣室側引手の取り付けはありません。