プロイツェンナイツ警察部隊配備の民間作業用ゾイド
帝国警察は大異変前から現在(ZAC2100年)まで各地の警察にゾイド警ら部隊を配備しており、警ら部隊のゾイドに対する弾薬や燃料補給に使用する作業用ゾイドを装備していた。
これ等の作業用ゾイドは24ゾイドやコマンドゾイドサイズの全長、全高5メートル位の民間作業用ゾイド(ワークゾイド)が充てられていた。
帝国警察に採用されたワークゾイドは機体整備用のワークコングが有名だが、整備用の物以外だと交通警ら部隊に採用されたパラチェイサーがある。
ZAC2099年に西方大陸戦争が勃発すると帝国警察と帝国警察配備のワークゾイドは占領地警備の為戦地に派遣される様になった。
戦地での帝国警察は陸軍やプロイツェンナイツの指揮下に入り活動していたが、ZAC2100年に入ると全ての帝国警察部隊はプロイツェンナイツの指揮下で活動するようになった。
今回紹介するワークゾイドは平時に帝国警察で使用され、戦時に於いてはプロイツェンナイツ指揮下の警察部隊で使用された機体群である。
EWZ-01 ワークコング(プロイツェンナイツ警察部隊仕様)
ゴリラ型
全高4.2m
全長2m
重量5.8t
多国籍企業アインバオムグループのゾイド開発部門が開発した民間作業用ゾイド(ワークゾイド)がEWZ-01ワークコングである。
特に何の変哲もない作業用ゾイドであるが、生産数が多く安い為かガイロス、ヘリックそして西方大陸でも結構な数が出回っている。
その為保守部品の入手も容易であり、そういう理由もあって帝国軍及びプロイツェンナイツ、並びに帝国警察では後方部隊用に採用されている。
平時では各地の帝国警察ゾイド警ら部隊所属機に対する保守、整備作業に用いられる他、災害派遣にも活躍する。
地球でいうフォークリフトやユンボ的なゾイド。
ERZ-02P パラチェイサー
恐竜(パラサウロロフス)型
全長3.2m
全高2m
重量3t
アインバオムグループの民間レース用ゾイドERZ-02 パラチェイサーを、帝国警察向けにラックや無線機等を追加したタイプがERZ-02P パラチェイサーである。
通常はダークグレーと緑のツートンカラーで塗装されているが、戦地では他の警察部隊所属機と同じくダークグレー一色に塗装されている。
帝国警察では交通警ら部隊に採用されているが、写真の機体はプロイツェンナイツ指揮下の警察部隊「第1PK警察旅団」所属機で、旅団本部の偵察小隊に配備されている機体だ。
モルガAAⅡのパイロット話す伝令が搭乗しているのが、第1PK警察旅団のERZ-02P パラチェイサーである。
トラックに積載され移動するEWZ-01 ワークコング
奥に見えるのはヘスペリデス湖であると思われる。
作品解説
前回のモルガAAⅡ用のジオラマの端役に焦点を当ててみました。
自作コマンドゾイドて感じの子たちです。