「すくもNo.1フェスティバル 社協会長杯 紙ヒコーキ大会」用に、約1か月で設計した距離競技用機です。
会場に準備しているA4用紙で作成し、飛距離を競います
それ以外の詳細は不明のまま、普通のA4コピー用紙が配布され、1投か2投のベスト距離、と想定して設計をスタートしました。
初めての距離競技用機なので、ネット情報を参考に、いろいろな紙飛行機を折ってみました。
肩が痛くて、初速を大きくできないため、ダーツ型は無理と判断し、滑空型を選択しました。
有名な距離競技用機は、丈夫な紙を使用していたりテープによる補強があったりして、テープ補強なしのコピー用紙では、翼端の強度不足を感じました。
普通のコピー用紙でも翼端まで強度を確保できるように、翼の強度を重視して独自に設計しました。
梅雨でテスト飛行が進まず、参考にした距離競技用機と同様の外形のままで、折り位置の調整ができていないため、「試作機」としています。
薄い紙でも強度を確保するため、全長を短めに設計(補強の無い1枚部分を短くしたい)
計算上は、さらに短くすると飛行距離を大きくできますが、狙った方向に飛ばすのが難しくなります。
翼端までほぼ同じ枚数で補強することで、翼全体の強度を改善
翼の上面と下面に三角形の補強を分散し、折りに伴う紙内部の歪み(時間経過に伴う変形)を軽減
胴体は頭止め(戸田止め)と中止めを併用
重心位置は、変更してテストする時間が無く、とりあえず、空力平均翼弦基準25%で設計
翼の補強を優先したため、機首の補強枚数が少なくなり、
胴体が弱く、持ちにくい → 投げの失敗が多い
墜落すると、機首が座屈しやすい → 寿命が短い
という弱点があります。
↓A4コピー用紙を、縦に半分に折って開きます。
↓5mm幅でエレベーターを軽く折り、開きます。
↓横に半分に折ります。
↓折り目で縦に半分に折って、45度に折ります。(反対側も)
↓開いて、45度の両端を結ぶ位置で、横に折り補強材とします。
↓横と縦に折り目で折って、45度折り部分を、22.5度で折ります。(反対側も)
↓開いて、補強材の両側を、折り目の22.5度と45度で折ります。
↓縦に折り目で折って、中止めを30mmで折ります。
↓開いて、中止めを胴体に入れ込みます。
↓折り目で、22.5度と45度で折ります。(反対側も)
↓20mmで、機首の戸田止めを折ります。(戸田折りの詳細は省略)
↓頭止めと中止めの位置に合わせて、翼を折り出します。(反対側も)
↓平板の上で、翼を定規でしごき、薄く平らに整形したら完成です。
↓時間があれば、板で挟んで熟成します。
Copyright(C) 2026-07-30桝岡 秀昭