1分パノラマ/8mm用2
GX1+8mm用自作パノラマ雲台(2)
一脚は撮影が難しいので、三脚用に作り直し。
L字ステーは5mm*25mmのアルミを曲げ加工。
片側を万力に挟んで、手で適当に曲げたもの。
回転部分や三脚本体の剛性を考えると、もう少し細くして軽量化しても良さそう。
回しやすいように短く(低く)作ったが、底面の画像処理がやや面倒。
アームも5mm*25mmのアルミ。
部品数削減のため、カメラの回り止めは1mmくらいアルミを削り込んで形成。
カメラ固定ネジには、1/4インチの皿ネジを使用して、位置決めを確実に。
上下回転の回転軸はM5皿ネジ。
L字ステーにM5ネジを切り、ダブルナット風に固定。
摩擦軽減のため、外径11mmのスラストベアリングを使用。
クリックストップは30mmステンレスワッシャとM6重荷重プランジャー。
フードより前に出ると光の反射が気になるため、ステンレスワッシャが30mmに制限され、このためスラストベアリングや皿ネジのサイズが制限されている。
水平回転の回転軸はM6皿ネジ。
摩擦軽減のため、外径26mmのスラストベアリングを使用。
クリックストップは40mmステンレスワッシャとM6軽荷重プランジャー。
センターポールを使用しないため、三脚のネック部が大きく写り、大径のステンレスワッシャが使用でき、スラスト針状ころ軸受で剛性確保。
かなり滑らかに回るようになった。
#三脚が軽いため、回転が重いと、回すときに三脚が動いてしまう。
はじめてスラストベアリングを使用してみたが、効果はありそう。
工作精度が今ひとつだったので、作り直したいところ。
一番剛性が低いのは、カメラ側の三脚固定ネジ部分。三脚撮影を重視してないカメラだとは思うが、もう少し改善して欲しいところ。
Copyright(C) 2013-01-20桝岡 秀昭