飛行距離競技用 折り紙ヒコーキ
物を投げる、他の競技と比較すると、折り紙ヒコーキ(paper aircraft)は、ソフトボールや携帯電話よりも飛ばない物、のようです。
日本記録(折り紙ヒコーキ):49.67m
日本記録(ギネスルール):64.652m
ギネス記録(paper aircraft):98.43m
ソフトボール投げ(小学生の日本記録):91.55m
携帯電話投げ(世界選手権大会):110.42 m
折り紙ヒコーキ競技では、
ルールで質量が制限されている(軽い)
機体の強度が弱く、投げにくいため、初速が制限される
ことが原因で、
飛びすぎると、競技会場の確保や運営が難しい
競技での事故を防止したい
などの事情も理解できますが、「ソフトボールよりも飛ぶルールに改定してほしい」と感じます。
初速により与えられた運動エネルギーを、空気抵抗で消費しながら飛行し、着地するまでの距離を競うため、記録の向上には、
最初の運動エネルギー(質量*初速^2)を大きくする
競技ルールにより用紙が制限される(質量が制限される)ため、初速を大きくすることが最優先初速を大きく、正確に投げる、投げのトレーニング
投げやすい機体設計
大きな初速(風圧)に耐える機体の設計製作
着地時の運動エネルギー(質量*定常滑空速度^2)を小さくする
定常滑空速度を小さく(翼面積を大きく)すると有利だが、空気抵抗の増加とのトレードオフになる
空気抵抗を小さくする
表面積(主翼+胴体+尾翼)を小さくする
特に、揚力に寄与しない胴体や尾翼は、投げやすさや安定性が悪化しない範囲で可能な限り小さくする
ただし、垂直尾翼(胴体)を小さくすると、直進性が悪化しやすい(狙った方向に飛ばない)薄く、表面の凹凸を小さくする
1mm程度の段差なら、表面積の違いよりも影響は小さそうだが、、、
距離あたりのエネルギー損失を小さくする
最大滑空比で定常滑空させれば、距離あたりのエネルギー損失を最小にできる
滑空比を改善する
アスペクト比が大きいと有利だが、無尾翼機なので直進性が悪化しやすい
理論的には、最初に高く上昇させて、その後は、最大滑空比で定常滑空させるのが有利そうです。
初速一定なら、
発射角=90度で、獲得高度が最大になり、定常滑空での飛行距離も最大になる
発射角<90度なら、上昇時にも飛行距離を稼げる
飛行距離=上昇時の飛行距離+定常滑空時の飛行距離
なので、飛行距離が最大になる発射角が存在するはず
滞空電卓に、「スザンヌ」の寸法を入力して、発射角をスイープして飛行距離をグラフ表示させると、