Weeping Harp Senoh_Blues Harp Lesson_2
Blues Harp(Harmonica)Lesson
Basic practice
基本練習_12~22
00:00 12 練習曲JUKE G カラオケ
02:14 13 練習曲JUKE G ハープ入り
おまけ
04:24 14 How ya been カラオケ
09:03 15 How ya been ハープ入り
13:38 16 Isn't she lovely A カラオケ
15:53 17 Isn't she lovely G カラオケ
18:06 18 Isn't she lovely A ハープ入り
20:20 19 Slow blues G カラオケ
23:10 20 Southern rock 風 G カラオケ
25:56 21 Water mellon 風 G ハープ入り
28:48 22 Water mellon 風 G カラオケ
JUKE(Senoh JUKE)
僕がいつも初心者の方々におすすめしているのが、この「JUKE 妹尾版」です。
ほとんど原曲の「JUKE」と同じメロディーを使っていますが、1コーラス目はベンドをしなくても原曲の雰囲気がでるようにアレンジしてあります。
ちなみに原曲のキーがEで、使っているハープはAですが、初心者用に
1_譜面が読みやすく(僕にもやさしい)
2_ハープは多分Cを持っている人が多いだろうし、
3_妹尾式のタブ譜(知らない人にはかえって分かりづらいかも)を付けて表現してみました。
この「JUKE 妹尾版」には、基礎として大切な色々なテクニックがちりばめてあり、この曲をうまく吹きこなすことで、ハープの基礎が学べます。
1~8小節までは、全く同じフレーズの繰り返しですが、2~6までの穴を順番に移動していきながら、一回だけ途中で「吸う」から「吹く」に息を切り替えるだけです。
つまり2~4までは「吸う」、次の5、6は「吹く」、この2の穴を吸う音から出発して6の穴を吹くところで終点になるという、一連の動作を練習することで、ハープの基礎は学べます。
9~12小節では、行ったり戻ったりしながらメロディーを奏でる練習で、その他のレコードなどで複雑に聞こえるメロディーがあっても、この9~12小節にあるようなメロディーにちょっと変化をつけたらそのメロディーに近いものができるのが解ると思います。
最後に、ブルース・ハープのメロディーを演奏する上での極意をお教えしましょう。どのように複雑に聞こえるメロディーがあっても、最初の音がどの音から出発していても、その次の音はその隣の穴にある(もちろん例外もあるが)、ということ。
この「JUKE 妹尾版」を見てください。
その真実が解ると思いますが(?)、みなさんどうですか、お解りになりますか?
1995年 妹尾龍一郎
曲のKey=G HarpのKey=C
ベンドについて(ここでは吸って音を下げるベンドです)
音を徐々に下げるフェイクダウンに似ています。がベンドは下げた音を即時に出して持続します。
1番穴吸いは半音ベンド(↓)
2番穴吸いは半音ベンドと1音ベンド(⇩)
3番穴吸いは半音ベンドと1音ベンドと1音 半ベンド(⬇︎)
4番穴吸いは半音ベンド
5番穴吸いは半音ベンド
ベンドは本来の音を下げた音自体を出すのですが、練習する時は、まずその穴の本来の音を出してからベンドしていきます。
『ウー』から『ウォー』という口の動きで唇を締め付けしつこく吸います。
1番は穴が大きいので、『ウー』から『ウォー』の形に変化させると同時に顎を開きます。その時下顎を後ろに引かないでください。下顎は開いて前に出し積極的に唇を締め付けて、しつこく吸います。
3番の穴は半音ベンドが下がり過ぎないようにしましょう。
⭐️ハープの穴の中をイメージできる人は、穴の奥の空気を吸うつもりで吸うと音が下がります。試してみてください。
トレモロは3連譜で数えていくと滑らかな繋がりになりやすく、フレーズの長さも数えやすい。
トレモロは優雅に!
Weeping Harp Senoh_Blues Harp Lesson
『Senoh JUKE』#2
3番ベンド(Bend)練習
00:00 01_
02:00 02_
03:08 03_
05:01 04_
07:32 05_
フレーズはこれまでのフレーズとよく似たフレーズが出てきます。まったく別のフレーズを考えるのではなく少し変化させたフレーズの方が纏まりのあるものになります。
アドリブをする時のヒントです。
フレーズの練習は1音ずつ増やしながら確実にしていくと良いでしょう。
4コーラス目はブレイクです。3小節目は盛り上がるところですが力を入れすぎるとかえって音が響かなくなってしまいます。
⑥吹時ちょっと下の音からスライドして入ってみてもかっこいいです。
3小節目の⑥吹が並んでいますが3連譜の初めの⑥にしっかりアクセントをつけるとリズムが良くなります。
最後の②番ベンドが決めてです。
低めにベンドして入り②ベンドにして終わらせるとブルースの魅力が増します。
Weeping Harp Senoh's Blues Harp Lesson_Video3
『Senoh JUKE』妹尾隆一郎(Weeping Harp Senoh)演奏
生ハープとアンプ使用のハープ演奏二つ
2008年4月『大阪ハープ塾』初心者卒業記念『JUKE』演奏の時の撮影。
この日の妹尾隆一郎の言葉
「フレーズを間違えても止まらず、演奏を続ける事!」
「途中でフレーズを忘れても「何とかせー!!」」
タブ譜がない部分は、ぜひ御自分でコピーしてみてください。