収録日:2025年10月19日
第598回「堕落小噺」は、リスナーのお便りから、おすすめの寄付控除型クラウドファンディング(Readyforなど)についてトーク。国立の博物館や大学のプロジェクトに注目しつつも、民族科学博物館のプロジェクトは大阪・平日開催という点がネックに。
個人的な話題では、花粉症の症状と金木犀の香りについて触れました。
また、昨日訪れた辺鄙な場所にある「印刷博物館」(凸版印刷運営)のレポートを紹介。「現代日本のパッケージ 2025年」展は無料で技術的に優れた展示が多く、館長・京極夏彦氏の部屋を模したフォトスポットへの憧れを語りました。併設レストランでの食事や、帰宅後のIKEAサイトでのインテリア、特にサバンナシリーズやカモノハシの親子のぬいぐるみ物色についても熱弁。
週末の夜は、ファンサーバーで鑑賞したB級映画『メガ・スネイク』を「クソ映画」と正直に評価し、自己責任での視聴を促しました。
最後に、本日(日曜日)は外出をキャンセルし、夜19時頃からゲームのキャラクタークリエイト配信を行うことを告知。お便りのお題は「お前らのところにはもう秋は来ましたか」です。
次回第600回に向けた意気込みを語り、番組を締めくくりました。
皆様、ラピドのヘクラ、おはようございます。本日は2025年10月19日、日曜日でございます。第598回「堕落小噺」を最後までお聴きいただけますと幸いです。
さて、本日も若干遅刻気味であるかと存じますが、これは気のせいだと考えております。今日は日曜日でございまして、人間の方々もお休みでございますから、このような日があっても良いのではないかという気がいたします。これはまさしく言い訳でございますが、ともあれ、本日もお便りが届いておりますので、まずはそちらを読ませていただきます。
fuyuno様、お便りありがとうございました。sion様、ラピでございます。このお便りは、第596回で話題にした「おすすめのクラファンは何か」についての内容でございます。お便りによりますと、「レディ(Readyfor)」というサイトで、寄付控除型のクラウドファンディング(クラファ)が数多く実施されているとのことでございます。具体的には、国立の博物館や美術館、あるいは大学のプロジェクトも多く、サイト内検索で「博物館」「美術館」「青と文化財」といったタグを使って検索するとヒットしやすいとご提案いただきました。
確かに、このサイト自体は存じ上げております。以前、寄付金控除について話した際にも調べたサイトでございますので、その点は確認済みです。ただ、タグで調べるよりも、最初から「寄付金控除」で調べた方が早いのではないか、という気がしております。
ところで、大学に関するプロジェクトはあまり好まない傾向にございます。なんと申しますか、あまり良いものがないという印象です。美術系のプロジェクトも、どうとも言えないものが多く、数が少ないようにも感じます。美術館が様々な企画を実施しているのは理解できるものの、中には理解しがたい美術を扱っている方もいらっしゃり、その点には驚いてしまうこともございます。
また、海外の支援も重要であるとは認識しておりますが、私自身は基本的にそのようなプロジェクトには参加しないため、「なるほど」と思いながら拝見しております。そして、これで資金が集まるのだ、というのが率直な感想でございますから、これは仕方のないことなのかもしれません。
このサイトのUI(ユーザーインターフェース)は、少々見づらいと感じておりますが、色々な企画が出ております。終了日を確認し、まだ成立していないプロジェクトであれば、まだ間に合うと思いますので、参加しても良いかとは思います。
現在、民族科学博物館の寄付金型プロジェクトがいつまでかを確認しておりますが、これは年内ではないでしょうか。寄付金控除がいつ適用されるかという問題はありますが、クラファの終了が年内であるため、これには参加できる可能性があるかもしれません。もしかすると、1万円程度のリターンもあるようです。例えば、1万5千円で図録がもらえたり、5万円で内覧会が見られるプランもございます。
5万円で内覧会が見られて図録ももらえるというのは、非常に安いのではないかとも感じましたが、よく確認いたしますと、内覧会は平日の実施でございます。実施日が非常に平日であるため、参加は難しいでしょう。これは仕方のないことですが、そもそもこの民族科学博物館はどちらにあるのかと確認したところ、大阪だとのことでした。
個人的な意見としては、5万円であれば十分支払っても良い金額であり、そこまで高額であるとは思いません。しかし、大阪は私(関東、東京在住)の生活圏内からあまりにも遠すぎるため、驚きました。東京以外の場所ですと、移動費もかかるため、かなり厳しくなってしまいます。宿泊先については、頭を下げる方向で検討するつもりではありますが、なかなか難しい問題でございます。
さて、最近のことでございますが、花粉症が非常にひどく、若干その症状が出ております。街中では金木犀の豊かな香りが漂ってはいるものの、同時に私の鼻の状況は非常に悪い状態にございます。本当にひどいもので、鼻が機能しておりません。そのような状態ながらも、日々を過ごしているという感覚でございます。
先ほどのクラファの話に戻りますが、某大学が駅伝のプロジェクトを行っているというのは、意味が分かりませんでしたが、世の中には色々なものがあるのだなと感じました。
いつものように、昨日の話に移らせていただきますが、昨日(土曜日)は印刷博物館に行ってまいりました。正直に申し上げますと、その場所は非常に悪いところにございます。驚くほど辺鄙な場所でしたが、土曜日にもかかわらず、ほとんど人がいませんでした。
この博物館は、凸版印刷(トッパン)という会社が運営しております。トッパンは文化を支えるための資金力を持っていると言いますか、歴史が長い会社でございますので、これまでの積み重ねの結果なのだろうと思います。例えるならば、スイスのような立派さでございます。
私は、そこで開催されていた展示会の一つに興味があり、それを見に行ったのでございます。具体的には、「現代日本のパッケージ 2025年」という展示で、これは12月7日まで開催されており、パッケージ展については入場料が無料となっております。東京にお住まいの方々など、人間の方々にはぜひ見に行っていただきたいと存じます。
展示されている数は非常に多いというわけではございませんので、そこは何とも申し上げられませんが、その年に選ばれたおしゃれなもの、素敵なもの、あるいは技術的に優れているパッケージなどが展示されておりました。それを見ることで、何かしらのアイデアを得たいと思い、見学に行った次第でございます。
見学したところ、おしゃれなものが多くございましたが、個人的に気に入ったのは、クノールカップスープが展開しているアドベントカレンダーのようなパッケージでした。これは良いなと感じたものの、中に入っているスープが7袋しかなかったのです。そこはせめて、30個とまでは言わずとも、24個や25個入れても良いのではないか、と考えてしまいました。もう少し、工夫を凝らしてほしいという思いはありましたが、様々な事情があるのだろうと推察いたします。
デザイン自体は良かったと感じました。その後、有料の展示会にも向かったのですが、「25にまつわるものを持っていればただになる」というキャンペーンを実施しておりました。これは25周年にちなんだ企画のようですが、該当するものがなかったため、入場料を支払わずに済ませました(「払いませぬ」と伝えた)。後から考えますと、「2個」とか「20個」といった具合に言ってみても良かったかもしれませんが、受付の女性が不憫でなりませんので、人間の方々は決してそのようなことはなさらないでください。
このように、受付で結構受けるようなユーモアが残っている会社なのだな、と同時に感じられたことは、今回の訪問で良かった点かもしれません。
さらに、その展示会の最中に、現在の印刷博物館の館長である京極夏彦氏(作家であり、妖怪研究者でございます)の展示コーナーがございました。私はこの方の部屋に大変憧れており、その部屋を模したフォトスポットが設けられていたのです。そこで、手持ちのぬいぐるみだけをさっと取り出して写真を撮り、ファンサーバーにアップロードしておきました。
可愛らしいぬいぐるみでございますが、やはり大きな本棚というのは良いものでございます。私は大きな本棚が欲しいと常々思っております。自宅の本棚もだいぶ大きい方ではありますが、京極さんのように、本がずらりと並んでいる光景を見るのは、非常に趣があるものだと感じます。
さて、昨日は博物館内に併設されていたレストランで食事をいたしました。人がいなさすぎて「ガラガラだ」と感じましたが、よく考えますと、平日は社員食堂として利用されている場所だそうです。社員証をかざす場所などもあったため、社員食堂であることは間違いないでしょう。なるほど、と思いました。しかし、天井が高く、吹き抜けになっており、やはり会社の資金力の使い方が違うのだな、ということを感じました。ぜひ、弊社にも取り入れていただきたいところでございますが、まあ、色々と事情があるのでしょう。
それが昨日訪れた場所でございました。その後は帰宅し、家でゆっくりとだらだらと過ごす一日でしたので、特に何かを成し遂げたというわけではございません。
ただ、博物館で見たポスターなどが欲しくなってしまい、またしてもIKEAのサイトを見て、インテリア家具を漁ってしまっております。最近はIKEAのインテリアばかり見ておりますが、それ以外では、IKEAのぬいぐるみをよく見ております。これは可愛くて仕方がございません。
特に、サバンナのぬいぐるみシリーズが出ておりまして、IKEAのサイトでそのぬいぐるみたちが冒険している動画を見ることができますが、これが非常に良いのです。彼らが生きているかのように見えますし、実際に販売されている製品を使っているため、現物とのずれがありません。このような遊び心や遊び方ができるのだな、と感じます。
ぬいぐるみは価格も安価でございます。例えば、ミーアキャットのぬいぐるみ「サンルパーレ」は、1個799円でございます。可愛らしいのですが、また買うと置き場所がなくなってしまいます。IKEAのぬいぐるみはボタンがないのが特徴ですので、ペット用には最適で、犬や猫に噛みつかれてしまうのも、ある意味良いかもしれません。
ちなみに、私が今IKEAで一番欲しいのは、カモノハシの親子のぬいぐるみでございます。特に小さい方だけが欲しいのですが、大きい方は少々不要だと感じております。セットで購入し、大きい方を誰かに譲るのも良いかもしれません。他にも、ホッキョクギツネのぬいぐるみなど、情けない姿になっているものもございます。人間の方々もぜひ、IKEAのぬいぐるみに触れてみてください。
私自身は家に、大きなサメと小さなサメ、そして大きなゴールデンレトリーバーと小さなゴールデンレトリーバーがおります。どちらも可愛らしいものです。ぜひご購入を検討してみてください。
また、絶妙に可愛くないぬいぐるみもいるのが特徴で、例えば「地球のぬいぐるみ」などがございますが、これは絶妙に不要です。ライオンのぬいぐるみなどは良いと思います。小さいライオンは13cmで299円と、安すぎる価格設定です。なぜこんなに安いのか分かりませんが、布物は良いものですので、ありがたいことでございます。私は、ちょこちょこと購入しております。
昨日(土曜日)は、午前中にレッスンがあり、その後、お出かけとして博物館に行ったため、それで疲れてしまいました。帰宅後は疲労困憊でございましたが、ファンサーバーでは土曜日でしたので、映画を観ておりました。
観ていた映画が、あまりにも「クソ映画」すぎまして、久しぶりに本格的なクソ映画を観てしまったことに悲しさを感じております。その映画は『メガ・スネイク』という作品でございます。
これはもう、内容が「終わっている」と言えるほど凄まじいものでございました。ちなみに、プライムビデオでの視聴期限が残り5日で切れてしまうとのことですので、興味がある方はぜひご覧いただきたいと思います。
あらすじは次の通りです。毒ヘビを祀る宗教に傾倒するダフは、ネイティブアメリカンのヘビ使いに出会います。そのヘビ使いは、「ウンカ」と呼ばれる太古にこの土地を支配した邪悪なヘビの子供を飼育していました。ルールさえ守っていれば、その封印は守られ、平穏が保たれるというものでしたが、伝説に魅了されたダフは、その小さなヘビを奪って逃走します。そしてルールを守れなかったことでウンカの封印を解いてしまい、小さかったウンカはみるみるうちに巨大化し、破壊的な力で人々を襲いかかっていきます。怒れる神の呪いの封印が解け、邪悪な大蛇が野に放たれたのだとされています。人類は、この恐ろしい魔の手から逃れ、悪夢を終わらせることができるのか、といった内容でございます。
しかし、実際には「クソ映画」でした。これは2006年の映画で、上映時間は1時間半という、B級映画の「あるある」を全て網羅したような構成になっております。ただし、そういったジャンルがお好きな方には、非常に刺さる作品でしょう。
具体的には、CGは陳腐で、ストーリーの起承転結も、「起」と「結」だけをやれば良いと思っているのか、中身がほとんどなく、言うほど蛇も登場しない、といった類の映画でございました。そのため、はまる人にははまりますが、そうでない人には「ふむ」といった感想になる作品だと思います。したがって、ご視聴の際は自己責任でお願いいたします。
さて、今日(日曜日)のことでございますが、朝から晩まで特に予定はございません。実は出かけようと考えておりましたが、「だるいな」という気持ちが勝ってしまい、チケット代がもったいないとは思いますが、今日は外出しないことになりそうです。今のところ、私の中では外出の意欲がなくなってしまいました。
そのため、本日は19時頃から配信枠を実施できればと考えております。19時か20時頃か、正確にはわかりませんが、恐らく19時頃から開始する予定です。早めに開始して、早めに終わらせたいと思います。
配信内容としては、昨日気になっていたゲームのキャラクタークリエイト(キャラクリ)を行いたい、という、ただそれだけの理由でございます。そのために、皆様からのお便りも募集しております。
ちなみに、昨日のお便りとは別に、夜中にマシュマロが届き、その内容を確認したところ、個人的には今月のマシュマロMVPが確定するような、興味深いメッセージが届きました。皆様もぜひよろしくお願いいたします。
お便りのお題についてですが、「お前らのところにはもう秋は来ましたか」という、少々ラジオっぽいお題にいたします。金木犀の話題や、柿を食べた、最近ぶどうを食べた、といった、食べ物の話題ばかりで恐縮ではございますが、そのような内容でも構いませんので、ぜひどしどしお送りいただければ幸いです。
というわけで、本日お仕事の方は、お仕事を頑張ってください。そして、面倒な客は全員切り捨てて警察に突き出していきましょう。夜勤明けの方は、しっかりと睡眠をとってください。
寒い日が若干続いており、私自身も多少つらい思いをしております。今日がお休みの方は、しっかりと睡眠をとり、いっぱい食べて、好きなように過ごしてください。
私自身は、第600回の、いつも100回ごとに行っている小噺の音源を準備しようかと考えております。
それでは、本日は一旦この辺で失礼いたします。第598回「堕落小噺」の相手はsionでした。それでは、人間の方々、行ってらっしゃいませ。おやすみなさい。頑張ってください。