収録日:2025年11月3日
皆様、おはようございます。11月3日(月)にお送りする第613回堕落小噺です。
今回は、fuyuno様からいただいたお便り「デジタルペン」について、じっくりお話しさせていただきました。私自身、Apple Pencilは使用していますが、紙に書いたものをデータ化するタイプのペンは、結局「見返さない」ことや「アナログの方が記憶効率が良い」という研究結果もあり、導入を見送った経緯があります。半永久的にデータが残ることへの懸念や、自身のスマホとの距離感など、デジタルとの付き合い方について語ります。
後半は、休日の過ごし方について。一日中家でエアコンの掃除や衣替えを進めつつ、久しぶりにTwitter(X)のブックマークを整理。すると、保存していた本を通販サイトのカートに入れただけで17冊、総額4万円超えという事態に……。専門書の価格高騰や、一向に片付かない本棚の悩みは尽きません。本棚の展示スペース事情についても少し触れています。
また、最近無料公開で見たアニメ『嘆きのの亡霊は引退したい』の感想や、今期のおすすめアニメも募集しています。「見ないで嫌う」のではなく、作品はきちんと見た上で批評したい、という持論も展開。
本日のお便りテーマは「皆様が最近買った本(漫画・ラノベ除く)」です。皆様からのお便り、お待ちしております。
皆様、ラピトのヘクラ、おはようございます。本日は2025年11月3日月曜日ですわ。第613回堕落小話、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
さて、本日はありがたいことに、募集の投稿やツイートで呼びかけました影響もあり、お便りが一見届いておりましたので、先にお便りの方から読ませていただければと思います。ということで、皆様、日頃からお便りは募集しております。普段送ったことがない方も送っていただいて大丈夫ですので、是非よろしくお願いします。
それでは、fuyuno様、お便りありがとうございます。
『sion様、ラピですわ。ラピですわ。どこだったのか覚えていないのですが、おすすめのものとか物欲についてのお便りですわ。デジタルペンとかはどうですの? sion様かリスナーの皆様方が使ったことがあるならば、感想が欲しいですわ。最近価格がこなれてきたので、そろそろ手を出してもいいかなと思ってきましたわ。普通にメモを取るものがPCに取り込めたり、最新機種の中には筆圧検知もできて(液タブ)みたいな使い方もできるモデルがあるみたいですわ。書いたデータを格納しておいて、あるタイミングでPCと同期できる機能があれば検討したいですわ。』
とのことです。ありがとうございます。
デジタルペンは、私も本気で一時期導入しようとしていました。しかし、導入しようとしていたのですが、結局やめました。これは難しい問題でして、どの程度デジタルで生きていくか、というところになってくるかと思います。
おそらく便利なものだとは思うのですが……。ここでいうデジタルペンがどういう意味なのか少々分かりかねますが、もしApple Pencilのようなものを指すのであれば、私もすでに使用しています。iPadを所有しておりますので、そういった意味では使用しているのです。一方で、紙に書いたものがそのままインターネット上にアップロードされる、といった仕様のものについては、結局『見ないではないか』『紙で十分ではないか』という結論に至り、導入しておりません。
デジタルというのは、決して悪くはないのですが、良くない点もいくつかあります。その一つは、半永久的にデータが残ってしまうことです。もちろん、残すことを目的として記録しているとは思うのですが、人間という生き物は、忘れることによってどうにかやりくりしている部分もございます。そのため、何もかもすべて残しすぎるのも良くないな、という考えがあり、あまりデジタル化には至っていないのです。
それこそ、私は手帳を書いております。手帳については、私の小話でも時折話題に出てまいりますが、現在は来年、2026年分も書き足しつつある時期ですので、手帳が2冊になり、少々重たいです。しかし、これは仕方のないことでしょう。
デジタルであれば、毎日持ち歩かなくても良くなるのではないか、という点も、確かに難しいところです。ただ、デジタルに関しては、どこかの国が研究結果を出していたと記憶しておりますが、アナログとデジタルでは、どちらが記憶に残りやすいか、あるいはインプットやアウトプットの効率が良いか、つまり学習や認知がどの程度できるか、という比較がございます。それによりますと、やはりアナログの方が効率が良いという結果でした。
最終的にデータを残すという意味ではデジタルが良いかもしれませんが、たとえ全部残っていたとしても、意外と見返さないものではないでしょうか。私自身、あまり見返しません。1年ほど前や、ワンシーズンくらい前のことであれば見返すこともありますが、3年、5年も前のこととなると、節目で何か尋ねられた時くらいしか見直さないものです。そうなりますと、これは不要ではないか、ということになり、やめてしまいました。その辺りの見極めが、非常に難しいところではあります。
もう少し、どの程度デジタルを活用するか、という点についてですが、私は、言い方は悪いかもしれませんが、いわゆるスマートフォン依存症ではございません。そのため、スマートフォンをあまり触らない私にとっては、デジタル化したところで意味がないのです。スマートフォンも新しいものを購入しましたが、実のところあまり使っておりません。
最近のiPhoneは、最低機種の容量が非常に大きいように感じます。皆様の中にはゲームなどをされる方が多いため、その影響が顕著に出ているのではないかと推察しております。現在、最低でも256GB(128GBの選択肢がなく256GBにしました)といった容量ですが、私が今使用しているのは僅か66GBです。全く使いこなせておりません。しかも、最も容量を占めているのが音楽を聴くためのアプリケーション(YouTube Music)ですから、あまり意味がないなと感じております。iOSだけで23GBほど消費しているのも、よく分からないところです。
ですから、私にとっては不要、と言いますか、デジタルで管理する必要性を感じないのです。タスク管理でリマインダーをたまに使う程度です。仕事中、スマートフォンを見なければならない時もありますが、基本的には使用しないため、デジタル化は難しいと感じております。なかなかやりづらい、というのが正直なところです。
スマートフォンを頻繁に触る方であれば、デジタル化の恩恵は大きいと思います。私もPCは頻繁に操作しますが、デジタルペンを導入するほどではない、というのが現状です。もちろん、イラストを描かれる方であれば、中途半端なデジタルペンではなく、本格的な液晶タブレットを購入して描く方が良いでしょう。中途半端な機材は、結局使わなくなり『宝の持ち腐れ』、ひいては金銭の無駄になりかねませんので、お勧めはいたしません。
ちなみに、私が一番よく使っているアプリケーションは、Discordや会社用の連絡アプリです。自分専用のチャンネルを作成し、気になった文言やリンクを一時的に貼り付け、使い終わったら消す、という作業を行っておりますが、そちらの方がOSに縛られず、かえって効率が良いと感じています。標準のメモアプリは、どうも使いづらい印象があります。
それこそ、私は自分自身が『堕落小話』を配信しておりますので、裏技的ではありますが、NotebookLMに総集編のYouTubeをすべて読み込ませてあります。これにより、日付を指定すれば、その日にどのような会話をしていたかの概要をNotebookLMが提示してくれます。このように、私はYouTubeを記録媒体として使用している側面もございます。デジタルペンについては、おおよそこのような考えです。
新しい機材というのは、つい手を出したくなりますが、自分が果たしてどの用途で使いたいのか、といった見極めは色々と大変なのだろうな、と感じてしまいます。冬野様、お便りありがとうございました。
さて、いつも通り昨日のお話に移りますが、昨日は一日中家におり、全く外出しませんでした。(一昨日などに)出かけすぎていた反動で、昨日は全く外に出なかったのです。
昨日は、そろそろ暖房を使いたいと思い、エアコンの掃除をいたしました。また、部屋も衣替えをしようと考え、色々探したものの、やはり服がないと感じました。ちょうど買い足したものが届いておりましたので、それを開封して確認したり、普通に部屋の掃除をしたりしていると、割と時間は過ぎていきました。
掃除をしていると、やはり不要なものが出てきます。食料庫なども、それなりに賞味期限を気をつけて見るようにはしているのですが、「ああ、これも駄目になっているではないか」といったものを発見するわけです。定期的に(中身を)循環させていかないと、知らぬ間に大変なもの、いわゆる「ダークマター」が出来上がってしまいますから、そういった事態を事前に防ぐかたちで動けたので、良かったのではないかと感じております。
久しぶりにきちんとフローリングの床拭きも行いました。これで多少は住みやすくなったはずです。やはり会社から帰宅した後、綺麗な家の方が落ち着きます。汚い家は落ち着かず、気持ちも淀みやすいものです。私は特にスピリチュアルな思想を持っているわけではありませんが、感覚として、ぱっと見て汚い部屋と綺麗な部屋とで、どちらが「感じが良く」、気分が上がるかと問われれば、それは綺麗な方に決まっています。
昨日は本当に掃除に集中し、それから久しぶりにTwitter(X)のブックマークを整理していました。これは私は結構定期的に行います。私はデジタル上で保存してしまうことが多いのですが、このブックマークを1ヶ月に1回、あるいは2ヶ月に1回程度の頻度で整理しているのです。
あまり溜めすぎると、何が何だか分からなくなってしまいます。「この頃はこれが流行っていたが、今見返すと古いな」「(イベントの)会期が終わってしまっているな」「発売日が過ぎているではないか」、あるいは「シーズン的に違うのではないか」といったことが出てくるものです。そういったことを防ぐために定期的に整理をしているのですが、昨日はそれを実行しました。どうやら、だいぶ触っていなかったようです。
こうしたブックマーク欄は、定期的に触らないと片付きません。溜まっていく一方というのは、見ていてあまり気分の良いものではありませんから、それを解消していった次第です。たどれる限り、一度すべて下の方までスクロールし、一通り目を通しました。
それをひたすら続けていたら、普通に夕方になっていました。私は結構、本などもブックマークで保存していることがあります。その作業中、「一旦ブックマークリストから外すのであれば、ブックマークを付けていた本を(通販サイトの)カートに入れておこうか」と思い立ち、カートに入れていきました。すると、なんと全部で本が17冊になりました。17冊で、お値段は43,208円。これはさすがに多すぎると、少し減らそうと思いました。
やはり高価です。最近は専門書ばかりが増えているため、デフォルトの価格帯が3,000円くらいの本が多いのです。本は高価です。もちろん、高くない本を読めば良いのでしょうが、私が読みたい本は軒並み高価なものばかりです。購入したい気持ちは山々ですが、学習に必要かもしれないとはいえ、少々お高いかもしれない、と感じています。
(咳払い)失礼しました。買いたいのですが……。やはり、こういったことをしているからお金が貯まらないのでしょう。本を買いすぎているのです。本当に買いすぎです。もう少しバランスを見て買い整えれば良いのですが。こんなに沢山買う必要性はないはずなのに、気になってしまうと購入してしまうのです。
ビジネス本などは、率直に言って、試し読みをしてあまり必要ないと感じたらカートから削除するのですが、それにしても「(カートに)入れすぎではないか」という事案が発生してしまいました。そうなりますと、反省しなければ、という気持ちになります。「欲しいもの」と「必要なもの」との間(はざま)の問題が、顕著に出てきてしまっていると感じます。
どうしたものか。きちんと管理できれば良いのですが、それがしきれないのです。本も、だいぶ冊数があるわけです。漫画もありますから、もしかしたら漫画で冊数を稼いでいるだけかもしれませんが、どうしようかと悩んでいます。意外と『ハリー・ポッター』シリーズ全巻をまだ取ってあり、これが一番幅を利かせている気もします。いや、しかし『物語』シリーズ全巻も、だいぶ幅を取っているかもしれません。
色々ありますが、読み終わっているものも割と多いので、処分してしまっても良いのです。しかし、「いや、良い本だったし、取っておこうか」という葛藤を永遠に続けていると、何も片付かないのです。
昨日もそれで片付けようかと思いましたが、本には手を付けられませんでした。私の本棚には少し展示スペースがありまして、長い本棚2つの間に少し低めの本棚を挟んでいるため、ポップアップストアのようなしつらえが作れるのです。そこに今、物を飾っています。
飾ってあるのは、『ハリー・ポッター』の小さなフィギュア3体と、造花、ランプ、そして(『ファンタスティック・ビースト』の)グリンデルバルドの杖です。その後ろに、本を3冊置いています。昨日買ったポスターを飾ろうかとも思ったのですが、色味が難しいのです。今飾っている本の一つが、『Leonardo. Anatomia』という、レオナルド・ダ・ヴィンチのデッサン本です。中身は英語だらけで、何が書いてあるかあまり分からないのですが、気に入ったのでそれを飾っています。それと、『愛を耕す人』のパンフレット、そして私が一番好きな絵本である『アレクサンダーとぜんまいねずみ』が飾られています。
全体的に少し茶色い、暖色が強いスペースになっています。新しい色を入れるのであれば、少し雰囲気を変えたいなと思いながら、またどこに何を飾ろうかと考えているところです。まだ本棚は全部埋め尽くしてはいないので、ギリギリ大丈夫だとは思うのですが、また新しく十数冊も増えてしまうとなると、さすがに自制しなければなりません。
「自制しなければ」といつも言っているのですが、結局「これなら前後の二段にすれば入るではないか」などと言って、多分どうせ私は買うことになるのでしょう。色々気をつけなければ、と思います。
ということで、今日のお便りテーマですが、「皆様が最近買った本」をよろしくお願いします。ただし、漫画は認めません。ライトノベルも認めません。ライトノベルは好きですが、今回はご遠慮ください。
さて、最近YouTubeで無料公開されていた、いわゆる「なろう系」のアニメ作品を見ました。『咎(とが)の亡霊は引退したい』というアニメです。アニメ本編の前後(の文脈)があまり繋がっていないようにも感じたのですが、いわゆる「脳死」で流し見するにはちょうど良く、やはり「小説家になろう」発の作品だな、という印象でした。
おそらく第2クールが始まるために無料公開していたのでしょう。今、第2クールを放送中のようです。第1クールがYouTubeで無料公開されており、「最強の勘違いコメディファンタジー」と銘打たれていました。程よい感じに(登場する)女性陣が癪に障るのですが、まあまあ見やすい、頭を使わないアニメとしては非常に良かったので、是非お勧めです。
声優陣も割と豪華で、杉田智和さんがナレーションをされていたり、主人公を小野賢章さんが演じていたりと、有名な方々を起用していますし、圧倒的な作画崩壊のようなものも見られませんでした。
ただ、小説版はどうかと言われると、購入しようか、気にはなるが微妙か、と様子を見ているところです。どうも話が繋がらない感じがするのです。強い人物がいるけれども引退したがっている、しかしなぜ引退したいのか、という話の起承転結の「承」と「転」がどうも微妙で、ここまで途中を飛ばせないアニメも初めて見た、というくらいの感覚でした。
YouTubeでいつまで無料なのか……もし昨日までだったら申し訳ありません。調べてみますと、11月23日まで視聴できるようですので、ご興味のある方は是非ご覧いただければと思います。
最近はアニメも割と見るようにしています。個人的には『呪術廻戦』がまた無料公開されているので、それも一度見返さなければと思っています。シーズンでちゃんと視聴しているのは、本当に『とんでもスキルで異世界放浪メシ』くらいのような気がします。ですので、今期のおすすめのアニメがありましたら、是非よろしくお願いいたします。
なかなか食指が動くものがありません。しかし、アニメもきちんと見るようにはしています。見ないで嫌うのは、やはりお門違いというものでしょう。きちんと見た上で否定をしよう、批評をしなければならない、と考えています。皆が「良くない」と言っているから「良くない」と(同調して)言うのは簡単ですが、それは一度でも作品を作ってきたことがある者としては、許されざる行為だと感じます。
『野原ひろし 昼メシの流儀』もニコニコ動画で少し見ましたが、何と言いますか……。ネタになるのは分かりますが、作品として見ると非常に微妙だ、という気がいたしました。
色々教えていただけますと幸いです。
さて、今日の予定ですが、今日は3連休の最終日、月曜日ですがお休みです。色々終わらせようと思います。昨日は作業を割と進めまして、11月の配信枠は全て立てておきましたので、チェックされる方はご確認いただければと思います。ファンボックスの方の更新は、おそらく今日中にやることになるかと思いますので、首を長くして待っていただければ幸いです。それ以外には、久しぶりにユニクロへ服を買いに行こうかと考えています。
ということで、今日は一旦この辺で。第613回堕落小話、ここまでのお相手は私、しおでした。
今日お仕事がある方は、本当に頑張ってください。寒い日が続きますが、だいぶ日も差してくるようにはなりましたので、十分お体に気をつけてください。今日お休みの方は、温かいものをちゃんと飲むようにしてください。内側から温めないと、外側から対策してもなかなか温まらないものです。
そして、今日お休みの方は、色々出かけてリフレッシュしていただき、また平日を一緒に頑張っていきましょう。
今夜も19時頃にマシュマロ配信の切り抜き投稿と、22時頃になるごま塩編を投稿しますので、チェックされる方はよろしくお願いします。それ以外の方は、また明日の朝6時頃、こちらYouTubeでお会いできることを楽しみにしております。
それでは皆様、いってらっしゃい。おやすみなさい。頑張ってくださいまし。