収録日:2025年10月14日
第593回「堕落小話」は、パーソナリティの3連休報告。お便り不足のため、自身の行動を語る。
朝から神奈川へ向かい、**横浜美術館の佐藤雅彦氏「ピタゴラスイッチ展」**を鑑賞。超人気でチケット争奪戦となる中、開館前に並び午後のチケットを確保。
鑑賞までの間、横浜中華街で食べ歩き、インド製ステンレス皿(ディストピア飯皿)を購入。赤レンガ倉庫のドイツフェスに寄るも目的の品は完売。
移動で疲れ、横浜エアキャビン(1,000円)やタクシーに散財。展示鑑賞後、IKEAやサイゼリヤに立ち寄り帰宅し、疲労困憊の一日を終える。「お一人様」を満喫しすぎ、金遣いが荒いと反省する。
仕事は楽しいが、番組継続のため、リスナーにお便り、特に連休報告を求めている。最後に、連休明けのリスナーを励まし、ピタゴラスイッチ展の混雑状況を改めて注意喚起して締めくくる。
【ポイント】
佐藤雅彦展(ピタゴラスイッチ展)鑑賞。
横浜中華街でインド製ステンレス皿購入。
移動費の散財(横浜エアキャビンなど)。
リスナーへのお便り募集。
皆様、「ラピトノヘクラ、おはようございます」。本日は2025年10月14日火曜日でございます。第593回「堕落小話」を最後までお聴きいただければ幸いです。
さて、残念ながら本日もお便りは届いておりませんが、昨日は私は大変な距離を歩くなど、様々な場所へお出かけいたしましたので、昨日の出来事を中心にお話しさせていただきます。
昨日は朝8時頃から行動を開始し、神奈川県方面へ向かいました。具体的には、横浜美術館にて開催されているピタゴラスイッチ展、すなわち佐藤雅彦氏の展示を拝見してまいりました。佐藤氏については、正確な読み方は佐藤雅彦さんでございますが、ピタゴラスイッチや団子三兄弟、インテリジェンスキューブなどのクリエイティブ作品を手がけた方でございます。佐藤氏は、もともと電通で勤務された後、フリーランスとなり、慶應義塾大学などで講師を務めるなど、多岐にわたってご活躍されています。現在もご存命で、今後は東京大学の方でも講義をされる予定があるとのことでした。実は、その講義を見に行きたいと強く思っていたのですが、残念ながら既にチケットは売り切れでした。なんとか会社ルートなどを通じて入手できないか検討しているところでございますが、非常に残念でなりません。なお、現在、新聞社主催の講義もされているようですので、そちらを拝聴することも考えております。こうしたクリエイティブに関する勉強は大変面白く、私自身、大学時代にも取り組んでおりました。
ところで、この佐藤雅彦展ですが、私自身、予約してから行こうと考えておりました。この展示は11月3日頃まで開催されているのですが、前売り券は全日程・全時間帯で完全に売り切れとなっていたのです。前日に「明日行こう」と思い予約を試みたのですが、チケットが取れず困ってしまいました。そこで、公式ウェブサイトを調べたところ、辛うじて当日券が多少残っている可能性があるという情報を小耳に挟みました。この情報を得て、どうしても見たいという強い思いがありましたので、翌朝早くからチケットを取りに行くことにいたしました。
しかし、その人気ぶりはすさまじいものでした。私は開館前に並んだのですが、当日、午前11時10分には当日券の受付が終了してしまったのです。まさかそんなに早く終了するとは思いもよりませんでした。この展示は超大人気で、前々日(10月12日)は正午に完売、その前は16時10分完売という状況でしたので、「大丈夫だろう」と見込んでいたのですが、念のため早めに行ったところ、この早さでの完売でした。あまりの早さに大変驚きました。これは、佐藤氏が制作されたNHKの作品などを通じて、多くの方が氏の作品に触れており、その裾野が非常に広いクリエイターであることの証明だと感じました。
展示内容自体も大変素晴らしかったため、公式図録を購入してまいりました。図録は税別2,700円と少々高価ではありましたが、カラー印刷が多用されておりましたので、許容範囲だと判断いたしました。クリエイティブ関連の仕事(YouTubeや本業)に携わる者として、自己研鑽になるだろうと考えた次第です。この図録には、「作り方を創る」というテーマのもと、映像、ポスター、キャッチフレーズなどをどのように作成しているか、その思想やアルゴリズムに関する考え方が書かれておりました。特に、慶應義塾大学環境情報学部時代に行われていた研究や、それが延長されてアルゴリズム体操などの作品に繋がっている点など、その原点となる部分を知ることができました。NHKが大学の研究内容を、いかに抽象度を上げて分かりやすく大衆に提示していたのか、その手法が理解できる内容となっております。ちなみに、図録はオンラインショップでも購入できるはずですので、気になる方はチェックされるとよろしいかと存じます。
ただし、繰り返しになりますが、現在、当日券以外はチケットがございませんので、旅行などで来場される予定の方は、くれぐれもご注意ください。平日はまだ可能性がありますが、土日は11月3日まで絶望的な状況です。私は気になっていたこの展示を、ようやく見に行くことができて本当に良かったと感じております。なかなか行く時間が取れず、ずるずると時期が過ぎて、閉館間際になってしまうという事態を避けることができました。
朝一番、午前9時頃に横浜美術館に到着し、チケットを確保しましたが、私が得たチケットは午後の夕方頃の枠でした。現在の横浜美術館は改装後で非常に美しい建物ですが、吹き抜けなどはあるものの、国立博物館のような「ただ広い場所」や「ゆとりある空間」が少ないように感じました。これは現代の公共建築の様式や、公共事業における予算の制約などが影響しているのかもしれません。
展示の鑑賞自体は短時間で可能ですが、映像講義などのアーカイブが膨大にあり、それらを全て視聴するとなると、おおよそ2時間程度はかかると思われます。私は大学時代に一部を視聴した経験や、その他の機会にアーカイブ映像を見ていたため、「ああ、これか」と思いながら鑑賞しましたが、そうした知識を得られたのは幸いでした。佐藤氏のようにNHKと連携して活動されている方は、広く一般に開かれた分かりやすい表現を用いることに長けています。マス層を対象とする場合、視聴者の理解度(IQ)を高く想定せずに制作されるという現実があります。難しい言葉を避け、伝え方が非常に分かりやすくなるように工夫されているのです。NHKの組織は現在厳しい状況にあると言われますが、クリエイターの力は健在であり、万人に向けて伝える手法を学ぶことができました。
さて、私は朝早くからチケットのために約1時間並びましたが、渡されたチケットが午後の枠でしたので、それまでの時間をどう過ごすかと考えました。横浜美術館がある場所から、せっかくなので横浜中華街へ行ってみることにいたしました。中華街へはちょうどお昼時に到着し、まず食べ歩きでニラエビを一ついただきました。他にも美味しそうなものがあれば食べようと思っていたのですが、3連休最終日ということもあり、どこも大変混雑しており、長い行列ができていました。小籠包なども検討しましたが、以前に比べて値段が上がっており、小籠包4個で900円や1,000円近くするものもありました。本日のメインは美術館であり、飲食が主目的ではなかったため、今回はスルーすることにいたしました。
その後、飲食は見送り、雑貨店巡りへ移行しました。雑貨店で見つけたのが、大変魅力的な食器、すなわちインドのステンレス製ワンプレート皿でございました。値段もぼったくりではなかったので、すぐに購入してしまいました。このお皿は、映画などで見られる「ディストピア飯」が置かれているタイプのもので、映画好きからすればたまらない逸品でございます。価格は1,200円でした。このステンレス製の皿がインドで多用されているのは、スパイスやカレーを食す文化において、着色や匂いの残り方が少ないという利点があるためだと知りました。これを使えば、パックご飯を温めて惣菜を盛り付けただけでも、気分が上がりそうだと思いました。通販でも値段は変わらないようですが、送料がかかりますので、ぜひ店頭などで確認されてみてください。チャイカップやキャニスターなども売られており、きっとお好きな方が多いと思います。食事代は1,000円を出し惜しみしたのに、皿には1,200円をポンと払ってしまうあたり、私もどうかしているのかもしれませんが、魅力的なものには抗えないお年頃なのです。
中華街での買い物を終えた後、まだ時間があったため、馬車道駅を経由して赤レンガ倉庫へ向かいました。赤レンガ倉庫では、ドイツフェスが開催されており、SNSで話題になっていた猫のビールグラスを入手できればと思っていましたが、残念ながら販売終了しておりました。500円の入場料を払った意味がないのでは、とも思いましたが、仕方ありません。他の屋台なども見ましたが、美術鑑賞の前に飲酒をするわけにはいきませんでしたので、飲食は控えました。事前にSNSなどで情報を確認してから入場すべきだったと後悔しましたが、過ぎたことに文句を言うのはダサいので、「仕方がない」と気持ちを切り替えました。
赤レンガ倉庫を出たところ、近くで海上自衛隊の展示や、大量の犬(大型犬、小型犬)が集まるフェスが開催されていました。私は動物アレルギーがあるため、密室空間で犬猫と過ごせば死に至るレベルなのですが、彼らが楽しんでいる様子を横目で見ながら通り過ぎました。その後、駅へ戻るまでにかなり歩く必要があり、疲れていたため、「モノレールのようなもの」に乗ることにしました。それが「横浜エアキャビン」という名の施設でした。料金を確認せずに受付のお姉さんの前に並んでしまったのですが、片道1,000円と高額で、断ることもできずに支払いました。このエアキャビンは「アイドリッシュセブン」とコラボレーションしていたのですが、私はそのゲームをプレイしていなかったため、詳しくありませんでした。
搭乗時、主人公らしいキャラクターの声で入場アナウンスが流れていたのですが、外国人観光客などキャラクターを知らない人たちが、そのセリフを最後まで言わせないうちに次々と乗車口に入ってしまうという、無慈悲な現象が起きており、それが逆に面白く感じられました。
エアキャビンで移動した後も、Google Mapで調べたところ、美術館まで電車を使うと時間と手間がかかり、200〜300円程度かかることが分かりました。そこで、もう一つの選択肢であるタクシーを調べたところ、約600円で移動できることが判明いたしました。駅まで歩く元気も残っていなかったため、結局タクシーを使ってしまいました。秋田の時給(労働の対価)を考えると、この程度の出費は自分の時間と労力に見合うと、自分自身に言い訳をしつつタクシーに乗った次第です。横浜は都内と同じく、料金も非常に安価でした。
その後、美術館へ戻り、展示を鑑賞し、ひたすら歩き続け、非常に疲れた一日となりました。帰宅の途中では、IKEAに立ち寄り、気になっていたライトを購入し、サイゼリヤで夕食を食べてから帰宅いたしました。
最近、お一人様を満喫しすぎていると自覚しております。その結果、お金の使い方がわからなくなり、貯金の概念を持たずに散財しすぎている自分自身がいることも認識しています。貯金はしておりませんが、これは、いざとなればどうにかなるだけの金銭的な余裕があるからであり、「貯金をする必要がないからしていない」という持論がございます。しかし、本当はした方が良いのかもしれないとも思っていますし、せめて高齢になってから貯め始めれば良いのではないか、若い内は使ってしまおうという考えもあるのです。その結果、月末のカード支払い時に「これ、払ったっけ?」となり、不正利用かと疑ったら全て自分の利用分だった時の虚しさを感じることになります。カードを使いすぎているからそうなってしまうのですが、その度に悲しい気持ちになってしまうのです。昨日は、そのような怒涛の一日を過ごしました。
さて、本日(火曜日)は普通に労働日でございます。仕事が始まってしまいましたが、朝から晩まで会社員として働いてまいります。最近は仕事が楽しくて仕方ありません。それは、割と自由に、主体性を持って仕事をさせていただいているという自負があるからです。楽しく仕事をしているのですが、どうやら会社の方々からは不思議そうな顔をされているようです。私がいる会社は、いわゆる「パリピ仲間」とは違うような方が多い傾向があるため(これは私の偏見かもしれませんが)、私がやっている業務とのギャップから、不思議に思われているのかもしれません。しかし、今日もそのような目で見られながらも仕事を進めていければと考えております。3連休明けの初日ですので、仕事は終わらない予感がいたしますが、水曜日に向けて終わらせなければならないことが多いので、頑張りたいと思います。水曜日に配信ができるかどうかも不安なレベルでございます。
最後に、リスナーの皆様にお願いがございます。どうかお便りをお送りください。3連休中、どこへ行かれたか教えていただくだけで結構です。家の中で一日中引きこもっていたというのは不健康でございますから、お散歩に行った、イオンモールに行ったなど、何かしらのお出かけについて話していただきたいのです。私一人が異常なほど出かけている成人女性のようになってしまうのは、あまりよろしくありませんから。
本日お仕事がある方は、一緒に頑張ってまいりましょう。3連休明けの初日ほど大変な仕事はないと思いますが、乗り切っていけたらと思います。努力している方に対し「頑張って」と言うのは、頑張っていない人にかける言葉だという説もありますが、それでも私は頑張っている人にも「頑張って」と申し上げます。もしこれ以上頑張れないと感じる方がいらっしゃいましたら、私ではなく、労働基準監督署にご相談ください。会社が違法行為を働いている場合には、何かしら解決してくれるかもしれません(違法行為がない場合は難しいかもしれませんが)。
また、お休みの方は、しっかりと睡眠を取って体を休めてください。体力は復活いたします。今日お休みの方で、お出かけをお考えでしたら、本日お勧めした横浜美術館のピタゴラスイッチ展に足を運ばれてはいかがでしょうか。ただし、開館30分前くらいから並ばないとチケットが取れないほどの人気ぶりでございますので、ご注意ください。平日であれば大丈夫だとは思います。
それでは、今日は一旦この辺で失礼いたします。ここまで、sionでした。今夜も夜10時頃に「予告編」を投稿いたしますので、チェックされる方はご覧ください。それ以外の方は、また明日の朝6時頃、YouTubeでお会いできることを楽しみにしております。それでは、行ってらっしゃいませ。頑張ってください。