配管システムを作成する

この練習では、湿式スプリンクラシステムを作成して配管を追加し、配置したスプリンクラを接続します。システムは、スプリンクラなどのシステムコンポーネントの間の論理的接続です。この論理接続により、Revit MEP で流れや圧力などの様々な分析を実行できます。防火システムを作成するには、スプリンクラを配置してから、これらのシステムコンポーネント間の論理接続を作成します。論理的接続を作成したら、[レイアウトパス]ツールを使用して配管の最初のレイアウトを作成します。次に、リボンの[レイアウトの生成]タブにある[修正]ツールを使用してレイアウトを簡略化し、レイアウトを配管に変換する前に配管の分岐を修正します。これは Revit MEP でシステムを作成するための推奨ワークフローまたは操作方法です。

重要: すべてのシステムコンポーネントは、作成するシステムか既定システムのどちらかにより論理的接続されています。論理的接続(システム)と異なり、物理的接続(配管)はシステム設計には必要ありません。ただし、配管は、サイズ変更など、物理配管ジオメトリを参照する計算を実行する場合に必要です。

トレーニングファイル

システムブラウザを探索する

システムブラウザを開いたままにして、システムを作成するときに参照します。

スプリンクラをシステムに接続する

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システムを確認、検証する

スプリンクラが論理的に接続されたので、[システムブラウザ]を使用して、システムを確認、検証します。

次に、配管を作成してスプリンクラを物理的に接続します。

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初期レイアウトを作成する

[レイアウトパス]ツールを使用すると、システムのソースを指定したり、初期配管レイアウトを選択したり、配管レイアウトを容易にするための事前の修正を行うことができます。また、このチュートリアルで以前に指定した配管変換設定を検証します。 Revit MEP では、これらの設定を使用してプレビューのレイアウトパスを物理配管に変換します。

メインの配管プレビューは、階段空間の基準コンポーネントに接続します。レイアウトパスのパターンが表示されます(青は本管の配管経路を表し、緑は枝管を表します)。

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レイアウトを修正する

[修正]ツールを使用してレイアウトをカスタマイズおよび簡略化します。

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システムを 3D で表示する

次に、レベル 2 水防火システムを完成します。残りのスプリンクラを現在の防火システムに追加し、論理的に接続してから、配管を作成して、物理的に接続します。

次:湿式防火システムを完成する