ビューを修正する
この練習では、Revit MEP プロジェクト内でビューを修正する方法を学習します。これらのタスクに慣れると、Revit MEP での作業が容易になり、各チュートリアルのレッスンに集中しやすくなります。
ビューにズームする
チュートリアルでは、ズーム コマンドを使用して、ウィンドウ内の表示可能なエリアを調整するように指示されます。たとえば、ビューの特定の領域をズームしたり、ビュー内の構造全体または平面図に合わせてズームすることが必要な場合があります。ビューの調整方法を理解すると、ウィンドウ内の MEP 設計での作業が容易になります。
ズーム オプションにアクセスするには、いくつかの方法があります。次の手順で、トレーニング ファイルを開き、異なるズーム コマンドでビューを調整する練習をします。
[ファイル] > [開く]をクリックします。
[開く]ダイアログの場所リストで、[Training Files]をクリックし、Metric\02_空調\RME_空調_配管_08_m.rvt を開きます。
3D アイソメ ビューが表示されます。
3. [ズーム]メニューを表示するには、ナビゲーション バー [拡大表示(範囲指定)]ドロップダウン リストをクリックします (ナビゲーション バーはビューの右上隅に配置されます)。
[ズーム]メニューにはズーム オプションが表示されます。
注:[ズーム]アイコン自体をクリックすると、現在選択されているズーム コマンドがアクティブになります。
4. [縮小表示(1/2倍)]をクリックします。
作図領域で、機械の配管設計のビューが縮小表示されます。
5. [全体表示]をクリックします。
MEP 設計のビューは、使用可能なウィンドウに合わせたサイズになります。
6. 作図領域をクリックし、ショートカット ZR を入力して領域を拡大表示します。
カーソルが拡大鏡になります。
7. 拡大する領域の左上隅と右下隅をクリックします。
マウス ボタンを放すと、選択した領域のビューが拡大されます。
8. 中央ボタンがホイールになっているマウスを使用する場合は、ホイールを回すとビューを拡大できます。ホイール マウスを使用して縮小表示し、構造全体をもう一度表示します。
ホイール マウスを使用していない場合は、ズーム メニュー コマンドを使用して縮小表示します。
注:拡大表示または縮小表示する際に、Revit MEP では作図領域の 2 mm 未満を示す部分がスナップ増分の最大値として使用されます。スナップ増分を修正または追加するには、[管理]タブ [プロジェクトの設定]パネル [設定]ドロップダウン リスト [スナップ]をクリックします。
9. SteeringWheels を使用しても、ズームが利用できます。SteeringWheelsは、2D および 3D のナビゲーション ツールを提供します。 SteeringWheels を表示するには、ナビゲーション バーの上部の丸いアイコンをクリックすると、フル ナビゲーション ホイールが作図領域に表示されます。
注:ナビゲーション バーが現在表示されていない場合、[表示]タブ > [ウィンフォウ]パネル > [ユーザ インタフェース]ドロップダウン リストをクリックし、[ナビゲーション バー]を選択します。
マウスを動かすと、ホイールがカーソルに従って作図領域を移動します。
10. カーソルをホイールの[ズーム]ウェッジに移動すると、ウェッジがハイライト表示されます。
11. マウス ボタンをクリックしたままにします。
カーソルが[ズーム]ツール用の回転中心として表示されます。
12. カーソルを下または左にドラッグして縮小します。
13. カーソルを上または右にドラッグして拡大します。
マウス ボタンを放して、ホイールを任意の場所に移動し、[ズーム]ツールを再度使用して、回転中心を変更できます。
SteeringWheels の設定を定義するには、[ファイル] > [オプション]をクリックし、[オプション]ダイアログ内左側の一覧で、[SteeringWheels]をクリックします。
14. ホイールを終了するには、[Esc]を押します。
ビューの向きを変更する
3D ビュー内で ViewCube を使用して、設計をスピンしたり、ビューの向きを変更できます。
15. 方向インジケータをハイライト表示するには、カーソルを ViewCube の方位の上に置きます。モデルを回転するには、クリックしたままドラッグします。
16. 上から見るには、ビューキューブの[上]インジケータをクリックします。
17. 元のビューに戻るには、[ホーム]アイコンをクリックします。