電気設定を指定する

電気設定では、設計で適用される電圧、配線、配電システム、および需要率を決定します。コンポーネントを配置し、回路を作成しているときに、Revit MEP によって、コンポーネントが指定した電圧と分配電システムに確実に適合するようにチェックされ、設計フェーズが速く進みます。

この練習では、電気設定を確認します。また、配線タイプも追加します。

トレーニング ファイル

補正係数を追加する

補正係数は、プロジェクトで配線サイズを計算する際に使用されます。

配線タイプを追加する

マテリアル、定格温度、絶縁体のタイプを追加したい場合は、[配線]>[配線サイズ]で作成します。

THHNやTHWNはUL規格に基づいた北米の配線種類です。詳細はWikipediaをご覧ください。(こちらも参考になります。)

電圧定義を追加する

配電システムを追加する

L=Load、G=Groundで、L-LとはLoad-Loadで電圧線間の電圧を指し、L-GはLoad-Groundで電圧線と接地線間の電圧を指します。

この場合単相で配線が3なので「単相三線」の「 240/120 V」となります。日本ならば 100/200V  の設定ですね。

需要率を指定する

需要率の詳細はヘルプをご覧ください。

次に、集計表を作成し、必要な照明レベルを定義します。さらに、照明レベルをスペースに割り当てます。

次:必要な照明を定義する