ゾーンのカラー スキームを作成する
この練習では、建物内のゾーンにカラースキームを割り当てます。カラースキームを使用すると、スペース集計表を使用したり要素プロパティにアクセスするよりも、視覚的かつ空間的にパラメータを伝達したり、識別することができます。
トレーニングファイル
[ファイル] ➤ [開く] ➤ [プロジェクト]をクリックします。
[開く]ダイアログの左側のペインで、[Training Files]をクリックし、Metric\02_空調\RME_空調_解析_03_m.rvt を開きます。
ゾーンにカラースキームを割り当てる
[プロジェクトブラウザ]で、[ビュー(専門分野タイプファミリ)] ➤ [機械] ➤ [ゾーン] ➤ [平面図] ➤ [ゾーン 平面図 1階 色分け]が、アクティブビューであることを示すハイライト表示になっていることを確認します。
[注釈]タブ ➤ [塗潰]パネル ➤ [カラー凡例]をクリックします。
作図領域で、建物の右側をクリックして、凡例を配置します。
[スペースタイプとカラースキームを選択]ダイアログで、次の操作を行います。
[スペースタイプ]に[空調システムゾーン]を選択します。
[カラースキーム]で、[Cooling Load by Zone]が選択されていることを確認します。
[OK]をクリックします。
凡例を拡大表示します。
冷房負荷はワット単位で、増分は比較的小さいことに注目してください。より大きな範囲に対応するスキームが必要です。
異なるカラースキーム凡例を選択する
作図領域で、カラースキームの凡例を選択します。
[修正|カラー凡例]タブ > [スキーム]パネル > [スキームを編集]をクリックします。
[カラースキームを編集]ダイアログで、[Tonnage Range]を選択し、[OK]をクリックします。
新しいスキームがビューに表示されます。
新しいスキームは、より大きな冷房負荷の値範囲に対応します。
画面を右クリック>全体表示 を選択して、ビューを作図領域に合わせてズームします。
新しいスキームタイプに一致するように、平面図ビューで色が更新されます。
断面図ビューにカラースキームを適用する
[プロジェクトブラウザ]で、[機械] ➤ [ゾーン] ➤ [断面図] ➤ [ゾーン 断面図 26 色分け]を開きます。
前に学習した方法を使用して、断面図ビューの HVAC ゾーンに[Cooling Load by Zone]カラースキームを追加します。
ファイルを保存または保存せずに閉じます。
この練習では、建物のゾーンにカラースキームを割り当てました。次の練習では、給気システム設計に使用する集計表を作成します。