システムを検査する
この練習では、システム検査を使用してレベル 3 の温水配管システムを検査します。システム検査では、カーソルをシステムに割り当てた配管または機械設備の上に配置するだけで、流れ、圧力、および圧力損失について各配管システムを検査できます。システム検査を使用すると、設計図の問題領域を容易に検出して解決することができます。
トレーニングファイル
[R(ファイル)] ➤ [開く]をクリックします。
[開く]ダイアログの左ペインで、[Training Files]をクリックし、Metric\02_空調\RME_空調_配管_07_m.rvt を開きます。
システムを検査する
[プロジェクトブラウザ]で、[ビュー(専門分野タイプファミリ)] ➤ [企画] ➤ [空調] ➤ [3D ビュー]を展開して、[3D Building]をダブルクリックします。
上位レベルの 2 つの水源ヒートポンプの間にある温水循環(還)(図1)のパイプを選択します。
[修正|配管]タブ ➤ [解析]パネル ➤ [システム検査]をクリックします。
[システム検査]パネル ➤ [検査]をクリックします。
配管に表示される矢印は、配管システムの本管および枝管の両方の流れ方向を示します。赤い矢印で示される流れは、ボイラーに向かうメインの線にを示しています。
注: 矢印をはっきりと表示するには、配管を拡大表示します。
カーソルを循環配管のパイプに合わせます。
検査フラグは、セクション番号、流量、および圧力の情報(圧力損失を含む)をレポートします。この情報は、必要に応じてシステムの設計を修正する際に役立ちます。
注: システム検査を使用して配管内の流れおよび圧力を検査するには、選択したシステムコンポーネントおよび配管が論理的および物理的に接続されている必要があります。配管およびシステムコンポーネントはシステムに接続されている(論理的接続)必要があり、システムには配管が含まれている(物理的接続)必要があります。
図1
図2
図3
流体の温度を修正する
カーソルを、下位レベルの 2 つの WSHP の間にある配管のセクション(セクション 6)に合わせます。(図1)
[流量]4.0L、[静圧]41935.6Pa、[圧力損失]0Paであることを確認します。
[ESC]を一回押して検査モードを終了します。
[タイプを編集]をクリックします。
[流体温度]で、[32 ℃]を選択して[OK]
[システム検査]パネル ➤ [検査]をクリックします。
同じ方法を使用して、もう一度セクション 6 を検査し、[静圧]が51120.8 で[圧力損失]が10540.5であることを確認します。
[終了]をクリックします。
ファイルを保存または保存せずに閉じます。
図1