共通タスクを実行する
この練習では、チュートリアルに含まれる Revit MEP の共通タスクの実行方法を学習します。これらのタスクに慣れると、Revit MEP での作業が容易になり、各チュートリアルのレッスンに集中しやすくなります。
ドラッグ コントロールを使用して要素のサイズを変更する
1. [プロジェクト ブラウザ]で、[ビュー] > [機械] > [空調] > [平面図]を展開し、[空調 平面図 2階]を開きます。
MEP 設計を描画または修正する場合、作図領域でコンポーネントのサイズを調整する方法を理解することが重要です。ドラッグ コントロールと呼ばれる小さい青い点が、平面図ビューの選択されたオブジェクトの終点に表示されます。立面図ビューと 3D ビューでは、形状ハンドルと呼ばれる同様のコントロールが、選択した要素の終点、下部、上部に沿って表示されます。
2. ZR と入力し、平面図の左上コーナーを拡大表示して、図に示すようにダクトを選択します。
ダクトの両方の終点に表示される小さい青い点に注目してください。この点がドラッグ コントロールです。
3. 下部のコントロールをクリックしたままドラッグして、ダクトを短くするためにカーソルを上に動かします。
4. 作図領域をクリックして、ダクトを選択解除します。
[元に戻す]コマンド
5. クイック アクセス ツールバーで、 [元に戻す]の横にあるドロップダウン メニューをク ックします。
プロジェクトに対して行ったすべての変更が記録されています。[元に戻す]コマンドは、1 つ以上のコマンドの効果を元に戻すことができます。この例では、ダクトをそのままの状態にします。
6. [元に戻す]メニューで、一覧の最初の項目の[修正]を選択します。
一覧の 2 番目の項目を選択すると、最後の 2 つのアクションが元に戻ります。選択したコマンドを含め、そのコマンドまでのすべてのコマンドがキャンセルされます。
注:前のアクションをすばやく元に戻すには、[標準]ツールバーで[元に戻す]コマンドをクリックするか、[Ctrl]+[Z]を押します。
要素を移動する
7. 前の手順で使用したのと同じダクトを選択します。
8. [修正|ダクト]タブ > [修正]パネル > [移動]をクリックします。
[移動]や[コピー]などのコマンドには、コマンドの完了にクリックが 2 回必要なものがあります。たとえば、移動する要素を選択してから、開始位置を指定するために 1 回クリックし、終了位置を指定するためにもう 1 回クリックします。この場合、目的はダクトを移動することです。
9. ダクトの中点をクリックします。
10. 図に示すように、カーソルを右に動かしクリックします。
ダクトが新しい位置に移動されます。
コマンドを終了する
[ダクトを修正]コマンドなど一部のコマンドは、別のコマンドを選択するか、現在のコマンドを終了するまで、アクティブのままです。
12. [修正|ダクト]タブ > [選択]パネル > [修正]をクリックします。
13. 次のようにして、コマンドを終了することもできます。
別のコマンドを選択します。
[Esc]を 2 回押します。
ファイルを閉じる
[R(ファイル)]>[閉じる] で変更を保存せずにファイルを閉じます。