給排水衛生器具を追加する
この練習では、2 つのトイレ、1 つの男性用小便器、床ドレインをレベル 1 の男性用トイレに追加します。後の練習で 3 つの洗面台を配置します。
トレーニングファイル
[ファイル] ➤ [開く] ➤ [プロジェクト]をクリックします。
[開く]ダイアログの左側のペインで、[Training Files]をクリックし、Metric\04_衛生\RME_衛生_設計_01_m.rvt を開きます。
大便器を壁に配置する
[プロジェクトブラウザ]で、[ビュー(専門分野タイプファミリ)] ➤ [給排水衛生設備] ➤ [配管] ➤ [平面図]を展開し、[配管 平面図 1階]が開かれていることを確認します。
図のように、スペース 男子便所 107 を含め、平面図の下部中央領域(図1)を拡大表示します。
注: スペース名と番号を識別するには、カーソルをスペースの上に動かし、ツールチップまたはステータスバーで情報を参照します。
男性用トイレは、2 つのトイレの区画、1 つの壁取り付け済み男性用小便器、3 つの洗面台用に仕切られます。参照線が平面図ビューに含まれていて、コンポーネントを容易に配置できます。
[設備]タブ ➤ [給排水衛生設備および配管]パネル ➤ [衛生器具]をクリックします。
[タイプセレクタ]で、[M_大便器_フラッシュバルブ_壁掛]の[Public - Flushing Greater than 6.1 Lpf]を選択します。
[配置]パネルで、[垂直面に配置]が選択されていることを確認します。
図2のように、身障者用トイレスペース内をクリックし、左の壁に対し、下部の水平参照線の中心にトイレを配置します。
標準のトイレスペース内の最初のトイレの上に、別のトイレをクリックして配置します。(ここでも、参照線を使用して衛生器具を中心に配置します。)
[Esc]を押します。
図1
図2
小便器を壁に配置する
[タイプセレクタ]で、[M_小便器_壁掛]の[20 mm Flush Valve]を選択します。
2 つのトイレスペースの上のスペースに男性用小便器をクリックして配置(図3)し、[Esc]を押します。
注: 男性用小便器を参照線に位置合わせするのが難しい場合は、拡大表示します。
図3
掃除口を床に配置する
[タイプセレクタ]で、[M_床排水口_矩形]の[125 mmx125 mm Strainer - 50 mm Drain]を選択します。
[配置]パネルで、[面に配置]をクリックします。
衛生器具の配置では、これは床取り付け済みドレインであるため、床を面として配置します。
身障者用トイレの上部右(2 つのトイレ領域の参照線の交差位置から左に約200 mm 下に200mmの位置)にドレインをクリックして配置します。(図4)
図4
[システムブラウザ]を開く
[Fn9]で [システムブラウザ]を開きます。
ブラウザのタイトルバーをクリックして、それを作図領域の下にドラッグすることでドッキングされます。
ゾーンが表示される場合は、[システムブラウザ]の表見出しを右クリックし、[システム]をクリックします。
すべての専門分野がが表示される場合は、[配管]を選択します。
未設定フォルダを右クリックして[すべてを展開]を選択します。
[屋内給水]と[排水]の 2 つの既定のシステムが存在することに注目してください。
既定のシステムには、配置した衛生器具が含まれます。衛生器具は、コンポーネントに含まれている接続(衛生接続および冷水接続)を基にして既定のシステムに分類されます。
[屋内給水]フォルダ内には、M_床排水口_矩形が含まれていないことに注目してください。M_床排水口_矩形は屋内給水のコネクタを持っていないので表示されていません。
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