スイッチ、端子箱、およびコンセントを配置する
この練習では、プロジェクトの照明スイッチとコンセントのスイッチを追加します。スイッチとコンセントを配置する手順は、Revit MEP にホストコンポーネントを配置する手順と同じです。
トレーニングファイル
クイックアクセスツールバーで(開く)をクリックします。
[開く]ダイアログの左ペインで、[Training Files]をクリックし、Metric\03_電気\RME_電気_設計_03_m.rvt を開きます。
照明スイッチを配置する
[照明計画 平面図 2階]ビューが開かれていることを確認します。
作図領域で、スペース コンピュータ室 222 にズームします。(図1)
[設備]タブ ➤ [電気]パネル ➤ [装置]ドロップダウンリスト ➤ [照明装置]をクリックします。
[タイプセレクタ]をクリックし、[M_人感センサー_壁付_標準電圧: 赤外線式_277V]を選択します。
[修正|配置 照明装置]タブ ➤ [配置]パネル ➤ [垂直面に配置]をクリックします。
図2のように内壁にスイッチを配置します。
スイッチにはホストとして使用する壁が必要なため、スイッチはカーソルが壁の上にある場合にのみプレビューされます。
クリックしてスイッチを配置します。
図3のように、同じタイプの 2 つ目のスイッチを壁の反対側に配置します。
[Esc]を押してコマンドを終了します。
図1 Step 2
図2 Step 6
図3 Step 8
ジャンクションボックスを配置する
[挿入]タブ ➤ [ライブラリからロード] ➤ [Autodeskファミリをロード]
[電気] ➤ [MEP] ➤ [電力] ➤ [分配]を参照し、M_端子箱 - 負荷なし を選択し、[ロード]をクリックします。
[設備]タブ ➤ [電気]パネル ➤ [装置]ドロップダウンリスト ➤ [電気器具]をクリックします。
[タイプセレクタ]で、[M_端子箱 - 負荷なし: 100 正方形]が選択されます。
図1のように、スペース コンピュータ室 222 に端子箱を配置します。
[Esc]を押してコマンドを終了します。
端子箱を選択します。
[プロパティ]ウィンドゥで、次の操作を行います。
[拘束]の下の [基準レベルからの高さ]に、2750 と入力します。
[識別情報]の[マーク]に、JB-1NL と入力します。
[電気]の[極数]の値が[1]であることを確認します。
[タイプを編集]をクリックします。
[タイププロパティ]ダイアログで、[皮相負荷]が[0]に設定されていることを確認します。
[OK]をクリックします。
[Esc]を押して、端子箱を選択解除します。
Revitは回路にかかる負荷を、接続されている要素の「皮相負荷」の合計として求めます。端子箱(ジャンクションボックス)は負荷が生じないために皮相負荷を0になっていることを確認しました。
図1 Step 4
壁にホストされたコンセントを配置する
[プロジェクトブラウザ]で、[ビュー(専門分野タイプファミリ)] ➤ [電気] ➤ [電力] ➤ [平面図]を展開し、[電力 平面図 2階]ビューを開きます。
[表示]タブ ➤ [ウィンドウ]パネル ➤ [非表示を閉じる]をクリックし、開いている可能性がある他のビューを閉じます。
作図領域で、スペース 図書室 219 にズームします。(図1)
[F9]を押してシステムブラウザを表示します。
注: 必要に応じて、システムブラウザをウィンドウの下部でドッキングします。
[システムブラウザ]で、列見出しを右クリックし、 [システム][電気]に設定します。
システムブラウザ上部右端の[列設定]をクリックします。(図2)
[列設定]ダイアログで、次の操作を行います。(図3)
[チェック解除]をクリックします。
[一般]を展開します。
[サイズ]、[スペース名]、[スペース番号]、および[要素の数]を選択します。
[電気]を展開します。
[皮相負荷]、[配電システム]、および[電圧]を選択します。
[OK]をクリックします。
[システムブラウザ]で、[未設定] ➤ [電気] ➤ [電力]を展開します。
このリストでは、回路に割り当てられていないコンポーネントが一覧表示されます。
図書室 219 が表示されるまでスクロールします。
図書室 219 に配置したすべての機器が回路に接続されていない(未設定である)ことに注目してください。
[設備]タブ ➤ [電気]パネル ➤ [装置]ドロップダウンリスト ➤ [電気器具]をクリックします。
[タイプセレクタ]をクリックし、[M_コンセント2個口 : 標準]を選択します。
クリックして、図5のように 2 つのコンセントをスペース Library 219 に配置します。
システムブラウザをスクロールし、追加したコンセントを表示します。
システムブラウザを閉じます。
図1 Step 3
図2 Step 6
図3 Step 7
図4 Step 8
図5 Step 11
コンセントを再配置する
右側のコンセントを選択します。
図1のように、[寸法補助線を移動]グリップ上にカーソルを配置します。
図2のように、グリップをドラッグし、寸法補助線を左側のコンセントに移動します。
図3のように、寸法値をクリックし、3650 と入力します。
入力する寸法にしたがって、右側のコンセントが再配置されます。
[Esc]を押して、コンセントを選択解除します。
図1 Step 2
図2 Step 3
図3 Step 4
追加のコンセントを配置する
前の手順を繰り返し、図1のように 3 つ目のコンセントをスペース Library 219 に配置します。
配置したコンセントを選択します。
[電気器具を修正]タブ ➤ [修正]パネル ➤ [コピー]をクリックします。
オプションバーで、[コピー]と[複数]を選択します。
任意の点をクリックし、カーソルを壁に沿って下に移動し、クリックする前に3650 と入力して、[Enter]を押します。
続いてカーソルを下に移動し、3650 と入力し、[Enter]を押して別のコンセントを配置します。
[Esc]を押してコマンドを終了します。
図1 Step 1
床にホストされたコンセントを配置する
[設備]タブ ➤ [電気]パネル ➤ [機器]ドロップダウンリスト ➤ [電気器具]をクリックします。
[タイプセレクタ]ドロップダウンリストをクリックし、[M_コンセント2個口 : 標準]を選択します。
[修正|配置 機器]タブ ➤ [配置]パネル ➤ [面に配置]をクリックします。
クリックして、図1のように 3 つの床コンセントを配置します。
コンセントの向きはスペースバーを押すことで回転することができます。
ファイルを保存または保存せずに閉じます。
図1
次に、照明回路を作成し、配線を表示します。