機械システムを計画する

このチュートリアルでは、オフィス ビルの機械システムを設計します。このシステムは、冷却塔、ヒート ポンプ(WSHP)、ダクト システム、および温水配管システムから構成されます。機械システムを作成する際には、レッスンと練習に従って、Autodesk Revit MEP の推奨システム設計ワークフローを学習します。このワークフローは、システムの計画および設計で始まり、設計のドキュメント化および書き出しで終了します。推奨のワークフローに従い、Revit MEP を使用してシステム設計を効率的にする方法を理解しながらシステム設計のベスト プラクティスを学ぶことができます。

このチュートリアルの目的は、Autodesk Revit MEP を使用して機械システムの設計を学ぶことです。チュートリアルを終えると、機械システムの設計のプロセス、方法、および具体的なテクニックを習得できます。

注:このチュートリアルのすべての練習は、順番に完成されるように設計されています。それぞれの練習は、前回の練習の完成を前提としています。各練習を終了したら、作業を保存するかどうかを選択できます。ただし、提供されたトレーニング ファイルを開いて練習を開始することを強くお勧めします。このトレーニング ファイルには前の練習での作業内容が含まれているため、トレーニング セッションをシームレスに続行できます。このチュートリアルを完了するために使用するトレーニング ファイルは、[Training Files]  [Metric]フォルダにあります。このフォルダを検索して、トレーニング ファイルがダウンロードされているかどうかを確認できます。

Revit MEP で機械システムを作成するには、まずシステムを計画します。このレッスンでは、建物の中にスペースを配置することでシステムの計画を開始します。その後、スペース環境をコントロールするために、スペースにゾーンを割り当てます。ゾーンにカラー スキームを割り当てた後は、建物の冷暖房の需要を決定する目的で冷暖房負荷分析を実行します。

このセクションの内容