スプリンクラシステムを完成する
この練習では、[レイアウトパス]ツール、[接合先]ツール、および各種の手動配管作成ツールを使用して、残りのスプリンクラを FP Wet_Zone2 システムに追加することにより、湿式システムを完成させます。
トレーニングファイル
[R(ファイル)] ➤ [開く] ➤ [プロジェクト]をクリックします。
[開く]ダイアログの左ペインで、[Training Files]をクリックし、Metric\05_防火\RME_防火_設計_03_m.rvt を開きます。
[プロジェクトブラウザ]で、[ビュー(専門分野タイプファミリ)] ➤ [給排水衛生設備] ➤ [消火配管] ➤ [平面図] ➤[消火配管 平面図 2階]が、アクティブビューであることを示すハイライト表示になっていることを確認します。
拡大表示して、図のようにエルボ継手を選択します。
必要に応じて、[表示]タブ ➤ [グラフィックス]パネル ➤ [細線]をクリックします。
左のプラス記号をクリックして、継手を T 型にアップグレードします。
T 型によって、廊下にスプリンクラの配管をレイアウトする際に基準となる開いている接続が提供されます。
作図領域で 消火ゾーン2 システムの一部であるスプリンクラの一つを選択します。
システムツールが[配管システム]タブに表示されます。
重要: システムコンポーネント(スプリンクラ、エアターミナル、放熱器、機械設備など)がシステムによって論理的に接続され、配管またはダクトが作成された後に、配管またはダクト、またはシステムコンポーネントを選択し、システムツールを表示できます。これによって、システム(論理的接続)を修正できます。
[配管システム]タブ ➤ [システムツール]パネル ➤ [システムを編集]をクリックし、スプリンクラをシステムに追加できるようにします。
[配管システムを編集]パネルで、[システムに追加]をクリックします。
廊下で、図のように廊下 200A にあるスプリンクラを囲むように、左下から右上に向かって選択ボックスを描画します。(◆)
[システムを編集]パネルで、[システム編集を終了]をクリックします。
選択したスプリンクラが 消火ゾーン2 に割り当てられます。スプリンクラのシステム割り当ては、平面図ビューまたは[システムブラウザ]で確認できます。
廊下にあるスプリンクラを選択し、[スプリンクラを修正]タブ ➤ [レイアウト]パネル ➤ [レイアウトを生成]をクリックします。
[レイアウトの生成]パネルで、[パターン]が選択されていることを確認します。
オプションバーの[パターンタイプ]で、[ネットワーク]が選択されていることを確認して、パターン 5 を選択します。(◆)
[レイアウトを終了]をクリックします。
レイアウトによって、以前に作成した T 型に接続しているパスが自動的に作成されます。
システムブラウザを閉じます。
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残りのスプリンクラを 消火ゾーン2 システムに追加します。
作図領域で、消火ゾーン2 システムの一部であるスプリンクラを選択します。
[配管システム]タブ ➤ [システムツール]パネル ➤ [システムを編集]をクリックします。
選択ボックスを使用して、残りの7 個のスプリンクラを選択します。
[システム編集を終了]をクリックします。
配管を使用してスプリンクラを接続する
廊下の右端にあるつのスペースを拡大表示します。
[消火配管] ➤ [3D ビュー] ➤ [消火配管 3D 全体]を開いて、次に、WTと入力しビューを並べて表示します。
配管平面図で、配管を備えたスペースの上の廊下を拡大表示して、左端にある未接続のスプリンクラを選択します。
[スプリンクラを修正]タブ ➤ [レイアウト]パネル ➤ [接合先]をクリックして、図のようにメイン配管の水平セグメントを選択します。
その結果を 3D ビューで表示します。
配管の水平セグメントと垂直セグメントが追加されていることに注目してください。
配管平面図で、次の未接続のスプリンクラに画面移動してズームします。
スプリンクラを選択して右クリックし、[配管を描画]をクリックします。
[タイプセレクタ]ドロップダウンリストをクリックし、[配管タイプ : 防火(水系)]を選択します。
[配置ツール]パネルの[高さを継承]を選択し、水平メイン配管との交点を配管の端点としてクリックし、[Esc]を押します。
同じ方法を使用して、残りの未接続のスプリンクラからメイン配管までの配管を描画します。
接続を確認する
3D ビューを閉じます。
平面図ビューで、防火システムを備えたウィング全体を表示できるようにズームします。
カーソルを使用して配管のセクションを 1 つハイライト表示し、[Tab]を 2 回押してシステム全体をハイライト表示します。
システム全体がハイライト表示されるため、すべてのコンポーネントが正しく接続されていることが視覚的に示されます。
ファイルを保存または保存せずに閉じます。
次：竪配管を追加する