配線サイズとブレーカサービスを平衡する
この練習では、レベル 1 とレベル 2 のパネルで負荷を平衡し、パネルに提示された負荷を検査して確定ブレーカーサイズを設定します。最後に、この回路で負荷を処理するために Revit MEP が推奨する配線のサイズを検証して調節します。
トレーニングファイル
クイックアクセスツールバーで(開く)をクリックします。
[開く]ダイアログの左ペインで、[Training Files]をクリックし、Metric\03_電気\RME_電気_設計_08_m.rvt を開きます。
回路負荷は、各フェーズでできる限り均等な負荷になるように平衡する必要があります。これにより、中性電流を減少するだけでなく、1 つのフェーズが過重負荷になっても、過度の電圧降下を防ぐことができます。負荷の平衡は電源から最も離れている盤で負荷を調整することから始めます。
回路負荷を平衡する
[ビュー(専門分野タイプファミリ)] ➤ [電気] ➤ [電力] ➤ [平面図] ➤ [電力 平面図 2階]ビューが開かれていることを確認します。
作図領域で、スペース 電気室 220 にズームします。(図1 パネルがある部屋です。)
この電気スペースで、LP-2B パネルを選択します。
[電気回路]タブ をクリックします。
[回路を編集]をクリックします。
図1
配線サイズを確認、調整する
[プロパティ]ウィンドゥで、回路に対して次の操作を行います。
スクロールダウンして、[配線サイズ]パラメータの現在の値が 3-#12、1-#12、1-#12 であることを確認します。
[電気 - 負荷]で、[定格]に30A と入力し[適用]ボタンを押します。
Revit MEP は回路定格に基づいて自動的に配線サイズを計算します。
スクロールダウンして、[配線サイズ]パラメータの値が 3-#10、1-#10、1-#10 になっていることを確認します。
[モード]パネル > [回路の編集を終了]をクリックします。
回路のブレーカーのサイズを調整する
パネル PP-2B を選択します。
[電気回路]タブ ➤ [システムツール]パネル ➤ [回路を編集]をクリックします。
[回路を編集]タブ ➤ [回路を編集]パネル ➤ [回路から削除]をクリックします。
パネル PP-2B を選択します。
[回路を編集]タブ ➤ [回路を編集]パネル ➤ [回路の編集を終了]をクリックします。
警告によって、電力システムが空で、削除されることが示されます。
警告ダイアログを閉じます。
パネル PP-2B を選択します。
[修正|電気機器]タブ ➤ [システムを作成]パネル ➤ [電力]をクリックします。
[プロパティ]ウィンドゥの[電気 - 負荷]で、[定格]に25A と入力し、[適用]をクリックします。
合計の接続負荷が作成している回路に定義した値 20A の 80% を超過したことを示す警告が表示されます。
警告ダイアログを閉じます。
[OK]をクリックし、警告ダイアログを閉じます。
パネル PP-2B を選択したままの状態で、回路の[プロパティ]ウィンドゥの[電気 - 負荷]で、[定格]に40A と入力し、[適用]をクリックします。
接続負荷を扱えるよう、パネル PP-2B の回路のブレーカサイズがサイズ変更されました。
[Esc]を押して、パネルを選択解除します。
ファイルを保存または保存せずに閉じます。