複数のレベルでゾーンを作成する
この練習では、建物内のゾーンに複数のレベル上のスペースを割り当て、[システム ブラウザ]でゾーンを確認します。
トレーニング ファイル
[ファイル] > [開く] > [プロジェクト]をクリックします。
[開く]ダイアログの左側のペインで、[Training Files]をクリックし、Metric\02_空調\RME_空調_ゾーン_03_m.rvt を開きます。
複数のレベルのスペースに対して空調システムゾーンを作成する
[プロジェクト ブラウザ]で、[機械] > [ゾーン] > [平面図] > [ゾーン 平面図 2階]が、アクティブ ビューであることを示すハイライト表示になっていることを確認します。
[ラウンジ215](中央階段の右側)を拡大表示します。(断面線がクロスしている領域です。)
[機械] > [ゾーン] > [平面図] > [ゾーン 平面図 1階]を開きます。
WT と入力し、2 つのウィンドウに並べます。
[ゾーン 平面図 1階]ビューのタイトルバーをクリックしてアクティブにします。
[解析]タブ > [スペースおよびゾーン]パネル > [ゾーン]をクリックします。
[ゾーン 平面図 1階]平面図で、[ラウンジ 120]を選択して、ゾーンに追加します。
[スペースを追加]ツールがアクティブである状態で、[ゾーン 平面図 2階]ビュー内をクリックし、[ラウンジ 215]スペースをゾーンに追加します。
[ゾーンの編集を終了]をクリックします。
空調システムゾーンにタグを付ける
[ゾーン 平面図 1階]ビューをアクティブにします。
[注釈]タブ > [タグ]パネル > [タグ カテゴリ別]をクリックします。
オプション バーで、次の操作を行います。
[引出線]が選択されていることを確認します。
[アタッチされた終点]を選択します。
距離が 12 mm であることを確認します。
ラウンジ スペース内をクリックして、関連付けられたゾーンにタグを付けます。
[Esc]を2回押し、縮小表示し、タグを選択すると、ドラッグ コントロールを使用して必要に応じて移動できます。
タグは、配置されたビューにのみ表示されます。Level 2 - Zoning にはタグが表示されていないことに注目してください。
[挿入]タブ > [ライブラリからロード]パネル > [ファミリをロード]
場所リストでTraining Filesをクリックし、Metric\02_空調\M_ゾーンタグ.rfa を選択し[開く]
[ファミリは既に存在します]ダイアログボックスで、[既存のバージョンを上書きする]をクリック
タグの外観が変化することに注目してください。
冷暖房負荷計算が実行されていないため、タグではこれらの値に「計算されない」が表示されます。
ゾーンの名前を変更する
[ゾーン 平面図 1階]ビューで、ゾーン タグを選択し、もう一度クリックします。
筆者注:ダブルクリックするとファミリエディタが開いて、タグファミリを編集する画面が開いてしまいます。タグだけが表示されている画面になったら、[R(ファイル)] > [閉じる] でファイルを保存しないで閉じます。
タグを選択し、少し間をおいてもう一度クリックしてください。
[パラメータ値を変更]ダイアログの[名前]値に、ラウンジ-東 と入力し、[OK]をクリックします。
[F9]を押し、[システム ブラウザ]を表示します。
[システム ブラウザ]に新しいゾーン名が表示されます。[システム ブラウザ](表示されていないときは[F9]を押して表示させてください。)で、ゾーンを展開し、そこにスペースを表示することもできます。
ファイルを保存または保存せずに閉じます。
この練習では、建物の異なるレベル上のスペースに対してゾーンを作成しました。