スペースを配置する
スペースによって、建物内の領域の体積を計算できます。配置される場所に関する情報が含まれます。この情報は、冷暖房負荷の分析に使用されます。この練習では、スペースを建物モデルの領域に配置します。
トレーニング ファイル
[R(ファイル)] > [開く] > [プロジェクト]をクリックします。
[開く]ダイアログの左側のペインで、[Training Files]をクリックし、Metric\02_Mechanical Systems\RME_空調_スペース_02_m.rvt を開きます。
スペースを配置する
[プロジェクト ブラウザ]で、[ビュー(専門分野タイプファミリ)] > [機械] > [スペース] > [平面図] > [スペース 平面図 2階]が、アクティブ ビューであることを示すハイライト表示になっていることを確認します。
廊下の左側の白い（スペースが配置されていない）部屋を拡大表示します。
[解析]タブ > [スペースおよびゾーン]パネル > [スペース]をクリックします。
ここでは使用しませんが、[自動的に作成]ツールを使用すると、スペースを自動的に作成し、順に番号を付けることができます。
[境界をハイライト表示]機能を使用して、モデル内の境界要素を表示することもできます。
[タイプ セレクタ]ドロップダウン リストをクリックし、[M_スペースタグ_名前なし : Space Tag With Area]を選択します。
[タグ]パネルの[タグを配置]が選択されていることを確認します。
オプション バーで、次の操作を行います。
[上限]で[Level 2 Plenum]を選択します。これによって、スペースの垂直範囲が指定されます。
[オフセット]に 0 と入力します。
(タグの位置)で、[水平]を選択します。
[引出線]がオフになっていることを確認します。
[スペース]で、[新規作成]を選択します。
部屋内をクリックして、スペースを配置します。
[選択]パネル > [修正]をクリックして、コマンドを終了します。
[解析]タブ > [スペースおよびゾーン]パネル > [スペース名の設定]をクリックします。
オプショングループで[名前と番号]、選択グループで[すべてのレベル]を選択
OK
スペースを選択し、[プロパティウィンドゥ]で、次の項目を確認します。
[識別情報]の[番号]と、[部屋番号]の値が同じであることを確認します。
[識別情報]の[名前]と、[部屋名前]の値が同じであることを確認します。
[Esc]を押して選択を解除します。
プレナムビューを準備する
[機械] > [スペース] > [平面図] > [スペース 平面図 2階天井]を開きます。
現在開かれているビューと同じ場所が新しいビューで拡大表示されます。
[表示]タブ > [ウィンドウ]パネル > [非アクティブを閉じる]をクリックします。
作図領域で、ライブラリの断面記号(頭)をダブルクリックして断面図ビュー(スペース 断面図 26)を開きます。
[表示]タブ > [ウィンドウ]パネル > [タイルビュー]をクリックします。
断面図でLevel 1を選択し、[右クリック] > [すべてのインスタンスを選択] > [プロジェクト全体]を選択して、プロジェクト内の同じタイプのレベルを選択します。
プロパティウィンドゥで[算定高さ]の値を1200にします。これはスペースが部屋の境界を認識するレベルを表します。
同様の方法で Level 2 Plenum を選択し、算定高さを 150 に設定します。
筆者注：算定高さとはスペースの領域を検出する高さを示しています。
プレナムにスペースを配置する
[スペース 平面図 2階天井]平面図内をクリックしてアクティブにします。
[解析]タブ > [スペースおよびゾーン]パネル > [スペース]をクリックします。
[タイプ セレクタ]ドロップダウン リストから[M_スペースタグ-名前なし : Space Tag]を選択します。
オプション バーで、次の操作を行います。
[タグ配置]が選択されていることを確認します。
[上限]で[Level 3]を選択します。
[オフセット]に 0 と入力します。
先の手順で配置した部屋(Library)内をクリックしてスペースを配置し、[修正]をクリックします。
スペースは同時に断面図ビューで作成され、ソフトウェアのパラメトリック機能が示されることに注目してください。
スペース名を プレナム室に変更し、番号を 219P に変更します。
[プロパティウィンドゥ]の[エネルギー分析]で、[プレナム]に✔を入れて、[居室]が□になっていることを確認します。
[適用]をクリックします。
断面図が変更内容で更新されていることに注目してください。
ファイルを保存または保存せずに閉じます。
