~「シャンパンの泡も、時間がたてば消えてしまうのよ」(吉野愛子@テニスボーイの憂鬱)~
真夏の奮闘、アーネストシャルズ打線の猛攻に19安打18失点で敗北!
あの歓喜のエンジョイカップ優勝、キラキラ輝いたあの時間から一週間、大会は終わっても試合はつづく、残りのシーズンに向けて再稼働したビッグアプセットナインは最高気温34度、灼熱の羽根木公園に集結、先般の東台につづきアーロン黒須も勇躍登場し3塁側の冷房のきいたロイヤルボックスにどっかり腰を下ろし、引き締まった雰囲気でプレーボール。
相手は過去数度対戦し互角の戦いをしてきた東京アーネストシャルズ、この日ビッグアプセット先発の石井大和も、2年半前の2020年2月の対戦(@錦糸公園)では8回自責点2と好投していたが、この日アーネストシャルズ打線は見違えるような迫力で石井大和に襲い掛かる。
初回裏には1・2番がいきなり連続のスリーベース、3番のタイムリーに続いて4番が左中間を破るホームラン、いきなりの4連打で4点を奪われる。2回以降もアーネストシャルズ打線の勢いは衰えず、先発石井大和、3回からリリーフの石井に対し時間切れの6回裏ワンアウトまで19安打、ホームラン5本、ツーベース・スリーベースが3本ずつと激しい攻撃、エンジョイカップではほとんど出なかった守備の乱れもでて、また試合後半にはファーストの櫻町監督が相手左バッターの鋭いゴロにバウンドを合わせ切れず、打球を眼鏡ごしの右目で捕球するというアクシデントも発生、結局18点を奪われることとなった。
この試合の流れに打線のほうも焦りがつのったのか、先週までの鋭いスイングが見られない。2回には相手ピッチャーの制球難につけこみ満塁から石井、大間が押し出しフォアボールで2点をあげるが、5回ワンアウトから石井が左中間にヒットを放つまでノーヒット状態がつづき、最終的にも石井の1安打のみで18-2の敗戦となった。
吉野愛子の言ったとおり、シャンパンのキラキラした泡も時間がたてば消えてしまう、その厳しい人生の現実を改めて知ることになったビッグアプセットナイン、しかし、ぼくたちはこのキラキラした素敵な時間のために生きているんだよ、というテニスボーイの言葉も真実だ。この試合でも、灼熱の中守備陣も集中力をきることなく、身体を張った櫻町監督の守備は言うにおよばず、ショート大間は5回の守備機会に奮闘、2回にはツーアウト1・3塁から相手が仕掛けてきたディレードスチールにも冷静に対応、石井大和ー芝田ー大間の連携で点を許さず、3回にはレフト谷上が逆光をものともせず相手2番の鋭いレフトライナーを好捕するなど、今後につながるプレーもたくさん出た。
この試合に参加したナイン各人、ロイヤルボックスのアーロン黒須もそれぞれが悔しい思いをしたことだろう、しかしこうした経験が次の飛躍につながるんだ、人生には辛いことや嫌なことが一杯あるけど、あのシャンパンのようにキラキラした時間、それを勝ち取るために生きているんだ、というテニスボーイの言葉を脳裏に、来週からのリベンジを近いつつ久々の梅が丘の名店中華で絶品餃子に舌鼓をうち、次々と紹興酒をオーダーしつづけるビッグアプセットナインであった。
<監督コメント>
東京アーネストシャルズは前回までは互角の戦いだったが、全く別チームになってました。
大和くんも石井さんも頑張ってくれましたが、打線が石井さんの1安打ではさすがに厳しいですね。
この試合は私のマッチメークのバグということでお許しいただき、また来週から切り替えて行きましょう❗️
来週7月30日(土)は11時から大田スタジアムで、東京ファイトマネー戦です。
みなさんの出席表明お願いします❗️
では来週❗️
みんな、よろしく❗️