~「オレもお前も超音速人間だ!」(フレディ・マーキュリー)~
エンペラー伊藤驚異の2発で三冠トップ!アツモリ佐藤も2塁打3本4打点の大活躍、丸野も特大ホームランなど14安打14得点の猛攻でClub TMに圧勝!
あの「野田の奇跡」からわずか中一日、興奮も筋肉痛もさめやらないなか、梅雨の合間の晴れ間の多奈川緑地にビッグアプセットナイン12人が集結。相手は先月、ガス橋で苦杯をなめたClub TM、櫻町監督はその試合でリリーフし打ち込まれた伊藤を先発にたてリベンジの構えでプレーボール。
満を持してマウンドに上がった伊藤だが、初回表Club TM先頭打者に左中間を破られるスリーベースでいきなりノーアウト3塁のピンチ。しかしここでギアを入れなおした伊藤、超音速の豪速球でつづく2番を三振、3番にも押し勝ってファーストフライ、続く4番はフォアボールで歩かせたものの最後は5番をライトフライに打ち取ってこのピンチを無失点で切り抜ける。
するとリベンジに燃えるビッグアプセット打線の初回裏の攻撃、この日1番に入ったのは西村、生涯をスワローズにささげた男がまさかの野田の奇跡に立ち会えなかった悔しさ、それをぶつけるべく櫻町監督が先頭打者に起用した最近好調のガルシアパーラがいきなりレフト線を破るツーベースで出塁、するとワンアウト後3番に入った伊藤がストレートを強振すると打球はセンター上空にコンコルドのように加速上昇で舞い上がり、そのままセンター後方を転々とする間に伊藤は悠々とホームイン、目の覚めるツーランホームランでビッグアプセット先制だ!
しかしこれはこの日の怒涛の攻撃の序章にすぎなかった。ランナーがなくなったところで続く4番加藤はセンター前ヒット、5番芝田がフォアボールのあと盗塁で2・3塁、ここで6番佐藤が鋭くライト線を破るツーベースで加藤、芝田が還り2点を追加!さらに村上がデットボールのあとツーアウト1・2塁で田辺が鋭くレフト線に弾き返し、2塁から佐藤が俊足を飛ばしてホームイン!ここまで5点を先制しお祭り騒ぎとなったビッグアプセットベンチ、そしてこの祭りの仕上げは丸野、ツーアウト1・2塁で打席にはいったアキバキングがフルスイングすると打球は左中間上空に高く舞い上がる大飛球、これが走者一掃のスリーランホームランとなりさらに3点を追加、ビッグアプセット初回8点の電撃攻撃だ!
8点の援護を受けた伊藤はさらにギアを上げる、2・3回を無安打無失点に抑え完璧に試合の流れをモノにすると、3回裏のビッグアプセットの攻撃ではワンアウトから5番芝田がセンター前ヒット、佐藤が初回に続くライトオーバーのツーベースで2・3塁とすると6番村上がセンター前に弾き返す2点タイムリーで2点を追加!この時点で10-0とビッグアプセットが圧倒する。
完璧な試合の流れにビッグアプセットナインもさらにノリノリだ。4回表に2安打点を奪われるが、続く5回表の守備では相手先頭打者の1・2塁間のゴロにセカンド田辺が素早く追いつくと、ファースト櫻町が打球に飛び出したのをみてピッチャー伊藤が快足でファーストカバー、連携プレーが見事に決まりアウト!さらにツーアウト後相手9番の鋭い左中間最深部へのライナーに、センター丸野が快足を飛ばし最後は逆シングルでこれをぎりぎりランニングキャッチ!ビッグアプセットベンチも総立ちで丸野を迎えるビッグプレーに、ナインの熱量も最高潮にヒートアップだ!
なおも攻撃の手を緩めないビッグアプセット6回表の攻撃、先頭で打席に入った3番伊藤が渾身のフルスイングで振り抜くと、今度はロケット弾のような打球がレフト線へ、ファウルラインの白い粉がぱっと舞い上がり打球はそのままレフト線を転々、伊藤は決死の走塁でサードコーチャー丸野の静止を振り切ってホームへ突入し、この日2本目のホームランだ!さらに4番加藤がレフト前、5番芝田がフォアボールででると三たび6番佐藤が今度はレフト線へ流し打ち、これがこの日3本目のツーベースとなり加藤、芝田が生還しこの回4点を追加、合計14得点を挙げたビッグアプセットが完全に試合を決めた。
試合を決めた櫻町監督は6回から小川をリリーフに投入、小川はヒットと自らのエラーでノーアウト1・2塁のピンチを背負うが、ここでこの日キャッチャーに入った佐藤が2塁走者の一瞬の隙をついてセカンド送球で走者を刺すビッグプレーでワンアウト、その後タイムリーで1点を献上するが、ワンアウト1・2塁のピンチで相手3番の三遊間への深い打球、これをショート加藤が鮮やかな逆シングルから反転し2塁へ送球、セカンドからの一塁転送が難しいハーフバウンドとなるが、ファースト櫻町がこの送球を鮮やかに救いあげチェンジ!最後まで好プレーが連続したビッグアプセットは、7回は小川が三者凡退に打ち取り、攻守ともに完璧な試合を締めくくった。
2日前の野田での興奮をそのまま多摩川緑地に持ち込んだビッグアプセット、完璧な試合運びでの完勝に試合後のビッグアプセットナインの笑顔も弾ける。エンペラー伊藤は130キロ台後半の速球で5回1失点、Club TMにリベンジするだけでなく、ホームラン2本、3打点でこの時点で打率、本塁打、打点の3部門でついにトップにたった。まだシーズン前半の6月中旬の段階での5号、2005年にフェラーリ黒田が記録した年間10本のシーズン本塁打記録をがっちり射程にいれた。アツモリ佐藤はツーベース3本4打点、丸野はホームランを含む2安打4打点、山下も右中間への完璧なスリーベースを放つなどチーム14安打、ビッグアプセットナインがダイヤモンドを超音速で駆け回るスーパーソニック打線の猛攻で、チーム打率は再び3割1分に到達した。
梅雨の合間の晴天、試合後の多摩川緑地には爽やかな風が快勝の興奮を心地よく癒してくれる、全身に水を浴び生き返ったビッグアプセットナインは六郷土手の名店・宴客になだれ込み、野田の軌跡とこの日の完勝、攻守完璧の試合運びにビッグアプセットナインの話題は尽きることがなく、美味中華と紹興酒での宴は続いていくのであった。
<監督コメント>
究極の怒涛の攻撃力でチーム14安打、14ー2でClubTMに完勝❗️伊藤くんは全力背筋パワーで完璧な当たりの特大ホームラン2本❗️1試合2本のホームランはビッグアプセット史上初の快挙だ。丸野くんもこれも特大ホームラン❗️さらに佐藤達路くんはツーベース3本、加藤くんはマルチヒット、好調西村も初回のツーベースを放ち、村上も2点タイムリー、田辺さんもレフト線タイムリー、山下スリーベース、芝田もヒットと盗塁も決めるなど、14点とも相手のエラーでなく全て打って取った得点。相手チームエースが「こんなに打ち込まれたのは初めてだ」と呆然とするほどの完璧な攻撃だった。
ピッチャー伊藤くんは木曜日に続き137キロ火の玉ストレートが低めにビシビシ決まる異次元のナイスピッチング❗️これにはナインも気持ち良くなりハイテンション、勝利の女神なみちゃんも「いや〜ナイスピッチング」と大満足。いいものを見せてもらいました。1球で肩が作れる小川さんもナイスリリーフ、ピッチャー陣も完璧でした❗️
さて来週6月25日(土)は13時から東台A面で光ヶ丘Walkersと対戦です。
7月2日(土)から始まるエンジョイカップ前の調整を兼ねて、全力で快勝しましょう❗️
では来週❗️
みんな、よろしく❗️