~「いいことなんて人生の1割あればいいんだよ!」(高田純次)~
オヤブン村上還暦祝い!石井熱投で宿敵ローヤーズを追いつめるも終盤に力負け!
先週雨で中止で2週間ぶりとなるビッグアプセット、この日は聖地神宮外苑を押さえた宿敵ローヤーズに敢えて挑戦状を叩きつけ、過去16戦15敗1分けの汚名をそそぐべくメンバー13人が集結、櫻町監督の午前8時集合のLINEメッセージにこたえほぼ全員がまだ寒い早朝にこの聖地に集結、今日こそ汚名返上へと気合を入れる。
またこの日は先々週にチームの先陣をきって還暦満60歳を迎えたオヤブン村上が、鮮やかなエンゼルスレッドのアンダーシャツ、ストッキングとベルトで登場、対ローヤーズ初勝利に向けて試合前からビッグアプセットナインは気合全開だ。
そしてこのチームの気合が乗り移ったのがこの日先発の石井だ。初回表は不運なエラー絡みでノーヒットで先制点を許し、2回もフォアボールにタイムリーで追加点を許すが、この日はストレートの威力が抜群、そしてキレのいいチェンジアップにこの日は新たに大谷翔平スイーパーも導入、強豪ローヤーズ打線に真っ向から立ち向かう。3回以降3イニングは1安打無失点の快投だ。
一方この日にかけるビッグアプセット打線、初回1点先制された裏の攻撃では、先頭石井大和がフルスイングすると、これがライト線を深々と破る長打、石井大和が快足を飛ばしてダイヤモンドを一周すると、これが先々週の新荒川大橋球場でのスティング戦からの3打席連続ホームラン!いきなりビッグアプセット史上初の快挙が飛び出しあっさり同点に追いついた!
さらにローヤーズに1点を追加され1-2となった4回裏、石井の気合のピッチングに応えるべく、ビッグアプセットの反撃はこの回まず先頭西村がフォアボールを選び出塁すると、つづく大河原が執念の秘技・打撃妨害で出塁、ノーアウト1・2塁で上位打線にまわる大チャンスだ!つづく1番石井大和のセカンドゴロでランナーが入れ替わりワンアウト1・3塁となったところで、つづく2番石井がカーブをジャストミートで三遊間突破!これで西村が生還し2-2の同点に追いつく!
同点でさらにワンアウト1・3塁でクリーンアップに打順が回りビッグアプセットベンチも最高潮にヒートアップだ、しかし3番加藤はサードゴロで3塁ランナー石井大和がタッチアウト、つづく4番芝田は粘ってフォアボールをゲットしツーアウト満塁で5番塚野敦也に期待が集まるが、ここは惜しくもファーストフライ、三者残塁でこの回同点どまりとなった。
同点となり石井はさらにギアを上げ、5回表は先頭をエラーでだすも後続を2三振とショートフライで切って取り、5回終了時点で2-2の同点と緊迫した試合となり、試合は終盤6回を迎える。
6回表ローヤーズの攻撃、先頭相手3番に三遊間を破られまたも先頭を出すが、つづく相手4番に一塁線ファールゾーンへのフライに還暦キャッチャー村上がダイビング、これを地上すれすれで好捕するスーパープレー!還暦男の身体を張ったプレーにビッグアプセットベンチもヒートアップだ!しかしここで続く打者の内野ゴロが痛恨のフィルダースチョイスとなり、2・3塁となったところで相手6番にセンター前に弾き返され2者が生還、ついにローヤーズに貸し越しを許してしまう。
ついに均衡くずれた試合は、最終回ローヤーズの攻撃でライトに入ったノビータ大河原が集中砲火をあびる事態となり、この回5点と一気に試合を決められそのまま2-9の敗戦でゲームセットとなった。
終盤の悪い流れはともかく、5回まではローヤーズに一歩も引かない試合展開、念願の初勝利まであと一歩のところまで近づいたが、やはり最後は選手20人を擁し9人打線で回す分厚いローヤーズに押し切られてしまった。
しかしこの日の石井のピッチングは、120キロはあると思われる威力あるストレートにキレのよい変化球で、今期の不振から一変、全盛期を思わせるピッチングが蘇り今シーズンの今後におおいに期待がかかる。
また、赤いちゃんちゃんこユニフォームで還暦試合に臨んだオヤブン村上、6回表のダイビングキャッチは両チームベンチの喝采を浴び、またブンブン振り回してくるローヤーズ打線の数々のファウルチップを全身に受けながらもフルイニングを貫徹、十二支と十千がすべて一周して「暦が還る」、まさに人生の大きなステップを踏んだ男が人生後半も生涯一捕手を宣言する迫力プレーはビッグアプセットナインの感動を呼んだ。
しかし、雨で中止が多く試合数がなかなか試合数が積みあがらないといっても、もうすぐゴールデンウィークを迎えるこの時点で今期まだ1勝というのは異常事態だ。これで今期は1勝9敗だ。開幕8連敗のワースト記録をもつ2003年シーズンでも、8連敗のあと2連勝しており、勝率1割はシーズン中でも史上ワースト水準、テキトー男・高田純次が適当に幸せの基準としている1割に達し、このままでは昨シーズンの阪神タイガースが一瞬接近した大阪市外局番06が迫ってくる事態となり、チームの危機感は高い。
この難局を打開すべく、ビッグアプセットナインは試合後、監督以外のメンバーに故障者入りでこの日屋根裏に入っていた大間を加え、青山通りの中華で緊急ミーティングを開催、この事態にいつもの大盤振る舞いを避け、手堅い定食中心メニューで出費を押さえつつ事態打開を協議するが、今後も櫻町監督にみんなでついていこうと満場一致で気合を入れなおす。シーズンは長い、高田純次も大阪市外局番も忘れ、次の試合に集中しよう、気持ちを切り替え、まだ日が高い青山通りをそぞろ歩きながら残りのシーズンに向けた気合を入れるビッグアプセットナインであった。
<監督コメント>
満を持して臨んだローヤーズ戦。初回を1点に抑えた石井さんに応えて、大和くんが完璧な当たりのライトオーバー先頭打者ホームランですぐさま同点に追いついた瞬間からこの試合はイケると盛り上がり、さらに1-2の4回は、石井さんが執念のレフト前タイムリーで同点と、堂々たる戦い振り。それまでも加藤くんのフルスイングで完璧に捉えた100m弾を、相手レフトがレフトスタンド後方に守ってキャッチされ、鈴木さん、櫻町のレフトへのいい当たりも守備位置よくキャッチされるなど、ローヤーズ相手にいい当たりで押すなど手応え十分だった。
この日の最大の収穫は石井さんのピッチング。
ストレートのスピード、変化球のキレともに抜群で、低めに球をコントロールしヒットを許さず、ローヤーズ主力からここぞという時に三振を取る素晴らしいピッチング。次はローヤーズ戦に勝てると確信できる力強いナイスピッチングでした。
還暦初試合のキャッチャー村上も1塁線の小フライをダイビングキャッチするスーパープレーなど集中力抜群のプレーでナインを引っ張り、終盤までの緊迫した試合を守りでリード、2年連続ゴールデングラブの実力を存分に発揮してくれた。まもなく還暦となるレフト山下も難しいレフトフライをナイスキャッチ、サード加藤くんも強烈なサードゴロを好捕するなどみんな全力でローヤーズに立ち向かった。
今日のみんなの気合い、石井さんのピッチングを持ってすれば、次のローヤーズ戦はイケるはず。テンション上げていきましょう❗️
来週4月29日(土)は15時から城北中央公園で、こないだ雨天中止となった時の永福コルセッツと初対戦です。
みなさんの出席表明お願いします。
では来週❗️
みんな、よろしく❗️