~「No Baseball, No Life」~
シーズン後半戦開幕、3時間の熱戦で野球を堪能!
西日本を豪雨が襲い、デルタ株の猛威で緊急事態宣言が各地に広がるなか1週間のお盆休みを経てビッグアプセットの2021年シーズン後半戦が開幕した。場所は赤塚公園、初対戦相手となるミッドサマーキッドナッパーズとの後期開幕戦は15時スタートの3時間スロットだ。
後半戦開幕投手はライアン小川、相変わらず力のある速球を投げ込むが初回2安打と2四球で2点を先制される。
その裏ビッグアプセットの攻撃、先頭谷上がフォアボール、2番大間がライト前ヒット、ワンアウト後芝田がフォアボールででてワンアウト満塁のチャンスをつくるが、ここは後続が残念ながら倒れて初回は0点。
2回に守備の乱れで1点を追加され0-3の劣勢となったビッグアプセットの反撃は3回裏だ。ワンアウトから谷上が再びフォアボールで出ると、大間が鮮やかな流し打ちでライト線へ、ボールが転々とするなか大間は決死の走塁で3塁に到達するタイムリースリーベースとなり谷上が生還し1点、さらに続く3番山下が鋭く二遊間を破る見事なセンター前ヒットで大間を還すタイムリーとなり2点目をゲットだ!山下はワイルドピッチで2塁に進み引き続きワンアウト2塁の追加点のチャンスだったが、ここは頼みの芝田・櫻町が凡退しこの回2点どまり。
4回裏は相手エラーとフォアボールでワンアウト1・2塁とまたも攻め立てるが、続く小川のサードゴロが相手内野陣の見事なゲッツーで阻まれあえなくチェンジ、続く5回表は先頭大河原が渾身のフルスイング、大河原本人も「あれは真芯くった!」と満足した打球がレフト前に舞い上がりベンチも総立ちとなるが、これも相手ショートの好守備に阻まれアウト、ビッグアプセットの反撃もなかなか続かない。
キッドナッパーズに3点を追加され2-6で迎えた6回裏のビッグアプセットの攻撃、先頭大間、3番山下が連続フォアボールで出てワイルドピッチと盗塁でノーアウト2・3塁のチャンス、試合時間も2時間を経過し相手先発投手も疲労の色が濃くなってきた。ここで4番芝田がストレートを渾身のフルスイング、打球は左中間最深部に到達する左中間タイムリーツーベースとなり大間・山下が生還し2点ゲットだ!4-6の2点差に詰め寄り、さらに首位打者櫻町がレフト前に流し打ちノーアウト1・3塁と一気に試合をひっくり返すチャンスだ。すると当然のようにスタートした櫻町、キャッチャー2塁送球にも我関せずのノースライディングで2塁に到達するがその瞬間相手ショートのタッチが一瞬早く痛恨のタッチアウト、これでワンアウト3塁となったあと鈴木・田辺がいずれも倒れこの回の反撃は2点どまりとなってしまった。
同点に追いつくチャンスを逃したビッグアプセット、試合時間は2時間を超え未体験ゾーンに入る。5イニングを投げ切った小川からピッチャーは薮下に継投、しかしここまで何とか踏ん張ってきた高齢内野陣にそろそろ疲れが見え始め、フォアボールとエラーでランナーをためて長打を浴びる展開となり薮下は2イニングで6失点、最後は通算99登板目となる谷上がマウンドに上がり何とか3点で凌ぎ8イニングを3投手継投で投げ切った。
最終回が宣告された8回裏のビッグアプセットの攻撃、先頭大間が見事なセンター返しでこの日猛打賞となる3本目のヒットで出るとワイルドピッチで2塁へ、山下の鋭い打球が二遊間を襲いタイムリーヒットか、とベンチ総立ちとなるが相手ショートが見事な球際キャッチと反転スロー、ファーストの見事なキャッチでアウト。ワンアウト3塁となったところで芝田がライト前へ弾き返しこれで大間が生還、1点を返す。さらに櫻町フォアボール、鈴木のレフト前ヒットでワンアウト満塁となり、田辺のショートゴロで芝田が還りさらに1点を追加、ビッグアプセットの最後の意地を見せるが反撃もここまで、3時間の熱戦は6-15の敗戦となった。
試合開始時には32度あった猛暑も試合終了の午後6時には30度を切り、8月下旬となった赤塚公園にはヒグラシの鳴き声が響き日本の夏の郷愁を誘う。3時間の長丁場で特に後半戦の守備陣が崩れてしまったが、小川・薮下・谷上の3投手は見事な熱投をみせ、高齢守備陣も最後の最後まで奮闘した。櫻町もヒットを放ち4割台をキープ、芝田は2安打3打点で打率を上げたが、この日3安打、最近絶好調の大間が打率を急激に上げ上位3人に割って入りトップ3入り、オヤジの打撃タイトル争いは4人の争いとなった。また数々のビッグアプセットのチャンスを防いだキッドナッパーズの見事な守備、8イニングを一人で投げ切った相手投手もあっぱれだ。
日が暮れて薄暗くなった中でも必死でボールを追い、3時間の野球をやりきった。暗くなったグランドを整備し、日暮しの声を聞きながら水道の水を全身に浴びる、遠い日の夏休みの夕暮れと変わらない風景に、コロナ禍で制限だらけの生活でも野球のある喜びを疲れた身体ともに感じる。3時間の健闘を称え合う両チームとナインたち、No Baseball, No Life の言葉を胸に、すっかり日の暮れた赤塚公園を後にするビッグアプセットナインであった。
~監督談話~
後半戦開幕戦は3時間枠の9回戦。
大間さんがスリーベースを含む3打数3安打の固め打ちで打率.366に上昇、山下も痛烈センター前タイムリー、芝田の左中間フェンス到達の大飛球2点タイムリーツーベースなど2安打3打点、櫻町のレフト前ヒット、村上のライト右へのヒットなど、オヤジ打線も相変わらず元気だが、ランナーをためて大きい当たりで得点を重ねる相手チームに対し、あと1本が出なかったのが厳しい展開につながった。
先発小川さんは相変わらずぐいぐい速球で押す熱投、藪下くんも一時危ぶまれたが持ち直してイキイキした球を投げ、谷上くんは技巧派ピッチングで99登板、ついに100試合にリーチ。これからのJFKが気合い全開で頑張ってくれた。
守備でもセカンド田辺さんのセカンド後方のフライナイスキャッチ、櫻町のファーストファウルフライのランニングキャッチ、レフト山下は相変わらずの安定感など良い場面もあったが今回は完敗。
切り替えて、来週も全力で行こう❗️
来週8月28日(土)は11時から萩中公園で、ゲッターズと試合です。
出欠表に出席表明お願いします。
では来週❗️
みんな、よろしく❗️