~「心まで 自粛するな」(四谷4丁目アイドルプロジェクト)~
夏日の大宮健保、集中打と石井大和奮投で7試合ぶりの快勝!!
東京都の緊急事態宣言の月末までの延長が決まったこの日、ビッグアプセットは先週に続き聖地大宮健保グランドに集結、この日は最高気温が26度とついに夏日となり、快晴の大宮健保は夏の大会を彷彿とさせる雰囲気でビッグアプセットナインの意気も上がる。試合前の慣例の石井道場、ランニングからのサーキット、腹筋で寝転ぶナインの顔面にも夏の日差しが降り注ぎ、試合前に既に汗びっしょりの気合全開だ。この日の相手は強豪ランナウェイズA、ビッグアプセットは塚野敦也が久々に登場、また山口選手も助っ人に招聘し必勝の構えだ。
初回、久々に先攻をゲットしたビッグアプセットの初回攻撃、ワンアウトから石井大和がファースト強襲安打で出塁するとすかさず盗塁とワイルドピッチで3塁へ、3番芝田は三振に倒れたが4番山口がショート強襲ヒットで石井大和が還り初回先制だ!
その裏、ビッグアプセット先発石井大和は先頭打者をフォアボールで出す、するとこの打者が山口の強肩をかいくぐり2盗・3盗をきめいきなりノーアウト3塁のピンチ。しかしここで石井大和は2番打者を三振、3番を再びフォアボールでだすがこの走者の2盗塁を山口が強肩で刺し、さらに4番もショートフライに抑えて初回いきなりのピンチを無失点で切り抜ける。しかし強豪ランナウェイズAはその名の通り俊足揃い、リードオフも非常に大きく石井大和も牽制を繰り返す。またこの日珍しくセカンドに入った石井も、バッテリーや守備陣に大声で細かい指示を繰り返し、密度の高い試合展開になりそうだ。
ピンチを切り抜けた2回表のビッグアプセットの攻撃、先頭石井がデッドボールで出塁、藪下のサードゴロでランナーが入れ替わるとすかさず藪下が2盗、西村のセカンドゴロがエラーとなり1・3塁となったところで、1塁走者西村がスタート、キャッチャーのセカンド送球と同時にサードから藪下がスタート、これが鮮やかなダブルスチールとなりビッグアプセットは2点目をゲットだ!しかしこの後もビッグアプセットの攻撃はおわらない、ワンアウトから登場したのは11番大河原、先週この地で片目を開けるライト前ヒットを放ち、この日試合前には石井から打撃の熱血指導を受けた大河原は即座にドアスイングを矯正、いつもの空振りも明らかにスイングスピードの違いを感じさせベンチの期待が高まったその時、内角球を振り抜いた打球は完璧なライナーで三遊間を突破、両目を開けるレフト前クリーンヒット、打球が早すぎて西村はサードでストップとなったが、大河原の打撃開眼にビッグアプセットベンチの盛り上がりは最高潮だ!
その裏ランナウェイズAの攻撃、ワンアウトからエラーでランナーを打したところで相手7番左打者の打球はライト線への大きな飛球、これに対しこの日ライトに入った藪下が激走、最後はライト線ぎりぎりのところで果敢なダイビングキャッチを試みるがわずか数センチ及ばず、これがスリーベースとなりランナウェイズAに2点目が入る。先週の試合でライト守備の厳しさを思い知った櫻町監督が、今週はその厳しさを藪下に教えようと組んだスタメンだったが、その期待をはるかに上回る気合のプレーにビッグアプセットナインもヒートアップだ。
するとその藪下の気合が打戦に乗り移ったのが3回表のビッグアプセットの攻撃、先頭石井大和が鮮やかな流し打ちでレフトオーバーのツーベースで出ると、3番芝田が三遊間突破で1・3塁、すると4番山口が逆風を切り裂きセンター頭上を破るツーベースで石井大和が生還、3連打でまず1点を追加。さらにワンアウト後、6番櫻町が低めのストレートをジャストミートするとこれが1・2塁間を鮮やかに突破するライト前ヒット、3塁走者芝田に続いてセカンドから山口も生還、この回4安打の集中打攻撃でビッグアプセットはダメ押し3点をゲットだ!
その後3回裏のランナウェイズA、4回表のビッグアプセットがそれぞれエラー絡みで1点ずつを加えるが、時間の関係で最終回となった4回裏、最後は石井大和が2三振を含む気合のピッチングで0点で抑え、6-3でビッグアプセット快勝となった。
今シーズンロケットスタートに成功したビッグアプセットだったが、足元では3/27のシルバーフォックス戦(光が丘公園)以来引分けをはさんで5連敗中、石井大和の熱投に打線の奮闘は続くもオヤジ守備陣が足を引っ張り試合を崩す展開が続いていたが、この日はいくつかのエラーは出たものの、要所要所を守備陣もきっちり締めた。
助っ人山口の強肩と筋肉ハツラツプレー、セカンド石井の細かいゲキ、藪下とのダブルスチールを決めた西村、塚野敦也の久々の登場と相変わらずの素早い動きにナインも笑顔、芝田・山下・櫻町のオヤジトリオはこの日ものヒットを放ち引き続き打撃トップ3を独占、村上も打撃フォーム改造に取組みこの日はゆったりとした間合いのフォームに修正、3回のツーアウト満塁のチャンスでは惜しくも凡退となったが会心のジャストミートを見せた。大河原は完全に打撃開眼で超強気に打率最下位早期脱出を宣言、藪下のダイビングキャッチはビッグアプセットナインに喝を入れるスーパープレー、そしてこの日も石井大和な熱投、4イニングを2安打4三振、自責点ゼロの実質完封だ。
行動制限や活動自粛が続いても、野球への思いに自粛はない、夏の日差しを浴びて緊張感ある試合でダイヤモンドを駆け回ったナイン、久しぶりの快勝に気分は最高潮だ。来週以降はビッグアプセットも東京都内に回帰予定、今シーズンは雨天中止もきわめて少なく、年間40試合ペースで試合を消化中のビッグアプセット、これからも野球への想いを胸にこの難局を乗り切る決意も新たに大宮を後にするビッグアプセットナインであった。
~監督談話~
強豪ランナウェイズAに快勝!楽しんで勝つ、というチームモットーを全員で実践できた。
大和くんの力投は最後まで勢いがあり、特に最終回のストレートは惚れ惚れする圧巻の速球。また守備では塚野敦也くんの三塁後方のファウルフライを全速ダッシュでありえない距離に追いつく全力プレー、ライト藪下くんのダイビングもチームの士気を上げ、山口くんの胸筋レーザービームなど守備陣も素晴らしい動きだった。
打撃陣は芝田、山下、櫻町が先週に続きヒットのそろい踏み、石井大和くん、山口くんは相変わらずの絶好調マルチヒット、大河原も強烈なレフト前ヒットを放ち、走塁でも藪下、西村のディレードスチールが決まるなど、聖地大宮健保でみんなが暴れまわる快勝でした!
来週もこの勢いで連勝しましょう!
来週5月15日(土)は15時から芝公園で、キャメリアと初対戦です。(緊急事態宣言の関係で、当初の小豆沢公園から変更になりましたので注意してください)
みなさんの出席表明をお願いします!
では来週!
みんな、よろしく!