多文化共生コース

国際社会プロジェクト演習(多文化共生コース)

多文化共生の地域社会をつくる域学連携教育プロジェクト

 

プロジェクト概要

外国人の増加に伴い、地域社会において「多文化共生」が喫緊の課題となっています。本科目は、外国人住民の抱える課題と、子どもの教育や高齢化など現代日本社会の抱える課題の交差を地域社会という場から読み取り、社会課題の解決に向けた活動を行います。コミュニティの担い手不足に直面している地域社会にとっても、大学と連携することで、自治会活動などの活性化が期待されています。

活動先の社会的背景

・外国籍住民が多く住み、かれらの地域社会への参加の課題を抱える
・日本人住民の高齢化も進み、文化のみならず世代の分断を抱える
・これらの分断を、どのように解決していくのかと、自治会をはじめ地域住民が問題意識をもっている
・大学との連携に関心を示している


プロジェクトの学問的意義

・社会学の知見、調査手法を生かしながら、地域社会の課題を解決するプロジェクトを考え、実施する
・フィールドワークと学問的手法、学問知識を結び付ける

4年間の学修のなかでの位置付け

・「社会学って何の役に立つの?」への答えを一緒に探す
・専門講義の内容の深い理解につなげる
・3年/4年ゼミでの研究のための基礎的な方法、知識、感性を身につける
・自治体やNPO職員と協働を通してキャリア形成を行う
・多様性を尊重する多文化共生社会の実現に寄与するための実践的な能力を習得する

スタッフ

担当教員
高橋典史(宗教社会学)
村上一基(国際社会学、都市社会学)

TA
・山本佳奈(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程)