メディアコミュニケーション学科

カリキュラムの概要

目的・教育目標

メディアコミュニケーション学科のポリシー


〈カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)〉

社会学を基盤とし、メディアコミュニケーション学の基本的な知識・理論の学修と、それを応用する実践的な技術・能力の獲得を目的として、 4 年間で順次性のある体系的な教育を行うことで、下記の通り学修する機会を提供する。科目としては、初年次教育である「基礎演習」において 1 と 2 、「演習」において 1 ~ 7 、「基礎論」において 2 ~ 5 、「実習」において 6 と 7 を主に学修する。さらにマスコミュニケーション学、情報学、社会情報学の 3 領域に広がる専門科目において 3 ~ 5 を主に学修する。

1.知的活動、職業生活、社会生活のいずれでも必要な汎用的技能として、読む/書く/聞く/話す力、討論する力、考え抜く力、主体的に学ぶ力、計画を立てて実行する力、チームで協働する力を学修する。

2.メディアのあらゆる領域を、マス/パーソナルメディア、出版/放送/広告メディア、ソーシャルメディア、アーティスティック/エンターテインメントメディアまで、広く体系的に学修する。

3.メディアの現在に関して社会的な意義と機能を知り、メディアと情報に関する学術的な知識と現況分析のための理論を学修する。

4.メディアの過去に関して歴史的な発展と進歩を知り、メディアと情報に関する客観的な知識と歴史認識のための視野を学修する。

5.メディアの未来に関して社会的な展望と課題を知り、メディアと情報に関する創造的な知識と課題解決のための手法を学修する。

6.メディアを活用し、文章、映像、ウェブコンテンツなど多様なかたちで情報を企画、制作、公表するために必要な技能を学修する。

7.メディアを活用し、文章、映像、ウェブコンテンツなど多様なかたちの情報を検索、分析、評価するために必要な技能を学修する。

 

〈ディプロマ・ポリシー(卒業の認定及び学位授与に関する方針)〉

社会学を基盤とし、メディアコミュニケーションに関する下記の能力を備えた学生に学位を授与する。

1.メディアコミュニケーションの現在について、その社会的な意義と機能を理解し、広汎な領域を体系的に把握して、学問的な理論や方法論を学び続けるための態度と学習力を習得している。

2.メディアコミュニケーションの過去について、その歴史的な発展と進歩を理解し、広範な歴史を体系的に把握して、相対的かつ批判的な視点を持ち続けるための態度と判断力を習得している。

3.メディアコミュニケーションの未来について、その国際的な課題と展望を理解し、広汎な論点を体系的に把握して、問題解決へ向けて努力し続けるための態度と実行力を習得している。

4.メディアコミュニケーションによる情報発信について、文章、映像、ウェブコンテンツなど多様なかたちで情報を企画、制作、公表するために必要な知識と技能を習得している。

5.メディアコミュニケーションによる情報受信について、文章、映像、ウェブコンテンツなど多様なかたちの情報を検索、分析、評価するために必要な知識と技能を習得している。

以上の能力を、新聞・放送・出版・広告などにかかわるメディア産業、音楽・映像・娯楽などにかかわるコンテンツ産業、通信・システム・データベースなどにかかわる ICT 産業、あるいは企業、政府、教育機関の広報・情報部門等で活かす実践力を備えている。

~第 1 部メディアコミュニケーション学科カリキュラムマップ~ 

カリキュラムの特徴 ◆


●本学科では、教育目標にしたがって、幅広い視野と深い専門知識の習得を目指したカリキュラムを編成しています。

●カリキュラムの中軸となるのは、“ゼミ”と通称される少人数制の「演習」(ゼミは、学生が主体となって調べ、学ぶ科目)です。

●本学科の専門科目は、体系立った学習を可能とするため、3 つの科目群にわかれています。必ず履修しなければならない「必修科目」、科目群の中から決められた単位数を履修しなければならない「選択必修科目」、自由に選択履修できる「選択科目」です。また、それぞれの受講が可能な年次も決められています。

●学科専門の必修科目としては、概論的科目として、情報とメディアに関する理論の基礎を学ぶための「情報学基礎論A」「社会情報学基礎論A(メディアと社会)」「マス・コミュニケーション学基礎論A」を開講しています。その上で専門領域を深く学ぶための各論的科目が、選択科目として多数開講されており、その内容は、〈情報学〉〈社会情報学〉〈マス・コミュニケーション学〉という 3 つの学問領域に広がっています。また、実践的知識習得を重視する実習科目として、「映像メディア制作A・B」「マスコミ文章作法A・B」「データベース論および実習」「情報ネットワーク論および実習」などが開講されています。

 

履修について ◆

履修の前に必ずシラバスを確認してください。

 

< 1 年次>

必修科目:「情報学基礎論A」「社会情報学基礎論A(メディアと社会)」「マス・コミュニケーション学基礎論A」「メディアコミュニケーション学基礎演習A・B」「社会学概論A・B」「社会調査入門A・B」

 

※「メディアコミュニケーション学基礎演習A・B」「社会調査入門A・B」「社会学概論A・B」は複数コース開講されますが、 1 年次配当科目なので、各学生の履修コースを大学側で指定します。

※情報学の領域を目指す学生は、「情報学基礎論B」(選択必修科目)を、マス・コミュニケーション学の領域を目指す学生は、「マス・コミュニケーション学基礎論B」(選択必修科目)を、社会情報学の領域を目指す学生は、「社会情報学基礎論B(インターネットと社会)」(選択必修科目)を履修してください。すべての科目を履修することも可能です。

 

< 2 年次>

必修科目:「メディアコミュニケーション学演習ⅠA・ⅠB」「メディア・キャリア論」「社会調査および実習A・B」

 

※「メディアコミュニケーション学演習ⅠA・ⅠB」は、さまざまなテーマで複数コースが開講されます。 1 年次終わりに履修希望を調査し、学科側で希望人数の状況により調整を行って、履修コースを決定します。

※「社会調査および実習A・B」は、各人の関心によってコースを選択できます。ただし、各コースとも登録人数に制限を設けています。

 

< 3 年次>

必修科目:「メディアコミュニケーション学演習ⅡA・ⅡB」

 

※「メディアコミュニケーション学演習ⅡA・ⅡB」は、さまざまなテーマで複数コースが開講されます。 2 年次終わりに履修希望を調査し、学科側で希望人数の状況により調整を行って、履修コースを決定します。

 

< 4 年次>

必修科目:なし

 

※ 4 年次最初のセメスタおよび最終セメスタにおいて 1 科目以上を履修し、かつ 4 年次で専門教育科目を 2 科目以上修得してください。

※「メディアコミュニケーション学演習ⅢA・ⅢB」( 4 年ゼミ)は選択必修科目ですが、履修を推奨します。「卒業論文準備」「卒業論文」を履修する学生は必ず履修してください。

※本学科の学生は選択科目の「卒業論文準備」「卒業論文(卒業研究)」を履修し、卒業論文を書くことができます。 4 年間の勉学の総仕上げの意味もあるので、できる限り卒業論文を執筆することが望ましいです。

(1)「卒業論文準備」の履修は、下記の条件を満たす必要があります。

①「メディアコミュニケーション学演習ⅢA・ⅢB」のいずれかを同時に履修すること

(2)「卒業論文」の履修は、下記①〜③の条件を満たす必要があります。

①「卒業論文準備」を修得済みであること

②「メディアコミュニケーション学演習ⅢA・ⅢB」のいずれかを修得済みであること

③「メディアコミュニケーション学演習ⅢA・ⅢB」のいずれかを同時に履修すること

卒業要件◆

 メディアコミュニケーション学科を卒業するためには、下記の卒業単位要件を満たさなければなりません。【科目区分】【卒業条件単位数】も参考に、卒業単位要件を確認してください。

第 1 部メディアコミュニケーション学科 基盤教育科目 課程表◆

メディアコミュニケーション学科 基盤教育科目 課程表(PDFファイル)

第 1 部メディアコミュニケーション学科 専門教育科目 課程表◆

メディアコミュニケーション学科 専門教育科目 課程表(PDFファイル)

第 1 部メディアコミュニケーション学科 基盤教育科目 授業科目一覧

メディアコミュニケーション学科 基盤教育科目 授業科目一覧(PDFファイル)

第 1 部メディアコミュニケーション学科 専門教育科目 授業科目一覧

メディアコミュニケーション学科 専門教育科目 授業科目一覧(PDFファイル)