Q4.社会文化で飛び出す

フィールドワーク

S美 「キャンパスを飛び出すフィールドワークについて、もっと教えてください。」


A先生 「学科設立以来、学生たちは様々な場所・テーマでフィールドワークをおこなってきました。」「また、2012年度からは「社会文化体験」科目群が始まりました。この科目群では、「フィールドワークを通じた国際理解分野」、「キャリア分野」という2つの分野のプロジェクトが提供されていて、多くの学生たちがフィールドワークを実施しています。皆さんも、ぜひ参加してみてください。」


例えば...


M先生「コーヒーって誰が作っているか知っていますか?この素朴な問いを探求していくと、意外なことが分かってきます。コーヒーは赤道周辺の国々で栽培されている農作物であること、コーヒーの木には真っ白な花と真っ赤な実が付くということなどです。そして、コーヒーの実はとても甘くて、サクランボみたいなので、コーヒーチェリーと呼ばれています。

 こういったことは確かに本やネットに書かれているかもしれません。しかし、皆さん、ちいさな情報として読み飛ばしてしまうでしょう。わたしたちは毎年ラオスに出かけて調査しています。

目で見て、耳で聞いて、触って、食べて、五感で相手の生活を知ることで、そのようなちいさなことに驚いたり感動したりできるのです。本を読むだけでは得られない驚きや感動。これらはフィールドワークでしか得られません。」

T先生「実は日本に暮らすわたしたちはひとり年間2キロ以上のエビを食べています。その大半は海外産です。どこのだれがどのようにわたしたちの食べるエビをつくっているのか知っていますか?

それを理解するために、インドネシアや国内でフィールドワ-クをおこないます。難しく考える必要はありません。エビを食べながら、エビ養殖をするインドネシア人の話を聞いてみませんか?かれらに天丼やエビフライなど、わたしたちのエビの食べ方を伝えてみませんか。こうした交流のなかから学びませんか?


エビを消費するわたしたちとエビをつくる海外の人びととの関係から、いまの世界の仕組みを感じ取りましょう。」

語学研修

C輔 「将来、できたら海外で働いてみたいので語学を身につけたいのですが?」


A先生 「普段の語学の講義以外に、提携校に語学研修にいくことも出来ます。どんどん挑戦してみましょう」

「国際センター」は、東洋大学における国際交流のための組織です。


留学

S美 「在学中に留学することは出来るんですか?」


A先生 「もちろんです。色んな方法があります。先生や国際センターに尋ねてみましょう。親身になって、アドバイスしてくれますよ」