発酵パワーで食料の保存性・栄養価をUP
食べるものが思うように手に入らない今、おうちにあるお味噌や塩、ぬか床などでできる簡単な保存食(発酵食品)の作り方を紹介。
被災地の以外の地域の方も見えないストレスで心と身体が疲れてます。
食材を発酵させることで、身体に必要な消化酵素や生きた善玉菌を摂取して健康維持/ストレス回避できる上、保存性が劇的にUPするので、もしもの場合の備えにもなります。
食品を発酵させることで保存性・栄養価がUPします
発酵させる事で食物の保存性、栄養価も高まり、体内で不足している酵素・栄養が効果的に摂取できます。
みなさんがいる空気中にも有効な微生物はたくさんいますので、今こそ、その微生物のチカラを借りてください!
オイル漬けの作り方
○用意するもの
アンチョビなどのオイル缶詰3~5個
漬ける食材(野菜が適してます)
○つくりかた
まず、オイルの缶詰を別の容器にひとつにします。(オイルの)※アンチョビならアンチョビだけを種類別にまとめてください。
オイルに完全に浸る様に食材をいれます。
オイルから食材がしみでると、そこから腐敗するので気をつけて!
麹漬けの作り方
○用意するもの
米麹 100g
水 500~1000cc
塩 5~30g (麹の5~30%) ※%が上がるほど、アルコール発酵は防げます。
漬けたい食材:野菜、肉、魚
○つくりかた
まずは塩麹をつくる(これが漬床・麹床になります。)
深さのある容器に米麹、塩、水を入れてよく混ぜる。(最低でも1日はそのまま発酵させる。3~7日位がベスト、1日1回は混ぜる)
水の量はひたひたになる位をいれる。麹が水分を吸うのでその後にもう一度ひたひたまで水を入れる。最初から多めに入れるのではなく少しずつ調整しながら入れるのがコツ
できた麹床に食材を入れる
野菜はそのまま半日~1日
肉はそのまま1~3日
魚はうろこ・内臓を取り水分をふきとって、半日~2日
塩漬けの作り方 (火を使えない人へのドライフード)
○用意するもの
塩 食材を覆う量
水 食材がひたる量
漬ける食材:肉、魚など
○つくりかた
食材の表面が見えなくなる位の塩をぬり、1~3日冷暗所へ。
塩漬けにした食材の塩を洗い流してから、水の中に入れて3時間塩抜きをする
塩抜き後、天日または日陰で3~5日干す。
表面が乾き、中心部分の水分がある程度なくなれば完成!塩気が強いので薄くきって召し上がってください。
ぬか漬けの作り方 (ぬか床がある人への活用術)
○用意するもの
ぬか床
漬ける食材:野菜、肉、魚
○つくりかた
「野菜」はそのまま、または食べやすい大きさに切ってから塩もみをしてからぬか床へ半日~1日で召し上がれます。
「肉」はそのまま、または食べやすい大きさに切ってから塩もみをしてからぬか床へ1~2日で召し上がれます。
「魚」はうろこ、内臓を取り、できれば半身にしてから塩もみをしてぬか床へ1~2日で召し上がれます。
味噌漬けの作り方
○用意するもの
味噌(赤味噌、白味噌、あわせ味噌、なんでもOK):食材の表面を覆う量
漬ける食材:野菜、肉、魚
昆布:漬床に入れれば旨味が増します。(なくてもOK)
○つくりかた
「野菜」は汚れをとって食べやすい大きさにして半日~2日
「肉」は食べやすい大きさしてから1~3日
「魚」はうろこ、内臓を取り、できれば切り身にしてから水分をふきとり1~3日
○ポイント
食材は薄いほど、漬かりも早いです。
基本的に漬けてしまえば腐敗の心配はありません
更に!!2次活用として
漬け床の昆布と味噌をお湯で溶かせば味噌汁として召し上がれます。
干し野菜の作り方
○用意するもの
野菜
葉物・根菜問わずなんでも作れます。
○つくりかた
できれば薄めに切り、天日で2~3日干すだけでできます。もうダメになりそうな野菜に有効です。
乾燥納豆の作り方
○用意するもの
納豆
上新粉(米粉) ※なくてもOK
○つくりかた
納豆に上新粉を混ぜで天日で1~2日でできあがります。
※上新粉がない場合は納豆のみでも作れます。
○ポイント
納豆菌の力は絶大ですので、食中毒予防に効果を示します。お子様のおやつ等にお召し上がりください。
一度に大量に摂取するのではなく、少しずつお召し上がりください。
困ったらいつでも連絡ください!
上記に関する質問がありましたら下記まで遠慮なくご連絡ください。また、現地で入手できる食材をご連絡いただければ、最善の保存食の作り方を考えますので、ご連絡ください。
<<問い合わせ先>>
発酵食堂 豆種菌
03-3710-9804
info@e-e-co.com
東京都目黒区五本木1丁目6-3
http://www.e-e-co.com/shop/mametankin.html
★「手描き版」をまとめた資料を添付していますので、「添付ファイル」をご覧ください。