物干し台・パーテーション

棒材とロープで物干し台(屋外)兼 パーテーション(屋内)をつくる方法。

湿ったり濡れたりした服やタオルを乾かすための台です。また、内部にはおとな一人がゆったり座れるパーソナルな空間ができます。晴れた日には屋外で物干し台として、雨の日には屋内でパーテーションとして利用できます。常に不安と緊張の中で過ごさなければならない避難所の生活。少しでもストレスを和らげ、少しでも快適に生活できますように。



【材料】

・棒材(廃材や竹など)--- 4本 ※写真は長さ2m程


・ロープ --- 4本


・衣類やタオル --- 身の回りにあるもの

【つくりかた】

まず骨組みをつくります。

1. 一本目の棒の端から10cmくらいのところにロープの端を結ぶ。(巻き結び ※ページ下に図あり)


注)4本の長さが不ぞろいの場合は最初に下端を合わせてください。写真の例はほぼ同じ長さの棒を使ったので上端で合わせています。


2. 一本目と二本目の棒のまわりをロープで二周する。


3. 同じように二本目と三本目の棒のまわりを

ロープで二周、三本目と四本目の棒のまわりを

ロープで二周する。


4. 束ねてから四本目と一本目の棒のまわりを

ロープで二周する

5. 前の手順までに巻いたロープと交差するように

棒の間をロープで二周する。

(はさみしばり ※ページ下に図あり)

6. 同じようにすべての棒の間をロープで二周する。

7. いずれかの棒にロープを固定(巻き結び)し、

余った部分は縛っておく。

8. 前の手順でできたものを立てて広げる。

頂部はこんな感じになっています。

次に衣類を掛けるロープを張ります。

9. ロープの端を手順1と同じように結び、二本目から

四本目まで固定(巻き結び)しながら「コ」の字型に

張る。


下段は膝下くらいの高さが目安で、中段と上段は衣類

が渡せる間隔で。

10. 衣類やタオルを掛けて完成。

【補足】

床や地面が滑りやすい場合は、脚にクツを履かせると滑り止めになります。

【参考】

巻き結び



はさみしばり