2021年1月末に楽天モバイルがデータ量に応じた課金体系の月額料金を打ち出した。これには驚いた。携帯回線でありながら月額1GB未満のデータ量なら0円、20GBまでが2,178円、20GB超えでも無制限で3,278円(税込)と基地局を展開している携帯会社としては破格のプランを発表した。またスマホで動作する楽天リンク・アプリを使用すれば他社携帯や固定電話さらにIP電話も無償でかけ放題などとても魅力的なプランを合わせて発表した。
これまでインターネット・アクセスはPC Windows10を使い光回線でアクセスする事が主体だった。電話やビデオもPC版のLINEで実施していたので、スマホのデータ使用量は月間ほぼ0.1GBと極わずかであったにもかかわらずその誘惑に負け楽天モバイルへ移行した。これによりスマホの月額費用は1,100円から0円に、とてもお得な移行ができた事に感謝している。
総務省が公開している2020年版の通信白書を紐解くと、日本国内に3G/4Gに対応した携帯無線局は約60万局、その中で最も多くの基地局のあるNTTドコモは全国で23万局もある。この数を日本の面積37.79 万 km² でわると約1.6平方 km² に一箇所設置されていることになる。道路を走れば約1.3Km毎にNTTドコモのアンテナに遭遇する事になる。
これまでの携帯回線はMVNOでNTTドコモを利用していたものの上記理由で楽天モバイルに移行したため楽天のアンテナは近くにあるのか調査してみた。2021年4月末時点で広島市西区全体で16箇所設置済み。2021年6月末にはカバーエリアが広がり近くにアンテナを設置するとの情報もあるようだ。
ついでにKDDI(au)・SoftBank・UQなど主要な携帯会社の4G局を目視し調査してみると半径1.5Km範囲内になんと13局も携帯基地局のアンテナがたっていることが判明した。そんなに基地局が設置されていたんだとついつい驚いてしまった。歩いて行ってみたけど電柱や設置機材にもどこの携帯会社のものか記載のないものが多く不明と記した。