46-己斐上

46-1. 国泰寺

　建立から400年以上の歴史がある国泰寺。1978年に己斐峠に近い標高191mの現在位置に移転しました。桜・つつじ・さつきが遊歩道の脇に整備され大変見事です。山手に位置するため上昇風にあおられ一斉に降りそそぐ桜吹雪は圧巻です。県道をはさんだ向いに大茶臼山(無線台)に上る遊歩道が整備されています。

国泰寺

2018年度まではこの国泰寺にある尾根から大茶臼山への登山口がありました。現在は道路整備で廃止されました。

桜は枝ぶりも良くとても綺麗。桜が崖沿いに一直線に植樹されているため、桜吹雪になると実に見事です。

つつじ、背景は茶臼山と広島市内。

46-2. 教順寺(滝の観音)

　約200年近い歴史のある滝の観音。ひっそりとした谷の合間に建立された寺院。花崗岩の隙間から約3mの高さの滝が流れ静寂な時を過ごせます。

46-3. 広島平和霊園

この霊園も景色がよく市内を一望できます。春の桜のトンネルは実に見事。ほっと一息入れたくなります。

遠景は己斐大迫団地、左上が高峠山、右横下部が旧黒谷。

46-4. 県道伴広島線

　石内の大規模複合商業施設の造成に伴い交通量増加が予想される県道伴広島線。渋滞緩和や交通量増加に対応するため2014年度から改良のための道路工事が開始されています。

　2015年現在の県道伴広島線。白線は現在の道路、赤線が新しく整備される予定の道路(広島市道路整備予定資料から転記)。アストラムライン延伸には整備された道路が必要なのでこの道がそれにあたるのかも…。

深い谷を盛土して道路法面が整備されている。

同上

46-5.2025年版県道伴広島線(工事継続中)

　工事開始から10年後の2025年。現在も県道伴広島線は整備・拡張中です。新たにアストラムラインが国泰寺と平和霊園の中間部を抜けるようトンネルが整備され己斐上駅に接続されます。
・己斐峠上部には大規模な太陽光発電所も設置されました・広電団地上部は土砂災害による爪痕が見れますし砂防ダムが整備されている状況です

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