己斐の歴史に関して理解を深めるための本や冊子といえば己斐の歴史研究会編「わが町己斐のあゆみ」があります。
1978年に己斐公民館(現・JR西広島駅から北西に100mの場所にある)の開館と同時に会が発足し2008年に出版された74ページにわたる冊子です。西暦1200年代の古文書の分析から始まり、己斐の神社仏閣、城跡、街道、2001年頃までの都市開発の歴史や発展など広範囲に記載されています。己斐の地名の解釈から始まり江戸時代の地図なども記載された体系的なものとなっています。この冊子は別に出版された本や論文から抜粋されて短時間に読めるようまとめ直されたものです。これらの本・冊子ともに広島市立図書館で読んだり借りることができますし、またオリジナルの資料集・論文などはいまでも己斐公民館に保存・整備され一般公開されています。
参考:
井上清著 己斐の歴史をさぐる、己斐村書出帳写改 など己斐の歴史研究会編 わが町己斐のあゆみ