《第24回関東地区高等学校囲碁選手権大会》
平成21年1月24、25日(土、日)
於茨城県常陽藝文センター
<大会結果>
男子団体 拓大紅陵高校(2勝2敗で11位/16)
麗澤高校(0勝4敗で16位/16)
男子個人 鈴木 大樹(3勝1敗で3位入賞)
中川 道(2勝2敗で8位/16)
9路盤男子 八幡 俊彦(12勝5敗で5位入賞)
勝又 淳(10勝7敗で8位/16)
女子個人 石岡 まどか(3勝1敗で6位/18)
堀田 美佳(2勝2敗で7位/18)
9路盤女子 喰田 陽子 (11勝2敗で3位/14)
仙頭 知寿子(8勝5敗で6位/14)
1日目は団体戦がおこなわれた。拓大紅陵の主将の鈴木君は4戦全勝で安定していた。団体戦もオール互先になり、三将の竜田君は大変であった。特に2戦目の佐野日大高校戦は優勢だっただけに惜しかった。
決勝戦は東京の桐朋高校と神奈川の横浜隼人高校の対戦となり、桐朋が勝って優勝した。負けた横浜隼人はスイス方式のため3位となって味の悪い結果となった。(全国大会の代表は2校で、2位になった東京の駒場東邦には直接対戦で勝っているので。)理事会でも話題に出たが、うまい解決策は無いようである。
男子の個人戦は、鈴木君(拓大紅陵)が3連勝で東京の加畑君と決勝戦を行ったが、惜しくも負けて3位になり、全国大会の切符を逃した。ここでも、スイス方式のため2位は山梨の古屋君(2回戦で加畑君に負けている。)であった。中川君(東京学館)は1回戦で池田君(横浜隼人の団体戦主将)と当たり惜しくも負け、2回戦、3回戦は中川兄弟(茨城、神奈川)と当たり勝ち。最終局は東京の島田君(駒場東邦の団体主将)と当たり、中盤の段階で大優勢、3勝1敗で入賞間違いなしと思っていたら、終盤ポカで石が切断され逆転負け。何とも残念であった。女子の石岡さん(千葉女子)は1局目負けるも、以後3連勝して3勝1敗。18人参加のため3勝1敗が5人となり、スイス方式なので1局目の負けが響いて6位となり入賞を逃す。堀田さん(木更津)は2連勝の出だしで順調であったが、午後に当たった清水さん(埼玉、淑徳与野)と大森さん(東京、國學院久我山)はともに、優勝と3位となった強豪で力の差があった。
男子の9路盤戦は、参加18人の総当たりで17局の長丁場となる。午前終了時点で、八幡君(長生)が5勝3敗で、勝又君(千葉東)が4勝4敗であった。4敗までは入賞圏内である。最終的には、八幡君が12勝5敗で5位入賞。勝又君は10勝7敗の8位であった。女子の9路盤戦は14人の総当たりで13局。午前終了時点で、喰田さん(市原八幡)6勝1敗、仙頭さん(市川)3勝4敗。最終的にも喰田さんは11勝2敗。全勝できていた東京の鴨志田さん(大妻の団体主将)が、最終局を神奈川の渡辺さん(平塚江南の団体主将)に負けたため11勝2敗が渡辺を含め3人となり、順位決定のルールにより喰田さんは惜しくも3位となり全国大会の切符を逃した。仙頭さんも8勝5敗の6位と健闘した。