平成20年度 全国高校総合文化祭

《第32回全国高校総合文化祭群馬大会》

日時:平成20年8月9日(土)~10日(日)

場所:群馬県生涯学習センター

<大会結果>

団体:中川 道、丹羽 隼也、堀田 美佳

(5勝1敗で5位入賞/46)

個人:男子 今関 航太(3勝3敗で19位/46)

女子 喰田 陽子(1勝5敗で41位/44)

団体戦1回戦は和歌山県3-0で勝ち。3人とも安全勝ち。上々の出だし。2回戦は兵庫県1-2で惜敗。兵庫県は3将に選手権女子個人準優勝の小原さんを据え、主将・副将も選手権個人戦の代表という明らかに団対戦優勝を狙ったチーム構成であった。3将は難しいだろうから副将戦勝負と思っていた。副将の丹羽君は中盤まで優勢に打ち進めていたがヨセられて3目半足りず残念であった。主将の中川君は好調である。3回戦は京都府2-1で勝ち。4回戦は愛媛県2-1で勝ち。主将中押し、副将も大差であった。1日目3勝1敗で終える。2日目、5回戦は岡山県。2-1で勝ち。3将一番早く勝利。主将惜しくも敗れるも、みんなが見守るなか副将が勝ち勝利。3将の堀田さんは段級位は相手の方が上の人が多いと思われる中よく頑張っている。最終6回戦は山梨県。3-0で勝ち。3人とも大差の勝利であった。今回は2回戦で負けたため、以後の対戦相手に恵まれた。勝ち数で恵まれた反面対戦相手の勝ち数が少なくスイス方式では5勝1敗の中では最下位であった。でも、挫けずに頑張り続けて5位入賞は立派であった。主将は各県とも強豪がおり大変ななか中川君5勝1敗。副将の丹羽君も5勝1敗。3将の堀田さん3勝3敗の健闘であった。

優勝は山口県、兵庫県は惜しくも2位であった。山口県も選手権個人戦代表の3人でチームを作っていた。

男子の個人戦の今関君(長生)は、3勝3敗で19位。3敗の相手は2回戦で東京の加畑君(選手権個人3位)、4回戦で岡山の多田君(選手権団体戦の主将)6回戦で沖縄の國中君(選手権個人ベスト16)といずれも大変な相手であった。特に2回戦で当たった東京の加畑君は強かった。

女子の個人戦の喰田さん(市原八幡)は、1勝5敗と悔しい結果であった。喰田さんは、昨年もでており、そのときは3勝3敗であっただけに今年はそれ以上を期待したが残念であった。この経験を来年に活かしてほしい。

個人戦優勝は女子が熊本葵さん(市立名古屋商業高校)男子は山下寛君(静岡県日大三島高校)であった。選手権で優勝した男子の闇雲君(8位)、女子の藤田さん(3位)は2冠とはいかなかった

2日目午後の交流会では山田拓自七段と三谷哲也五段による棋譜解説。中川君、丹羽君は最前列に陣取り聞いており、講師の先生の問題に積極的に答えて、着点の良さを講師の先生にほめられていた。