《第33回全国高校囲碁選手権大会》
平成21年7月27~29日 於日本棋院
7月27日(月)~7月28日(火)団体戦
男子の拓大紅陵高校は初出場。女子の木更津高校は5回目の出場。
男子団体戦:拓大紅陵高校(鈴木、今井、竜田)
予選リーグ1勝2敗でリーグ4位。
主将の鈴木君初戦で仙台第二の星君に勝つもチームは負け、残念。3戦目の札幌北の主将、小山君は個人戦にも出場しベスト16になっている。鈴木君惜敗。仙台第二は決勝トーナメントに進み4位であった。
女子団体戦:県立木更津高校(堀田、島田、川池)
2勝1敗でリーグ2位。出だし2連勝。3戦目のノートルダム清心はさすがに強く0-3であったが大健闘であった。ノートルダム清心は決勝トーナメントで6位であった。
7月28日(火)~7月29日(水)個人戦
男子個人戦:中川 道(東京学館高校)
予選リーグ3連勝で枠抜けし決勝トーナメントに進む。
予選決勝は東京の加畑君。加畑君は昨年度選手権3位で、今年の優勝候補の一人である。中川君白番で5目半勝ち。大金星である。
決勝トーナメント1回戦は兵庫の西村君。枠抜けした選手はどの選手も名前の通った選手がばかりで、誰と当たっても大変である。その中では比較的知名度が低くラッキーかなと思った。中川君の黒番で、中盤まで優勢に打ち進めていたが、中盤一手の緩着から流れを悪くして結局2目半の負けとなった。悔やまれる敗戦であった。ベスト8に残ると残り3局が保証されるので、このトーナメント1回戦は枠抜けに続く第2の関門である。大熊君や渡辺君も2回目でベスト8に残ったので、来年度期待したい。
決勝トーナメント
1回戦 兵庫県 西村 拓実 先番2目半負け
男子個人戦:鈴木 大樹(拓大紅陵高校)
予選リーグ3連勝で枠抜けし決勝トーナメントに進む
予選決勝は大阪の亀川君。昨年度夏の高総文祭で渡辺君に勝っているので要注意である。しかし、鈴木君は落ち着いており、危なげなく中押しで勝ったのには驚いた。これで、千葉県勢は2人とも枠抜けし、ベスト16に入るという快挙である。
トーナメント1回戦は静岡県の佐藤君で残念ながら、中押し負けであった。この碁は悪く、予選のときの調子が保てていればと悔やまれる。
優勝は京都の大谷君、準優勝は埼玉の島津君であった。佐藤君、西村君は7位と8位であった。
決勝トーナメント
1回戦 静岡県 佐藤 洸矢 後先番中押負け
女子個人戦:石岡 まどか(県立千葉女子高校)
3連勝で2位
3連勝なので当然枠抜けできるはずなのだが、対局の組み合わせミスの為、3連勝が2人出てしまい、プレーオフを愛知の金井さんと打ち、結果12目半の 負けで枠抜けできなかった。
女子個人戦の優勝は山口の堀本さん準優勝は大阪の佐古さん。金井さんは6位であった。