今年は文化庁の芸術家派遣事業として、プロの演奏家に来校いただいてきました。今回が3回目で最終回となります。今回は、「引き継ごう日本の心」をテーマに、和の音楽の世界を体験しました。琴、尺八、三味線のプロの先生方による演奏「春の海」まさに瀬戸内海の打ち寄せるさざ波やそよ風を感じることができました。演奏を鑑賞した後は、希望に分かれてそれぞれの楽器の体験。特に尺八を体験した生徒は、音を出すだけでも四苦八苦。プロの奏者の偉大さを体感することができました。琴については、弦をはじくのに思った以上に力がいることを体験し、その演奏の難しさと音色の美しさを体感することができました。授業の後半では、ピアノの伴奏に合わせての山口弁紙芝居「うさぎとかめ」の鑑賞。伝統芸能であるわらべ歌や、南京玉すだれの体験など、日本の豊かな伝統芸能を堪能することができました。最後のお別れの際には、今回の3度のコンサートの総監督の先生に、生徒から感謝の言葉と花束が送られました。文化庁からの支援により実現した今年の芸術家派遣事業。魅力的な授業を計画くださった山口ミュージックアカデミーの棟久先生をはじめ、日本いや世界からも本校に足を運んでくださったプロの演奏家の皆様に心から感謝申し上げます。また、税金の一部が有効活用され、子どもたちの豊かな学びを実現していただけたことにも心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。