Roubik2002

Roubik DW

Tropical agriculture: The value of bees to the coffee harvest

Nature: 417:708(2002 Jun)

アフリカミツバチがアラビカ種の受粉に関与していることを示唆した論文.

コーヒーノキのうちアラビカ種のみは自家受粉可能(他は自家不稔で風媒と言われている)であり虫媒による結実の影響はないとこれまで考えられていたが、パナマへのアフリカミツバチの移入と収量増加の関係に着目して統計調査を行い相関関係があると報告.

近年一部の産地で見られる収量低下と、花粉媒介生物の生育環境破壊の関係を著者は示唆している.

植物学:統計:栽培方法改善に繋がる知見(重要度★★★)