年次大会・セミナー

2023(令和5)年度秋のセミナー

日本酒の原料米を知る ー歴史・育種・生産と流通ー

日本酒には酒造好適米のほか、食用米の品種も多く使用されていますが、原料米の流通については関係者以外にあまり知られていないようです。さらにコロナ禍によって酒造好適米の需給バランスが大きく崩れる問題もありました。原料米の酒造適性については明治時代から認識されていたとのことで、以来、研究が続けられています。育種や栽培面では、地域ブランドの育成のため県独自の酒米品種の育種に取り組まれたり、温暖化への対応に迫られたりしています。今回は、原料米を多面的に知るセミナーを企画しました。

◆ 日時 2023(令和5)年11月25日(土)14時00分〜16時10分

◆ 開催方法 Zoomによるオンライン開催


※会員のみ参加可能です。ご入会については、入会案内をご覧ください。 

ご参加希望の方は、11月20日(月)までに入会申込の手続きをお済ませください。

【プログラム】

1)「酒米および酒米研究の歴史」

若井 芳則 氏(黄桜株式会社) 

2)「酒米の育種と科学」

池上 勝 (兵庫県立農林水産技術総合センター酒米試験地)

3)「原料米の生産・流通」

宮本 政宏 氏(全国農業協同組合連合会広島県本部) 

  

 ※ 各30分の講演(質疑5分を含む)の後、総合討論30分を予定しています。