第1章→標識的名称→第4章 プロローグ、二十四人の長老
全部まとめた Pdf はこちら
コラム:標識的名称
ヨハネの黙示録の中には、同一の人物、人々、霊などが異なる標識的名称で表現されています。標識的名称は名前であったり数値であったりします。各標識的名称の間の同一関係を把握する事によって、黙示の内容が明らかになっていきます。ヨハネの黙示録はダニエル書と非常に密接に関連しあっているため、これらを合わせて理解することが欠かせません。そこで、ダニエル書も合わせると、主な標識的名称の同一関係は次のようになります。これらは、この註解の中で次第に明らかになっていきます。
イエス・キリスト=ほふられた小羊=ダビデの若枝である方=男子
聖徒たち=十四万四千人=数えきれないほどの大ぜいの群衆=聖なる都=新しいエルサレム=夫のために着飾った花嫁
イスラエル=太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっているひとりの女
サタン=悪魔=年を経たへび=大きな赤い龍=天から地に落ちてくる一つの星
海から上って来る獣=七つの頭と十の角と四つの翼を持つ獣=底知れぬ所の使=アバドン=アポルオン=小さな角=赤い獣=第八の獣=(終末の獣と呼ばれる人物)
大淫婦=大バビロン=赤い獣にのっているひとりの女=(偽キリスト教会)
四十二か月=千二百六十日=一年、二年、また、半年の間=ひと時と、ふた時と、半時の間=(三年半)
第1章→標識的名称→第4章 プロローグ、二十四人の長老